エンタメ要素全部入り!? 話題の実写映画「名探偵ピカチュウ」スペシャルステージ レポート in 東京コミコン2018!

2018年11月30日、幕張メッセにて開催された世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミコン2018」にて、ハリウッド実写映画「名探偵ピカチュウ」スペシャルステージが行われた。

「名探偵ピカチュウ」は同名のゲームを原作とするポケモン史上初の実写映画で、主人公・ティムが行方不明となった父親を、名探偵ピカチュウとともに捜索するアクション・ミステリー映画。

ピカチュウ役は「デッド・プール」役で知られるライアン・レイノルズさんが担当。日本からは渡辺謙さんの出演も決定している。

製作は「ダークナイト」「GODZILLA ゴジラ(2014年版)」「パシフィック・リム」などで知られるレジェンダリー・ピクチャーズが担当する。

今回のステージには、生意気だけど憎めない名探偵ピカチュウの相棒であるティム・グッドマン役の新人ジャスティス・スミスさん、報道リポーターとしてのキャリアを積むべくティムの情報を狙うルーシー役のキャスリン・ニュートンさん、ロブ・レターマン監督が登壇。本作の魅力や「ポケモン」の思い出などを語り合った。

まず3人は、公開されたばかりの特報映像を観客とともに鑑賞。

本作の見どころを尋ねられた監督は、「素晴らしい作品になります。今回の映像はほんの一部です。アクション、コメディ、マジックの要素もあるが、一番の見どころは感動的なストーリー。ティムとピカチュウの関係性が素晴らしいです。最新のCGも使っているので、実写作品ならではの魅力もあります」とコメント。

また、最初にオファーを受けた時の気持ちについて「すごくワクワクしました。というのも、子どもも『ポケモン』のファンで、ゲーム、アニメ、アニメ映画と楽しませてもらっていた。子どもと一緒に飛び跳ねて喜びました」と嬉しそうに語った。

また、ジャスティスさんは「オファーを受けた時はレストランにひとりでいたので、あまり大きなリアクションはできなかった」そうだが、その後「静かに荷物をまとめてNYの街に出てから、やったぜ!と大声で叫んだ」とコメント。キャスリンさんは「家のソファで、プードルと座っている時にオファーの連絡が来た。素敵な『ポケモン』の世界の中で演じられることはいちファンとしても嬉しい」と語った。

またジャスティスさんとキャスリンさんは、本作の共演で初めて知り合ったそうだが、ステージ上ではすっかり打ち解けて仲よくなっていることがうかがえるようなやりとりが見受けられ、ステージをなごやかな空気にしてくれた。

さて、本作の見どころとして、実写の世界になじむCGキャラとして、初めてポケモンが描かれるという点だろう。これについては「非常に大変でした」と監督はコメント。「1年くらい、現実社会でも通用するようなフォトリアルを追求しました。『ポケモン』のスピリットを取り込むためにそのくらいやりました」と苦労を語った。

結果として、かつてない現実感をもってポケモンたちがスクリーンで動き回っていることは、トレーラー映像からもうかがえるはずだ。

最後に、お気に入りのポケモンについて聞かれると、キャスリンさんは劇中でもパートナーとなるコダックを。ジャスティスさんは「初めて遊んだ『ポケモン』で、最初に出てきたポケモンだった」というワニノコをチョイス。

監督は「コダックもいいけど、バリヤードもいいな」と楽しそうにポケモン談義に花を咲かせた。

本作は2019年5月日本公開予定だ。

おすすめ記事