【DXドンオニタイジン特集】戦隊ロボ史上最強のサイズ、プロポーション、可動で新時代を切り開く! 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の合体トイ「DXドンオニタイジン」最速レビュー!

現在絶賛放送中の特撮ドラマ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。東映が誇る「スーパー戦隊シリーズ」第46作として鳴り物入りでスタートした本作は、毎回、これまでの「スーパー戦隊シリーズ」のお決まりを華麗にスルーし続け、視聴者の目をくぎ付けにし続けている。

そんな「ドンブラザーズ」だが、先日放送の第12幕にてついに合体ロボット「ドンオニタイジン」が登場した。「スーパー戦隊シリーズ」としては、かなり遅めのロボット出陣となったが、今まで待たされた分そのカッコよさは特筆もの!

もっと、もっと活躍を観たい! そんな視聴者の思いに応えるように2022年5月28日、バンダイより合体トイ「DXドンオニタイジン」が発売された。5月初めの情報公開より、「カッコよすぎる!」「早く触りたい!」と話題騒然の最新トイを、アキバ総研もゲット! さっそくレビューしてみたぞ。

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というわけで、まずは箱からチェック!

「DXドンゼンカイオー」に続いて、力強いタッチ描かれたイラストが印刷されたパッケージ。椅子にどっかと座って正面を見据える姿は、まさに武将! 初登場シーンもこのかっこうでしたね。

箱側面には、合体形態の巨大ぶりを猛烈アピール!

背面にはバラメカ形態と合体形態、およびアクションポーズを掲載。そしてこちらでもデカさアピール! これは期待せざるを得ない!

各ロボタロウをチェック!

それでは開封~!

分離形態の「ロボタロウ」です。「ロボタロウ」は、ロボタロウギアの力で「アバタロウ」からアバターチェンジしたドンブラザーズたちなのである。つまり、戦隊メンバーがそのままロボットに変身し、合体するのだ。

この形態でもかなりボリュームがあり、特にセンターのドンロボタロウの大きさには圧倒されてしまう。

「チェンジヒーローズ ドンモモタロウアルター」と比較すると、こんな感じ。ある意味、設定に近いサイズ感と言えるかも!?

では、各ロボタロウをチェックしてみよう。

●ドンロボタロウ

ドンモモタロウがロボタロウ化した姿。つま先が細まっている、やや特異な体型だが、全体的にヒロイックな印象。

全方位から眺めても抜かりのない仕上がり。どこから見てもカッコいい。

顔は、ドンモモタロウ同様にサングラスとちょんまげがあしらわれている。

首の可動も優秀で、左右の回転だけでなく顎の上げ下げも可能。


脚は付け根部分がロール可動。

さらに膝が90°ほど可動。

なんと膝立ちまでできてしまう!

おまけに、なんと腰までロール軸が! どこまで動くんだ、このロボタロウ! これらの可動部は、合体形態でも大活躍することに。

■サルブラザーロボタロウ

続いて、お供たちの紹介!

まずはサルブラザーロボタロウから。サルブラザーがロボタロウ化した姿だ。

猿のナックルウォーキングを再現した体型となっている。

拳はボールジョイントで、かなり自由に動かすことが可能。

指の開閉もできてしまう!


合体に関係するギミックの都合上、この形態で動かせる腕は右のみ。脚は両方とも動かすことができる。

■オニシスターロボタロウ

紅一点・オニシスターのロボタロウ形態「オニシスターロボタロウ」。

ほぼ設定どおりのナイスプロポーション!

首が左右にスイングする。

■イヌブラザーロボタロウ

犬だけど一匹狼的なイヌブラザーのロボタロウ形態。本当に四本足のワンちゃんになってしまった。


脚が前後に可動。

お座りポーズをとらせることもできる。

犬猿の仲……? いやいや、実はとっても仲良し!

というわけで、お手! みたいなお遊び。

■キジブラザーロボタロウ

最後に紹介するのは、キジブラザーのロボタロウ形態。

鳥のような脚長体型から、本当に鳥形態になってしまった。

最大の特徴は、ピンクのクリアパーツ。内部のメカニック部分が透けて見えるのが、かなりいい感じ。シンプルなフォルムの中に、複雑なディテールがキラリと光る。

合体!

5体のロボタロウが勢ぞろいしたということで、続いて合体に挑戦!

オニシスターロボタロウから変形!

気をつけ!のポーズから……


脚を折り曲げて、首を180°回転させて右脚形態に。

イヌブラザーロボタロウも変形!

チンチン的なポーズを取らせて……

後ろ足を格納して、左脚形態に!

キジブラザーロボタロウも変形!

尻尾を取り外し、分割!

本体も分割!

変形させて肩パーツに!

ヒンジパーツを折り曲げて、頭部の位置を移動させて完成!

そしてサルブラザーロボタロウ!

まず腹筋パーツを取り外し……

頭部を移動

ボディを左右に分割。脚を上に折り曲げて変形完了!

最後にドンロボタロウ!

背中から兜パーツを取り外し……

両腕を折りたたんで背中に移動

そして腹部を……

上に引き上げる

最後につま先を真っすぐ下に向けて合体準備は完了!

ここから合体開始!

まずは両脚から合体!

ドンロボタロウの左右肩部のアタッチメントに……

サルブラザーロボタロウをドッキング!

そして、サルブラザーロボタロウの左右アタッチメントに……

キジブラザーロボタロウをドッキング!

ここから、「DXオニタイジン」の見せ場!

腹部に、サルブラザーロボタロウの腹筋パーツをセット!

そして、上半身を下にグイっと押し込むと……

ジャキーン! 胸に桃のエンブレムが出現!

最後に、兜を頭部にセット!

上からグイっと押し込むと……

ジャキーン! サングラスが上に押し上がり、ご尊顔が露出! 劇中の変形シークエンスを再現する数々の合体ギミックに感動!

最後に背中に、キジンソードを差し込んで合体は完了だ。

DXドンオニタイジン出陣!

ついに日本一の巨大ロボット「ドンオニタイジン」が完成!

おおお……

おおおお……

おおおおお……どこから見ても、かっこいいしかない……!

従来の「箱っぽい」戦隊ロボのイメージを覆す、メリハリのついた体型が新鮮!

また、合体している5人のロボタロウたちの顔がすべて正面を向いているのもポイントだ。個人的には「天装戦隊ゴセイジャー」のロボット「ゴレイグレート」を連想してしまったが、聞けば、設計スタッフの岩谷心太さんは「ゴセイジャー」で、初めてスーパー戦隊玩具を手がけられたということで、もしかするとそこにルーツがあるのかな、と推察したり……。

改めて「チェンジヒーローズ ドンモモタロウアルター」と比較すると、こんな感じ。

大人と子供どころか、巨人と人間くらいの差がある

キジンソードを持たせるとこんな感じ

それでは「DXドンオニタイジン」の売りである、驚異の可動をチェック!

腕は、およそ90°曲げることが可能

横方向へは45°強上げることが可能

さらにキジ部分を跳ね上げると、肩から上に上げられるように。もちろん拳はサルブラザーロボタロウのものなので、回転、指の開閉もできちゃうぞ

この時点で、戦隊ロボトイの常識をくつがえしまくってる気が! これまでのトイだと、肩の可動と言えば前後スイング程度で、肘部分での可動はあればラッキー。そんな感じだったところ、かなりグリグリ可動。しかもクリックが内蔵されているので、保持力も問題なし!

続いて脚の可動をチェック!

膝部分が90°可動。

前後にもスイング可能。左右の脚が独立して動くほか、脚の付け根にロール軸あり

足首も可動。

前後左右に可動するので、ポージングにかかわらず足底を設置させることができる

頭部も可動!

上下のスイングのほか、左右に大きく振ることも可能

腰もロール!

このように、全身いたるところに可動部が設けられておりハイターゲット商品顔負けのアクションを実現しつつ、従来のキッズトイ同様に堅牢な仕上がりにもなっているとう、ハイブリッドなアイテムとなっている。

おまけに、全長36センチメートルの巨体に細かくディテールが刻まれており、立たせているだけでも十分に見映えがあるのは、本商品のポイントと言える。

では、いろいろなポーズを取らせてみよう!

いろんなポーズに挑戦!

全身の可動ギミックをいかして、アクションポーズを取らせてみよう!

全身の可動部がかなり効いてる気が! グッと踏ん張って、大見得を切るポーズが非常に似合っている。

もちろん素立ち気味なポーズでもかっこいい!

下からあおるアングルもバッチリ! 巨大感がよく表現されている

いやー、すばらしい!「DXドンオニタイジン」は飾ってよし、グリグリ動かして遊ぶもよしの、まさに令和最強の合体ロボットと言ってもいいんじゃないだろうか!

ところで、腰の後ろに未使用のアタッチメントを発見……! 今後の商品展開にも期待ですな。

というわけで、ここまで記事を読まれた皆さん。「これでお前とも縁ができたな!」ということで、ぜひゲットして「DXオニタイジン」が、いかにデラックスなのかを体験していただきたい!

【商品情報】

■DXドンオニタイジン

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に満を持して登場した巨大ロボット。ドンロボタロウを中心に、5体のロボタロウが合体する。スタイリッシュなデザイン、各関節の可動とチャレンジを満載したアイテムとなった。全高は約36cmと、サイズも巨大感にあふれている。武器としてキジンソードが付属。また、初回購入特典として、店頭で特製ロボタロウギアが配布される(特典配布はなくなり次第終了)。

・販売価格:9,350円(税込)

・2022年5月28日(土)発売予定

・発売元:バンダイ

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