【ガンプラ展示におススメ!】これが100均グッズ!? 「連結ディスプレイベース」がガチすぎる!!【The工具道!第12回】

こんにちは、カリヤスです!「The工具道!」第12回となる今回は、これまでとちょっと毛色を変えた番外編! 山田化学株式会社より発売中の「連結ディスプレイベース」をご紹介&レビューしたいと思います!

最近、SNSの模型、フィギュア界隈で話題になっているアイテムがあるのをご存じですか?

「いろんな店に買いに行ったけどすでに売り切れだった……」

「この値段でこのクオリティは革命だろ!?」



そんなコメントとともに大バズり中のアイテムが、山田化学株式会社から発売されている「連結ディスプレイベース」です。もちろん、これまでにもプラモやフィギュア展示用のベースはいろいろなメーカーから発売されてきましたが、今回ご紹介する「連結ディスプレイベース」はちょっと違うんです。なぜなら……

100均で購入することが可能!

……な、コスパ最強のベースだからなんです!

ロボットアニメに登場する格納庫をイメージしたディスプレイベースで、どんどん連結できるのがポイント

本当に100円でいいの?と思えるクオリティ。普段から100均向けにさまざまなグッズを開発、展開している山田化学だからこそ生産可能だったと言える

・1 組み立ててみよう!

まずは、単体で組み立ててみましょう。パーツ構成はいたってシンプルで、背面壁、土台、柱2本、足場の5つのみ。接着剤は不要、組み立てや連結の仕方は裏面にイラスト付きで表記されているので、誰でも簡単に組み立て可能!

足場は、自由な位置に配置可能。リフトで上下するようなイメージだ。

組み立て動画

ちなみに、組み立て後のサイズ(外寸)は、横84×奥行46×高さ170mm。撮影したり飾ったりする場合は、ひと回り大きいサイズの撮影ブースやケースを用意するといいでしょう。

・2 連結してみよう!

2個以上あれば、連結させて無限に拡張していくことが可能。今回は複数個入手できたので、2個あればできる、4種の連結パターンをご紹介します!

まずは、2段連結。単体で組んだ物を縦に連結してます。

続いて、縦長連結。2段連結状態の、真ん中の土台を抜いて上に乗せた状態です。縦に長いキットやフィギュアにピッタリですね。

※縦長連結は、2段連結、横連結と連結することはできないので注意ください!

こちらは、横連結。単体で組んだ物を横に連結してます。

最後に、 横長連結。間の柱と足場を取っ払うことで、横幅のある機体を展示可能です! もちろん、3個以上連結すれば超横長のベースが作れます!

連結の手順を、紹介した順番に動画にしてみました。ぜひ、参考にしてみてください!

・3 飾ってみよう!

それでは、さっそくキットを飾ってみましょう! 今回は、サンプルとして全て食玩の「Gフレーム」シリーズを使用してみます。ちなみに対応サイズは、

・単体時:横84×奥行46×高さ170mm

・横長連結時(2個):横184×奥行46×高さ170mm

・縦長連結時(2個):横84×奥行46×高さ340mm

ですので、自分の展示したい機体のサイズをあらかじめ把握して、単体で展示可能か? 単体で難しそうなら、何個連結すれば展示できるか?を考えておくといいでしょう。

単体での展示。これだけでも十分かっこいいですね!

パーツを取り外して、後ろ向きで展示してみました。破損した機体を修理しているイメージです。

2段連結

横連結

横長連結。翼のある機体などの展示に向いています。

4つ使用して、大型の格納庫を作ってみました! いやー、圧巻ですね!

このように、自由に組み合わせてどんどん拡張していけば、巨大な格納庫を作ることも可能。工夫次第で、HGからMGまで、さまざまなサイズの機体を展示できるのが嬉しいですね!

・4 塗装してみよう!

もっとリアルな格納庫にしたい方は、ぜひ塗装してあげましょう! というわけで、今回は手元にあった缶サーフェイサー(グレー)を使って塗装してみました。

※缶スプレーは、塗装個所が白化したり、部屋に臭いがこもるのを防ぐために、なるべく湿度の低い、天気のいい日にマスクをつけて外で使うことをオススメします。特にサーフェイサーやカラースプレーなどのラッカー系の缶スプレーは、室内で使用すると具合が悪くなったりすることもありますし、しばらく強烈な臭いが残るので、家族がいる場合は要注意です!

塗り残しのないようにしっかり吹き付けましたが、いい感じ! 素材はポリスチレンなので、普通のプラモデルと同じ感覚で問題なく塗装できました。モールドも深いので、スミ入れしなくても立体感は十分!

スミ入れもしてみよう(上級者向け)

せっかくなので、ダークブラウンのエナメル系塗料を使って、スミ入れにも挑戦してみました。モールドの量が多いので、スミ入れペンではなくエナメル系塗料、筆、エナメル溶剤、綿棒を用意しました!

スミ入れ途中の写真。右半分にだけスミ入れをしている状態ですが、よりモールドが立体的になっているのがわかります。

サーフェイサー吹き付け~スミ入れまでの工程をまとめました。スミ入れする前に光沢トップコート(水性)を吹き付けていますが、これを行うだけで表面がツヤツヤになってスミが流れやすくなり、溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取る際も楽になります。ガンプラでも応用できるテクニックなので、ぜひ試してみてください!

完成しました! サーフェイサーを吹き付けただけの状態よりも、さらにリアルになりましたね。

未塗装状態との比較。全然違いますね!

どの角度から見てもきれいに見えるように、スミ入れのし忘れやスミの拭き残しには注意です!

さて、いかがでしたでしょうか? コスパ最強で、改造もできる夢のような商品ですよね。これからの山田化学の商品展開にも大いに期待しましょう!

ちなみに、塗装後に気がついたのですが、土台のこの部分に自作のネームプレートを貼り付けてみるのもアリかも? いや、それともまずは各所に電飾を仕込んでみる? なんて、いろいろなアイデアが出てきて止まりません! 皆さんも自分なりにいろいろと改造して遊んでみてください!

それでは、またお会いしましょう~♪


<ライター情報>

Kariyasu☆(カリヤス)

エンタメ、ホビー系ライター。模型、ジオラマ、フィギュアなどが大好物で、プラモデルやミニチュアの作例のほか、工具レビューや各種取材を担当。これから、どんどん100均の便利アイテムが増えてきそうですね!


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