コナミブース「スーパーボンバーマンR2」「黎の軌跡II」試遊レポート! 新規もシリーズのファンも楽しめる、進化したゲーム体験に注目!【東京ゲームショウ2022特集】
世界最大規模のゲーム見本市「東京ゲームショウ2022」が2022年9月15日から9月18日にかけて開催されている。
千葉県にある幕張メッセでは、2022年9月15日から18日にかけて「東京ゲームショウ2022」が開催されている。新型コロナウイルス感染症の拡大により会場がオンラインになって以来、3年ぶりの現地開催となった。大小さまざまなゲームメーカーが出展し、初日から賑わいを見せている。
本稿では、コナミブースで試遊できた「スーパーボンバーマンR2」、「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」のプレイレポートをお届けする。
スーパーボンバーマンR2
「スーパーボンバーマンR2」は、2017年に発売された「スーパーボンバーマンR」の続編。「シリーズ史上最大級のコンテンツボリューム」を掲げており、ひとりで楽しめるストーリーモードや生き残りをかけて戦う対戦モードに加え、本作から新たに「キャッスルモード」を追加。「キャッスルモード」では、自分たちが作ったステージを防衛するチームと、そのステージを攻略するチームに分かれバトルをくり広げる。
※公式のアナウンストレイラーより抜粋
今回試遊できたのは「ボンバーマン」ではおなじみの対戦モード。4人が参加するバトルロイヤルなので、さすがにひとりでは遊べない。現地スタッフの方、コンパニオンのお姉さん、筆者、私に同行してくれたアキバ総研ディレクターKの4人で試遊することとなった。
序盤はボムを配置して周囲のブロックを爆破しつつ、アイテムを取って自分を強化、やがてブロックが少なくなって行ける場所が増えてきたら、ほかのプレイヤーと戦うというのが「ボンバーマン」における対人戦の基本的な流れだ。
シリーズを重ねても、ルールや操作方法はほとんど変わらないのが「ボンバーマン」のいいところ。筆者はゲームキューブ版「ボンバーマン ジェッターズ」以来10年ぶりの「ボンバーマン」となるが、すんなり遊ぶことができた。
まずはブロックを壊してアイテムを集める。一度に置けるボム数を増やせる「ボムアップ」、ボム自体の爆破範囲を伸ばす「ファイアーアップ」、ボムを蹴る「ボムキック」などを手に入れ、どのプレイヤーを狙うか算段をつけていく。上で書いた通りの動きで序盤を進めていった。
※公式のアナウンストレイラーより抜粋
だがほかの対戦相手の3人もなかなかのプレイヤーだった。まずKが初戦を制したのを皮切りに、スタッフさん、コンパニオンのお姉さんという順で勝っていく。筆者はというと、4戦目でステージの右上にいたお姉さんにボムを蹴り込みまくることで退路を塞ぎ、爆破。どうにか勝ち星をあげることができた。
全員一勝ずつという状態で迎えた最終戦。終盤はコンパニオンのお姉さんと筆者の一騎討ちになったが、お姉さんが設置した爆弾の攻撃範囲を見誤った筆者が、不用意に近づいてしまい自滅。2勝したお姉さんの優勝となった。
ビジネスデーということもあり、ある程度は接待プレイしてもらえるかと思いきや、いざ対戦が始まると予想外の接戦で白熱した勝負が楽しめた。ひとりずつ順番に勝ったのはある意味ドラマチックではあったが、そこは真剣勝負の結果だったのではないだろうか。
【ゲーム情報】
■スーパーボンバーマンR2
・メーカー:コナミ
・対応機種:PlayStation5, PlayStation4, Xbox Series X|S, Xbox One、Steam, Nintendo Switch
・発売日:2023年予定
・価格:未定
・ジャンル:アクション
・プレー人数:1~64人
・CERO :A区分(全年齢対象)
英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-
「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」は、「英雄伝説 空の軌跡FC」以来続く「軌跡」シリーズの最新作であり、前作「英雄伝説 黎の軌跡」の続編。「アルマータ」と呼ばれるテロ組織の脅威が去ったカルバード共和国を舞台に、主人公、ヴァン・アークライドの新たな冒険が描かれる。
用意された試遊版では、本編にも実装されているダンジョン「お伽の庭城(メルヒェンガルテン)」で、2つのチームをうちどちらかを選んで自由にバトルすることができた。
チームAは、「創の軌跡」で初登場したスウィンとナーディアのコンビが、チームBはアニエスとレンがそれぞれメインのパーティーとなっている。「空の軌跡」から本シリーズに入った筆者として、レンは個人的に懐かしいキャラクターなので、今回はチームBを選んだ。
「黎の軌跡」からの新要素として、バトルではアクション式の「フィールドバトル」とターン制の「コマンドバトル」を自由に選ぶことができる点があげられる。
まずフィールドバトルから始め、途中でコマンドバトルに変えるという変則的なパターンも可能だ。
フィールドバトルでは物理攻撃とアーツ攻撃が使える。アクション制なので行動順にとらわれない自由な行動ができ、テンポも軽快なのでコマンドバトルとはまったく違う戦闘が味わえた。本作から導入された「クロスチャージ」により、敵の攻撃を回避したあとに△ボタンを押すと、パーティーメンバーを切り換えると同時にチャージアタックで追撃ができるようにもなっている。
一方のコマンドバトルでは、キャラクターの行動順に通常攻撃やアーツ、クラフト技といったアクションを選択していく、戦略性の高いプレイが楽しめる。
画面左下に表示されている「Sブースト」を使った状態で敵をスタンさせると、「EXチェイン」という協力技が発動。周囲の敵を巻き込んで大ダメージを与えることができる。仲間同士の連携が重視されており、システムを活用してコンボを生み出した際の達成感は格別だった。
試遊版の舞台「メルヒェンガルテン」はいくつかのエリアに分かれており、提示されたミッションをこなして先に進んでいくと、最奥で待ち構えている強敵と戦えるとのこと。とはいえ、今回はフィールドバトルとコマンドバトルを楽しんでいるうちにプレイ時間が終わってしまい、最後まで到達することはできなかった。
公式サイトによれば、メルヒェンガルテは本編を進めている最中にいつでも行き来できる場所らしい。やり込み要素としてはもちろん、強敵との戦いで詰まったプレイヤーが、レベルを上げるために使う救済措置としての側面もありそうだ。
【ゲーム情報】
■英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-
対応機種:PS5/PS4
発売日:2022/9/29
ジャンル:ストーリーRPG
価格:通常版:8,580円(税込)、Limited Edition:11,000円(税込)、ダウンロード通常版:8,250円(税込)、ダウンロードデジタルデラックス版:11,000円(税込)
メーカー:日本ファルコム
©2022 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
©2022 Konami Digital Entertainment
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