2023年春アニメ「異世界はスマートフォンとともに。2」放送開始記念企画! 万能スマホ片手に異世界で美少女たちと過ごした第1期をサクッと振り返り![PR企画]
人生をやり直したいと思ったことは誰しもがあるだろう。「俺の人生、こんなはずじゃなかった」「本気出せば俺はすごいんだ」とか、私も常日ごろから思っている。そんな悶々とした気持ちに応えて希望をもたらすジャンルが「異世界モノ」だ。
いまや「異世界モノ」は世にあふれまくっていて、めちゃ強くなって無双するだけでなく、現世での知識も使いながら薬局を開いたり、蜘蛛になったりと、手を変え品を変え、さまざまなアプローチで私たちを楽しませてくれている。
そんな「異世界モノ」において、スマホという現代人なら誰もが手にするガジェットひとつで異世界を渡り歩くという、とりわけ親しみやすい設定で話題を呼んだ「異世界はスマートフォンとともに。」の第2期が2023年4月からスタート決定した!
そこで第2期放送開始に向けて、改めて第1期を各話ごとに振り返ってみたいと思う。
現代の万能アイテム「スマホ」とともに振り返る第1期
一体どんな境遇の主人公が転生するのか。転生した先では、どんなギミックが用意されているのか。はたまた主人公は、どんな存在に転生するのか……など、「異世界モノ」がさまざまなアイデアで楽しませてくれるジャンルだとしたら「異世界はスマートフォンとともに。」は、どんな作品なのだろうか。
タイトルになっている“スマートフォン”が異世界で活躍しまくるのだろうか。いや、確かにスマホは現代人には欠かせないガジェットだが、そもそも異世界には電波や電源はない(はず)。だったら一体どうするのか?と思ったら、神様が何とかしてしまうという衝撃展開。魔力で電池も充電できるし、地図も異世界用にアップデート。しかももとの世界のサイトにもアクセスできるって、ホントに神様って偉大! 全能! 便利。
今やすっかりスマホが当たり前の、この現世。ちょっと前は住所を入力しただけでは目的地に到達するなんて至難の業だったはずなのに、今ではスマホが細かなルートを提示して案内してくれる。考えてみたら、スマホこそ全能……ひょっとしたら現代の神なのかもしれない。
で、結論から言ってしまうと「異世界はスマートフォンとともに。」はスマホの素晴らしさを語り、その全能感を示す作品ではない。確かにスマホは活躍するが、本作の魅力をひと言で言ってしまえば「最強のハーレムアニメ」である。
女の子たちがとにかくかわいい! その子たちが、何の疑いもなくちやほやしてくれる!ということで、ここからはそんな「異世界はスマートフォンとともに。」を第1話から、タイトルにも冠されているスマホの活躍にも注目しながら語っていきたい。
第1話 目覚め、そして異世界。
第1話は、神様の手違いで死んでしまった主人公・望月冬夜(CV.福原かつみ)が異世界で生き返らせてもらい、もう一度人生をやり直すというエピソードから幕を開ける。罪滅ぼしに望みをひとつかなえてやると言われて、スマホを持っていきたいと伝える冬夜。ちなみに冬夜の能力もすべて神様によって底上げされているので、簡単には死なない体になっている。というか、控えめに言って最強になる。
そして異世界モノと言えば必ずと言っていいほどあるイベント、チンピラにからまれていたヒロインとの遭遇が発生する。双子の女の子、エルゼ・シルエスカ(CV.内田真礼)、リンゼ・シルエスカ(CV.福緒唯)をサクッと助けて仲良くなり、パーティーを組んでギルドでの依頼をこなしていく。しかも、2人に魔法を教えてもらうと、冬夜はすべての属性を使いこなせるものすごい魔法の才能があることが判明する。うーん、やはり最強。
第2話 初旅、そしてサムライ。
第2話は、冬夜が無属性魔法という固有魔法を、効果さえわかれば全て発動できるというチート能力を持っていることが判明したエピソード。
まずは東方の国イーシェンのオエドから来たサムライ娘・九重八重(CV.赤﨑千夏)を手助けし、一緒に旅をすることに。道中、盗賊に襲われていた王族のスゥシィ・エルネア・オルトリンデ公爵令嬢(CV.山下七海)を助け、そのまま王都までの護衛を頼まれる。ここで王族との関わりができた冬夜は、さらにスゥの母で失明をしたエレンの目を無属性魔法「リカバリー」で治すなど、その強力過ぎる力を用いて人助けをしていく。いつしか八重も修行のためと仲間になり、4人での旅が続く。冬夜、パーフェクトヒューマンである。
第3話 将棋盤、そして地下遺跡。
第3話でも、人助けをしていく冬夜。姉とはぐれてしまった少女アルマ(CV.井上ほの花)を、スマホの地図機能を使って、姉オリガ(CV.井上喜久子)の元へ案内する(※親子共演としても話題になった!)。現実世界でマップアプリほど役立つものはないし、それと魔法をかけ合わせて、大活躍してしまうのが本作ならでは、である。
今回もギルドの依頼をこなしていく冬夜たち。依頼ついでに地下遺跡も発見するも、そこで水晶の魔物を目覚めさせてしまう。魔力を吸収してしまう強力な敵と対峙する冬夜たちだが、無属性魔法を駆使して撃退に成功する。
ちなみに壊れてしまった遺跡にあった文字は、スマホのカメラ機能でばっちり記録に残す冬夜。カメラ機能は異世界でも活躍。今回はスマホの機能が、いかんなく発揮されるエピソードとなった。
第4話 婚約、そして押し掛け。
第4話では、仲良くなった王家の継承争いに巻き込まれる冬夜たち。国王が毒を漏られて瀕死となっていたところ、冬夜が属性魔法「リカバリー」であっさり治療。そして国王を狙った真犯人も見つけ出し、簡単に事件を解決してしまう。
それが王女ユミナ(CV.高野麻里佳/スゥシィの従兄弟にあたる)のハートを射止めてしまい、突然婚約をすることに。ここに来て強力なヒロインの登場だ!
ちなみにユミナは「看破の魔眼」の持ち主で人の本質を見抜く力があり、召喚魔法も使えるという有能な女の子。彼女が冬夜に召喚魔法を教えたら、いきなり神獣を召喚・契約をしてしまうのだから本当に規格外の主人公だ。
また、今回より神獣・琥珀(CV.甲斐田ゆき)が小型化したマスコット的存在になる。
かわいい女の子4人を従えることになった冬夜。すっかりハーレムアニメの道を突っ走ることになる。
第5話 スライムキャッスル、そして新機能。
第5話は、女子たちが嫌がるスライム退治へ。スライムと言えば服が溶けるという、昭和の時代から伝わる定番イベントを密かに楽しみにしてしまう冬夜。そして、実際に服を溶かされる女の子たちという、男のロマンが詰まった(?)Aパートは必見。
そして迷子の女の子の母親を、スマホの地図機能と無属性魔法「サーチ」をかけ合わせて探索することになるのだが、表示されるマップ上であれば人を検索できるという機能がここで判明。ますますチート感が漂ってくる。
Bパートは魔法の修行をするリンゼと、かわいい服を着て照れるエルザをひたすら愛でるエピソードが展開する。
第6話 引っ越し、そしてドラゴン。
爵位の代わりに大きな屋敷を与えられた冬夜は、ヒロインたちと一緒に暮らすことに。
「4人とも同じくらい好きだし、家族みたいに思っているよ。だから(一緒に住むのは)何の問題も」と発言し、天然たらしっぷりをひたすら発揮し続ける冬夜。このあたりになると、本作は「異世界で何かを成し遂げる物語」なのではなく、「異世界ライフをただただ満喫する物語」なのだとわかってくるはずだ。
冬夜はスゥシィの父オルトリンデ公爵の頼みで、ミスミド王国へ行くことになる。途中で盗賊に襲われるのだが、スマホで人の位置情報をキャッチし、スマホ越しに敵をやっつけるという離れ業を披露。スマホ、万能すぎるだろう。
さらに道中、異世界の王道モンスター・ドラゴンと対決することになるのだが、冬夜の力であっさり討伐する。
この辺になると、ヒロイン4人も冬夜の天然たらしぶりを楽しむようになってきて、じゃんけんで誰が疲れた冬夜に膝枕をするかを決めたりし始めていた。いろんな意味でターニングポイントとなった感のある第6章である。
第7話 獣人の国、そして監視者。
今日も今日とて異世界で無双し続ける冬夜とその仲間たちが、獣人の国ミスミドの王都ベルジュに到着、国王ジャムカに謁見する。その宮殿で、自称612歳の妖精族の長リーン(CV.上坂すみれ)に出会う。
そこで無機物を動かせるという無属性魔法「プログラム」を見せつけられた冬夜は、それもあっさりコピー。その無属性魔法とスマホで得た知識を駆使して銃を作り出し、もはやだれも手が付けられない状態になっていく。究極の便利グッズであるスマホと無属性魔法とかけ合わせてすごいことをしているのだが、画的には手元で全て解決してしまうので、どうにも地味というのが最高に面白い。
第8話 日々の暮らし、そしてイーシェンへ。
ミスミドへ行ったのは、無属性魔法「ゲート」(一度行ったところには移動できるという魔法)を発動できるようにするため。なので、旅の帰りは「ゲート」を使ってあっさり帰国してしまう一行。
帰宅後、再び屋敷での平和な生活が始まる。ベルファスト王国の王都でスリをしていた孤児の女の子を助けメイドとして雇ったり、オリガとリオン(CV.斉藤壮馬)の恋路の手助けをしたり……。そんな中、以前倒した水晶の魔物について聞きたいことがあるとリーンが訪れてくる。ミスミドの村を襲った怪物が水晶の魔物に似ていて、その正体が水晶生命体フレイズだという。
無属性魔法「ゲート」と、人の心を読み取れる無属性魔法「リコール」を使えば、他人が行ったことがある場所でも飛べるようになる、とリーンから教わった冬夜は、今度は古代遺跡を調べるため、八重の故郷・神国イーシェンへとおもむく。もちろん瞬時に。
無属性魔法……万能すぎる。
第9話 オエド、そして不死の宝玉。
第9話の舞台は和風の城下町、徳川家泰領地のオエド。どこからどこまで日本にそっくりの世界である。
八重の父と兄は、家泰とともに武田勢との合戦場へと向かったと聞く一行。戦況は劣勢ということで、とりあえず助けに行くことになる。それにしても、自分の関わった人を深く考えることもなく片っぱしからとてつもない力で助けていく冬夜が、あまりにも清々しい。古代文明の強力な魔法道具アーティファクトの力「不死の宝玉」を使い、武田兵に死の力を与え、死んだ武田信玄をも操っていた黒幕は山本完助だった。
だがこれも、冬夜があっさり撃退。アーティファクトも抜き出して破壊してしまう。もはやバトル展開ですらオマケ扱い!
第10話 海、そしてバカンス。
第10話では遺跡があるという海へ! 遺跡に行くのかと思いきや、みんな水着に着替えて、イーシェンでのバカンスを満喫するというまさかの展開!
「ゲート」を使ってみんなを集め、総勢10人以上の美女の水着が楽しめるという最強の水着回だった。
そんな中でも冬夜は海底の古代遺跡を探索する。今回は琥珀と、リーンが「プログラム」で動かしているぬいぐるみポーラとのマスコット対決が見どころ(どちらがかわいいかを競う)。さらに海に潜るため、召喚獣・黒曜&珊瑚(CV.二又一成&松井菜桜子)と契約。こちらも琥珀のようにマスコット化して、さらに戦いは混沌した状況に……。
黒曜&珊瑚の力を使い海底遺跡へたどり着いた冬夜。その遺跡にあった転送陣に立つと、バビロンの空中庭園に飛ばされてしまう。そこで今度は管理人・フランシェスカ(CV.大久保瑠美)と出会うのだが、なぜか下を履いてない(ぱんつは履いてます)女の子だった。
第11話 ぱんつ、そして空中庭園。
空中庭園で出会ったフランシェスカに適合者と認められ、庭園を譲渡された冬夜。これまた唐突な展開だ!
しかも能力で譲渡対象に選ばれたのではなく、ぱんつ丸出し姿のフランシェスカにスカートを履かせたから認められた……って一体どういう理屈だ。
リーンいわく、バビロン空中庭園はさまざまな魔法や「アーティファクト」を生み出した古代の超文明・パルテノの遺産だという。ここでフランシェスカの誤解を生む発言に嫁騒動が再び勃発。いよいよユミナ以外のメンバーが、「誰が嫁なのか」立場をはっきりさせることに……。
ユミナは、最初からみんなで冬夜のお嫁さんになろうと提案していたのだが、それをまだ受け止めきれていなかった3人。だが、空中庭園の管理者として、その遺伝子を摂取するためフランシェスカにキスをされてしまう冬夜を見て、いよいよ決意を固める。最初に動いたのはおとなしいリンゼ。大胆に冬夜に告白をし、キスをする。
第12話 決断、そしてスマートフォンとともに。
いよいよ第1期最終話である。物語のクライマックスは、何か強大な敵と対峙したり、世界を救ったりすることではなかった。ヒロインたちが冬夜への気持ちを確認し、そして婚約するというものだった!
最初の婚約者のユミナともキスする冬夜。そこからリンゼが2人目の婚約者になると、続いてエルザと八重が冬夜に決闘を挑み、それに勝ったことでお嫁さんにしてほしいとお願いする。
これまで流されるまま、婚約すらも受け入れてきた冬夜だが、まだ結婚はできないが、みんなの人生を背負えるようになったら結婚すると4人に宣言。ちなみに、原作のネタバレを少ししてしまうと、最終的に奥方は9人になるのだそうだ……(※この世界は一夫多妻制が認められてます)。
神様の手違いにより、異世界で第2の人生を送ることになった冬夜が、次々と女の子に出会い、みんなと婚約していくという物語だった「異世界はスマートフォンとともに。」……。「スマートフォン」とタイトルに出ているわりに、スマホの活躍が結構地味じゃん!とか、OPに思わせぶりに出てきたエンデ(CV.内田雄馬)の登場が12話Cパートだけだったり、ツッコミどころは満載だったが、本作はそれすらもワイワイとツッコミ……もとい楽しみながら観るアニメなのである。
さて、2023年4月より放送が控えている第2期だが、そちらも問答無用でお嫁さんが増えていく展開になるだろうことは想像に難くない。最後の最後に奥方が9人になると聞いているし、何より第2期のキービジュアルにしっかり9人の女の子がいるし。
次はどんなかわいい子が出てくるのか。ルーシア・レア・レグルス(CV.高木美佑)、ヒルデガルド・ミナス・レスティア(CV.芹澤 優)、桜(CV.久保田未夢)と、公式サイトではすでにキャラクター紹介が出ているので、彼女たちがどんなきっかけで冬夜に惚れていくのか。早くも異世界ハーレムラブコメアニメ「異世界はスマートフォンとともに。2」の放送が楽しみになってきたぞ。
なんと言っても、第1期は何度も出てくるアイキャッチがかわいかったので、第2期もそこは楽しみにしたい。
(文/塚越淳一)
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