【編集部レビュー】「ガシャッ」とカプセルが飛び出す本格派! 「小学8年生」12・1月号付録のバンダイ初代カプセルトイ自販機「BVM100」のペーパークラフトを作ってみた!

ハイクオリティなペーパークラフト付録でたびたび話題となる「小学8年生」(小学館)。今回の付録は、バンダイの初代カプセルトイ自販機「BVM100」のペーパークラフトだ!

今年は、誕生45周年というメモリアルイヤーということもあり、さまざまなキャンペーンなどが行われているバンダイのカプセルトイブランド「ガシャポン」。その一環として、1977年、同社がカプセルトイ市場に参入した際に投入された自販機「BVM100」が、小学館から刊行されている雑誌「小学8年生」の付録として、ペーパークラフトになりました。

発売当時のことを覚えているアキバ総研読者の方も少なくはないのではないのでしょうか?

というわけで、今回、アキバ総研も発売中の「小学8年生」12・1月号をゲット! 「BVM100」ペーパークラフト製作に挑戦してみました

組み立ては簡単! 仕上がりは本格的!

こちらが「小学8年生」12・1月号の表紙。デカデカとペーパークラフトの写真が掲載されています。今号には、そのほかにバンダイの「ガシャポン」の歴史を追いかけることのできるすごろくもついてきます。実はこのペーパークラフトとすごろくは連動させて遊ぶこともできるのですが、ひとまずペーパークラフト「BVM100」を組み立ててみましょう!

こちらが組み立てることで筐体になる台紙です。2つ折りになっているので、製作時は切り離したほうが作業しやすいと思います。

そしてこちらがカプセルと、筐体の中身を覗くことができる透明プラシート。カプセルは、ちゃんと中身に物を入れられる本格的な作りです。

それではさっそく組み立てていきます!

というわけで、いきなり完成―! 大人が作ると30分くらいで完成します。

組み立てはほぼ紙パーツの折り曲げと差し込みで構成されており、一部セロハンテープでの固定があるくらい。実にエコ! 実に作りやすい!

小学校低学年くらいのお子さんだと、お父さん、お母さんと一緒に作ったほうがよいかもしれませんが、小学校中学年以上ならおそらく子供だけで組み立てることができるくらいの難易度だと思います。

正面はこんな感じ。

後ろから見るとこんな感じ。思った以上にしっかりした作りになっていてびっくりです。

「小学8年生」本誌からロゴシートを切り取って、透明パーツに差し込みました。

このロゴシート部分は、自作してオリジナルガシャポン台紙を差し込んでもいいかもしれませんね。

カプセルを入れる時は、こんな感じで上ぶたを取り外します。

紙パーツのみで構成されているものの、ギミック自体は本物のカプセルトイ自販機とほとんど同じです。

ハンドル部分。もちろんちゃんと回転します。

カプセルの排出部。

ハンドルを時計回りに回転させると……

カプセルが「ガシャ!」「ポン!」と出てきます。

紙パーツのみのギミックなのに「ガシャッ」というガシャポンならではの音まで再現されているのに注目! 驚きの再現度です。

いろんなものを入れられるカプセル


自販機の中に入れるカプセルを見てみましょう。

カプセルは赤、青、黄の3色。本物の自販機に入っているカプセルと同じように、しっかりした作りになっています。

中には、「小学8年生」本誌から切り離したカードを入れることができます。

冒頭で触れた通り、「小学8年生」12・1月号には、ガシャポンすごろくがついてくるのですが、そこで使用するサイコロとして数字カードを使うのをはじめ、占い遊びやじゃんけんゲームなど、いろいろな遊び方ができるようになっています。

もちろん自前のアイテムを入れることも可能。

お好きなアイテムをカプセルに入れて、オリジナルガシャポンを作ってみてはいかがでしょうか?

今回も雑誌付録とは思えないほど本格的な作りのペーパークラフト「BVM100」でした!

組み立てながら、「へー。カプセルトイ自販機ってこんな仕組みになっているんだ」と新たな発見もあり、以前以上にガシャポンに興味がわいてきました。子供はもちろん、大人が作っても非常に楽しい付録だと思います!

というわけで、ペーパークラフト「BVM100」が付録についてくる「小学8年生」12・1月号をぜひゲットして、老若男女問わず楽しんでください!

【雑誌情報】

■「小学8年生」2022年 12・1月号

・発売中

・価格:1,300円(税込)

・出版社:小学館

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