eスポーツタイトル16選! eスポーツの有名タイトルのジャンル・賞金・大会をご紹介!

ビデオゲームを競技として楽しむ「eスポーツ」。2010年代から認知され始め、2018年には「eスポーツ」が新語流行語大賞を受賞、同年は日本でのeスポーツ元年と言われ、年々その知名度を上げている。2024年にはオリンピックの正式種目になるのではないかとも予想されている。では、実際にeスポーツとはどのようなスポーツなのか? どのようなゲームがeスポーツとなるのだろうか。今回はそちらを解説しつつ、eスポーツで人気のジャンルや、各ゲームの有名大会などをご紹介! これを見て、あなたもeスポーツのことをもっと理解してみよう!※2023年1月時点

目次
eスポーツとはどんなスポーツ?
eスポーツの人口は?
eスポーツの競技運営団体・リーグ
eスポーツタイトルの条件とは
eスポーツに選ばれている主なゲームジャンル
eスポーツのプロになる方法
日本・世界で活躍する有名選手たち!
ジャンル別eスポーツタイトルをご紹介!

eスポーツの競技運営団体・リーグ


2022年現在、日本国内にはいくつかのeスポーツ団体・リーグが存在しており、それぞれ大会やイベントを開催するほか、公益事業、教育などさまざまな形でeスポーツ業界を盛り上げている。
代表的な団体を紹介しよう。

日本eスポーツ連合(JeSU)

日本におけるeスポーツの振興を通し、社会・経済の発展に寄与する団体。会員には、大手ゲーム会社を中心に、テレビ局や、その他さまざまな企業が参加している。「ストリートファイターV チャンピオンエディション」、「ぷよぷよ」、「TEPPEN」などのゲーム会社公式大会をはじめとしたイベント運営や、eスポーツ選手の育成および競技人口の拡大を目指す活動を行なっている。

日本esports促進協会

海外で長年培ってきたeスポーツの人材育成の教育ノウハウを生かし、国内のeスポーツをけん引していくと同時に、海外のeスポーツ団体と日本とのルートをつなぐことを目的とした団体。

アジア最大級のオフラインイベント「China Joy」にて開催されるeスポーツ大会「CHINAJOY CUP」の日本公式窓口を務めるほか、国際的なプロチームクラブの活動促進や、世界各国のクラブチームとの連携・教育・活動支援を行なっている。

日本野球機構 (NPB)

プロ野球を統括する「日本野球機構」のeスポーツ部門。野球だけにとどまらないスポーツ文化全体の発展を目指し、幅広い方々に安心して楽しんでもらえるよう、プロ野球12球団と協力し、「NBA eスポーツシリーズ」を主催している。


選抜タイトルとして、「実況パワフルプロ野球」、「プロ野球スピリッツ」、「スプラトゥーン」があり、プロ野球12球団がプロゲーマーをドラフトし、実際のプロ野球のように「セ・リーグ」、「パ・リーグ」にてペナントレースが行なわれるという、独自のプログラムを採用している。

全国高等学校eスポーツ連盟 (JHSEF)

eスポーツの教育的価値を啓発し、eスポーツを通して高校生の成長に寄与することを目的とした団体。主な活動内容として、eスポーツ部の発足・活動支援や、選手権大会及び地方大会などの開催を行なっている。


主催大会として「全国高校eスポーツ選手権」があり、選抜タイトルは「ロケットリーグ」、「リーグ・オブ・レジェンド」、「フォートナイト」の3タイトル。今まで5,000人以上の高校生が大会に参加している。

NTTe-Sports

日本の電気通信会社「NTT」のグループ会社で、eスポーツを活用した地域の活性化事業を行っており、他団体よりも、より地域に密接した活動を行っている。


国内最大級のアーケードゲーム大会「闘神祭」の主催・運営や、カプコンが主催する「CAPCOM Pro Tour」日本大会のオーガナイザーを務めるほか、日本各地でeスポーツを活用した教育・介護活動を行なっており、そのひとつにeスポーツ専門校「eスポーツ高等学院」の設立・運営支援などがある。


全日本青少年eスポーツ協会/Gameic

日本のeスポーツ活動を、若い世代から盛り上げていき、国内での新たなエンターテインメントや、雇用、機会の創出を目的に作られた団体。


コミュニティ大会の開催から、収益化までをまとめて行なうことができるサービス「EventPark」を提供しており、プラットフォームを通じたコミュニティの発展や、チャリティー大会の主催・後援を通してeスポーツの素晴らしさを発信している。


JeSU公認条件の場合

  • 1,ゲーム内容に競技性が含まれること(競技性)
  • 2,ゲームとして 3か月以上の運営・販売実績があること(稼働実績)
  • 3,今後も e スポーツとして大会を運営する予定があること(大会の継続)
  • 4,e スポーツとしての大会の興行性が認められること(興行性)

となっており、定められた法令を遵守したうえで、上記の条件を満たしていれば、JeSUの公認ゲームとして、国内にて大きな大会を行うことが認められる。


JeSU以外の団体・リーグについても、団体ごとに競技タイトルや賞金、参加条件などが異なる。また、企業が主催するリーグ・大会も存在する。詳しくは各団体のサイトでご確認いただきたい。

eスポーツに選ばれている主なゲームジャンル


現在、eスポーツの種目として主に遊ばれているゲームジャンルを紹介しよう。

MOBA

「マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ」の頭文字を取った略称。2つのチームに分かれて能力を持った固有のキャラクターを操作し、敵の拠点を破壊するゲームジャンルだ。序盤は個人で敵を倒しお金や経験値を集め、装備品を購入することで自身を強化。後半は、チームプレイが主体となり、相手チームと激しくぶつかり合うのが主なゲームの流れとなる。終盤に起こる集団戦は大会での一番の盛り上がりどころとなっている。

FPS

「ファーストパーソン・シューティングゲーム」の略称。操作キャラクターの本人視点で展開されるシューティングゲーム。ゲームの内容はさまざまで、戦闘を極限までリアルに再現したものや、スポーティーな動きで展開するものなど、さまざまなバリエーションが存在する。近年はよりチームプレイに重点を置いた作品が人気で、チーム内の連携プレイが大会の主な見どころとなっている。

バトルロイヤルゲーム

50~100人ほどの大人数でスタートし、最後まで生き残った勝者ひとりを決めるタイプのゲームの総称。通称「バトロワ」。2017年ごろから急激に流行り出し、今や大人気ゲームジャンルのひとつとなっている。FPSスタイル、TPSスタイル(三人称視点のシューティングゲーム)のゲームが多く、また基本無料で遊べるタイトルが多いので、お手軽にシューティングゲームを始めたい人にはおすすめ。大会では、敵を倒すだけでなく、長く生き残ることもポイントとなる。時間経過とともに少しずつ人数が減る通常のプレイと違い、ゲームの終盤に残った各チームが一気に戦いを始めるので、会場は大盛り上がりだ!

対戦型格闘ゲーム

「ストリートファイター」「鉄拳」などを代表とする1対1で戦うアクションゲーム。ゲームジャンルとしての歴史が長いだけあって、複雑な操作と大量コマンドで初心者には難しいと言われがちだが、近年は初心者でも遊びやすくシステムが調整されたものや、手軽に遊べる新規タイトルなどが出ているのも特徴。世界で活躍する日本人プレイヤーが多く輩出されていることでも知られている。

RTS

ストラテジー(戦略ゲーム)のジャンルのひとつで、「リアルタイムストラテジー」の略称。ターンで戦況が変わるゲームと違い、常にリアルタイムで時間が進行するタイプのストラテジーゲーム。プロの大会では、洗礼されたプレイや、速いスピードで展開するゲームを楽しむことができる。

カード対戦ゲーム

「遊戯王」や「デュエルマスターズ」などのようなトレーディングカードゲームを、デジタルで遊べるようにしたもの。主に「デジタルカードゲーム」と言われる。近年では、リアルのカードゲームよりも注目度が高まっており、デジタルでしかできない派手な演出や、戦いの面白さを持つタイトルも出てきている。大会では、思いもよらなかった展開に大盛り上がりする場面も少なくない。

日本・世界で活躍する有名選手たち!


では、国内外のeスポーツの世界で活躍する、代表的な有名選手をご紹介しよう!

国内選手

ときど選手

東大卒の「ストリートファイターV チャンピオンエディション」プレイヤー。世界最大の格闘ゲーム大会「EVO2017」にて、2000人以上が参加する「ストリートファイターV」部門にて優勝したのをはじめ、世界大会などでも活躍している。近年は、プロゲーマーとして大会に出るだけでなく、テレビなどのメディア出演など、世間にプロゲーマーの知名度を上げる活動を行っている。


Evi選手

プロミングチーム「DetonatioN Focus Me」のメンバーとして活躍する「リーグ・オブ・レジェンド」プレイヤー。「リーグ・オブ・レジェンド」の本場である韓国のサーバーで最高ランクに到達するなど、その実力は国内最大級。国内リーグでの活躍はもちろんのこと、世界大会にも3度出場。卓越したプレイとたびたび見せるお茶目な姿は、海外でも取り上げられるほどの人気。


ふぇぐ選手

吉本興業が運営するプロゲーミングチーム「よしもとゲーミング」に所属する「Shadowverse(シャドウバース)」プレイヤー。大学生の時に参加した「ファミ通カップ2017」で優勝して以来プロゲーマーとして活動。世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2018」優勝者として賞金100万ドル(約1億1000万円)を手にする。現在は配信者として活動しつつもプロゲーマーとして精力的に大会にも出場している。

海外選手

Imperial Hal選手

国外eスポーツをけん引する大手ゲーミングチーム「Team SoloMid(TSM)」にて活躍する「Apex Legends」プレイヤー。ゲーム内ではチームの司令塔として世界最強と言われるほどの実力を持ち、同ゲームの獲得賞金ランキングでは1位を取るなどその人気は確かなもの。その冷静かつ鮮やかなプレイは見ている人を夢中にする。


Faker選手

韓国のプロゲーミングチーム「T1」に所属する「リーグ・オブ・レジェンド」プレイヤー。世界最強のチームを決める「World Championship」にて3回の優勝経験を持ち、ほかのプレイヤーからは「伝説」と言われている。2013年から「T1」に所属しており、「T1」の代表選手であると同時にプロゲーマーとしての確固たる地位を確立しているベテランのプロゲーマーだ。

© 2022 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.

「Battlefield」シリーズなどを販売するEAが運営するバトルロイヤルゲーム。豊富な能力を持つキャラクターとそのスタイリッシュなプレイを魅力とした、今日本でもっとも盛り上がっているゲームタイトルのひとつである。2022年に行われた世界大会「Apex Legends Global Series Year 3」の賞金総額は500万ドル。また、国内も大会の盛り上がりはすさまじく、「FFL APEX LEGENDS」のような世界各国のトッププロとの対戦ができる大会や、学生限定の「APEX LEGENDS CHALLENGERS CUP」のようなアマチュアの大会も開催されている。

フォートナイト

© 2022, Epic Games, Inc.

Epic Gamesが運営する大人気バトルロイヤルTPS。子供から大人まで絶大な人気を誇る本作だが、大会の盛り上がりもすごい。2019年に行われた公式世界大会「フォートナイトワールドカップ」の賞金総額は3000万ドル、優勝賞金は300万ドルとバトロワジャンルの中ではトップクラスの規模。国内でも大会が行われており、2022年にGamewithが主催した「GameWithCup featuring Fortnite」では、優勝賞金100万円。大会では人気のYouTuber、インフルエンサーも多く登場しており、華やかなものとなっている。

PUBG MOBILE

© 2022 KRAFTON, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

KRAFTONが運営する「PUBG:BATTLEGROUNDS」のスマホ版。スマホゲームでありながら広大なフィールドと数多くの武器に対応しており、クオリティはスマホゲーム最高クラス。日本でも絶大な人気を誇っており、日本プロリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」の2022年シーズンの賞金総額は3億円と、国内大会でもトップクラスの賞金額。また日本リーグの優勝者は世界大会「PUBG MOBILE GLOBAL CHAMPIONSHIP」への参加資格が得られ、優勝賞金400万ドルをかけた熱き戦いへとエントリーできる。

荒野行動

引用元:Google Playストア
© 2017 NetEase, Inc. All rights Reserved

中国のNetEaseが運営するバトルロイヤルTPS。スマホゲームでのバトルロイヤルゲーム先駆けとして日本でも高い人気を誇り、「ワンピース」「呪術廻戦」などの人気アニメとのコラボも多く行っている。また、2022年に行われた国内公式大会「荒野CHAMPIONSHIP」は、賞金総額1億円でありながら、アマチュアでも参加できるという間口の広さを持っている。



MOBA

Dota2

引用元:公式サイト
Corporation. 2022 Valve Corporation, all rights reserved.

ゲームプラットフォームの「Steam」を作ったValveが運営するタイトル。MOBAタイトルの中では圧倒的な戦略性の高さを持ち、常にさまざまなゲーム展開を見せる。このゲームの一番の特徴は大会賞金の高さで、2021年に行われた公式世界大会「The International」の賞金総額は4000万ドル、優勝賞金は1800万ドルと、eスポーツ市場において、もっとも賞金規模が大きな大会となっている。

伝説対決 -Arena of Valor-

引用元:マイニンテンドーストア
© 2016-2017 PROXIMA BETA PTE LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED

中国のテンセントが運営する、スマホとNintendo Switchで展開中のタイトル。スマホゲームでありながら、100体以上いる豊富なキャラクターで人気を博すタイトルだ。世界大会「Arena of Valor International Championship 2022」の賞金総額は200万ドル。



FPS

オーバーウォッチ2

© 2022 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.

ブリザードエンターテインメントが運営するチームFPSタイトル。ヒーローと呼ばれる能力をもったキャラクターたちで5人のチームを組んで勝利を目指す、チームプレイ重視のゲーム。前作「オーバーウォッチ」にて公式が行ったeスポーツイベント「オーバーウォッチリーグ」の2021年シーズンでは、賞金総額425万ドル、優勝賞金150万ドルの大会を開き、ゲーム内でも積極的にチームを応援できた。新作「オーバーウォッチ2」ではどのような大会が行われるのだろうか、期待していきたい。

Counter-Strike: Global Offensive

引用元:Steamストアページ
©2018 Valve Corporation

「Dota2」のValveが運営する人気のFPSタイトル。2012年の発売以降10年以上愛され続けているFPSだが、いまだeスポーツシーンの最前線に立ち続けている1作である。2021年に開催された世界大会「PGL Major Stockholm」では、賞金総額200万ドルと、長年運営しているゲームの中ではトップクラスの賞金額を誇っている。

レインボーシックスシージ

©2022 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.

「アサシンクリード」「ウォッチドッグス」のUbisoftが運営するタクティカルFPS。ほかのFPSタイトルに比べて硬派な印象のある本作だが、その戦術性の高さから、大会は大盛り上がり。公式大会「Six Invitational 2019」では、賞金総額200万ドル、優勝賞金80万ドルをかけて熱い戦いがくりひろげられた。



対戦型格闘

ストリートファイターV チャンピオンエディション

©CAPCOM CO., LTD. 2016, 2020 ALL RIGHTS RESERVED.

カプコンの大人気対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの最新作。シリーズを通して世界中で大人気の同タイトルは、国内・国外問わず大会が多く行われている。国内では「ストリートファイターリーグ」が最も有名で、2022年シーズンでは、優勝賞金500万をかけて「ときど選手」や「ウメハラ選手」をはじめとする人気格ゲープレイヤーが大激闘。また、JeSU公認大会「ストリートファイターV チャンピオンエディションジャパンオープン」では、プロ・アマチュア問わず参加可能。好成績者にはJeSUによるプロライセンス発行など、プロゲーマーになりたいプレイヤーを積極的にアシストしている。

ギルティギア:ストライヴ

© ARC SYSTEM WORKS

アークシステムワークスが運営する「ギルティギア」シリーズの最新作。複雑だったバトルシステムの大幅な変更や、魅力的なキャラクターの追加で、初心者でも入りやすくなった、格闘ゲームとして人気の本作。世界大会「ARC WORLD TOUR 2022」では、賞金総額20万ドルと格闘ゲームの大会ではかなりの規模。また、2022年に、賞金100万円とプロライセンスをかけた、アマチュアも参加できる公式オンライン大会「ARCREVO」が行われるなど、日本での大会も大いに盛り上がっているので、今後のシーンの発展にも期待が持てる。



RTS

クラッシュ・ロワイヤル

フィンランドのゲーム会社Supercellが運営するスマホ向けRTS。自身の拠点であるタワーを守りながらユニットを召喚して相手のタワーを破壊するゲームとなっており、その手軽さから日本でも人気がある。2021年に行われた「クラロワリーグ 世界一決定戦」では、日本人のMugi選手が各国のプロゲーマーを破り優勝し、優勝賞金20万ドルを獲得したことで、大きな話題となった。また、「クラロワリーグ」はアマチュアでも手軽に参加できることも魅力のひとつ。

スタークラフト2

引用元:公式サイト
©2022 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

「オーバーウォッチ」のブリザードエンターテインメントが運営するRTSで、 eスポーツ黎明期から大規模な大会を行っているベテランタイトルだ。人類と宇宙人との戦いを描いた硬派な1作で、2010年の発売以降多くのプレイヤーに遊ばれ、ついに2017年には基本プレイ無料となった。2012年からスタートした「World Championship Series」では、2019年に賞金総額が200万ドルにも及んだ。

カード対戦ゲーム

ハースストーン

引用元:Google Playストア
©2022 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ブリザードエンターテインメントの人気シリーズ「ウォークラフト」の世界を背景にした、デジタルカードゲーム最初期の1作。ユーモアにあふれたキャラクターと戦略性の高さはデジタルカードゲームの中でも高い質を誇る。2020年に行われた世界大会「2020年 ハースストーン世界選手権」では、日本人のglory選手が優勝し、優勝賞金20万ドルを獲得した。さらにその翌年の「2021年 ハースストーン世界選手権」では日本人のPosesi選手が優勝するなど、日本人の活躍がいちじるしい競技タイトルだ。日本では季節ごとに「ハースストーン JAPAN CUP」という公式大会が行われており、日本国籍を持つ人ならだれでも参加可能。

シャドウバース

引用元:公式サイト © Cygames, Inc

「グランブルーファンタジー」のCygamesが運営するカードゲーム。高いビジュアル性とお手軽ながら手に汗握るバトルができる本作は、国内デジタルカードゲームではトップクラスの人気を誇っており、テレビアニメ化もされている。国内で行われた公式世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2021」では、賞金総額2億8000万円、優勝賞金は1億5000万円と、国内カードゲーム大会では圧倒的な規模の大会を敢行している。

マジック:ザ・ギャザリング アリーナ

引用元:Google Playストア
© 1995-2021 WIZARDS OF THE COAST LLC, A SUBSIDIARY OF HASBRO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

トレーディングカードゲームの元祖と言われている「マジック:ザ・ギャザリング」のデジタルカードゲーム版。スマホで遊べるゲームながら、プレイ感覚はリアルのカードゲームとほとんど一緒。近年では映画「ゴジラ」シリーズとのコラボなどで国内でも高い注目度を誇っている。また、昨今ではリアルのカードゲームの大会に代わって「MTGアリーナ」を利用した大会が多く開催されている。日本でも「マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン」というアマチュアでも参加可能な大会が開催され、2022年のシーズンでは、優勝賞金50万円をかけ大いに盛り上がった。招待制の大会では、優勝賞金3万ドル、賞金総額20万ドルの世界大会が2022年9月に開催され、今後も定期的に開催予定だ。

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