第27回手塚治虫文化賞<マンガ大賞>に「タコピーの原罪」など8作品がノミネート!
第27回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」の最終候補作品が発表された。
朝日新聞社は4月25日(火)、第27回手塚治虫文化賞のマンガ大賞・新生賞・短編賞・特別賞を発表。昨年中に刊行・発表された作品を対象としたマンガ大賞には、最終候補として8作品がノミネートされている。
最終選考委員会を経て選ばれた各賞は、25日付の朝日新聞朝刊や朝日新聞デジタル、プレスリリースなどで発表となる予定だ。
◆「マンガ大賞」最終候補作品
「海が走るエンドロール」 たらちねジョン(秋田書店)
「女の子がいる場所は」 やまじえびね(KADOKAWA)
「SPY×FAMILY」 遠藤達哉(集英社)
「タコピーの原罪」 タイザン5(集英社)
「チェーザレ 破壊の創造者」 惣領冬実(講談社)
「東京ヒゴロ」 松本大洋(小学館)
「ひらやすみ」 真造圭伍(小学館)
「ゆりあ先生の赤い糸」 入江喜和(講談社)
※作品名50音順、敬称略
マンガ大賞の最終候補は、7名の社外選考委員による投票と、マンガ関係者・書店員による関係者推薦、読者らによる一般推薦をもとに選ばれた。
◆第27回選考委員(敬称略)
秋本治(漫画家)、里中満智子(マンガ家)、高橋みなみ(タレント)、中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)、トミヤマユキコ(ライター・東北芸術工科大学芸術学部准教授)、南信長(マンガ解説者)、矢部太郎(芸人・漫画家)、角田克(朝日新聞社常務取締役編集担当)、喜多克尚(朝日新聞東京本社文化部長)
<手塚治虫文化賞>
日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設。
年間を通じて最も優れた作品に贈る「マンガ大賞」のほか、斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者を選ぶ「新生賞」、短編、4コマ、1コマなどで優れた成果をあげた作品・作者に贈る「短編賞」、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体を顕彰する「特別賞」がある。
正賞の鉄腕アトム像(横山宏氏作)と賞金(大賞200万円、その他各100万円)が贈られる。
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※発表は4月25日午前を予定しているが、大型ニュースが発生した場合は予告なく延期となる場合がある。
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