ClariSが「MUSIC FAIR」でWinkの「淋しい熱帯魚」を初披露! 原曲の作詞家・振付師らがコメントを発表

6月3日の「MUSIC FAIR」にて、ClariSがWinkのカバー曲「淋しい熱帯魚」を披露。原曲の関係者からもコメントが公開された。

Winkの名曲「淋しい熱帯魚」をカバーしたConcept EPの発売を6月21日に控える、二人組ユニット・ClariS。80年代のTBS「ザ・ベストテン」やフジテレビ「夜のヒットスタジオ」をオマージュし、5月6日に公開した「淋しい熱帯魚」のMusic Videoは、すでに115万回再生を突破している。

ClariS、89年発売のWink「淋しい熱帯魚」をカバー! 記念に過去人気曲MVをフルサイズで一挙公開!

2023年6月3日、フジテレビで放送された「MUSIC FAIR」にClariSが出演。「淋しい熱帯魚」の初歌唱を披露した。


当時のWinkを彷彿させる電飾を散りばめたドレス衣装に、原曲の振付、楽曲の世界観を再現した表情など、完成度の高いパフォーマンス。当時の原曲を聞いていたWinkファンや、初めて楽曲を聞いた若年層も巻き込み、SNSは大きな賑わいを見せた。


さらに今回の放送を見て、「MUSIC FAIR」演出・プロデューサーの浜崎綾さん、Music Videoのディレクター・本吉祐士さん、原曲の作詞家・及川眠子さん、振付師・香瑠鼓(Kaoruco)さんのコメントも公開された。


★フジテレビ「MUSIC FAIR」演出・プロデューサー「浜崎綾」さんコメント
「淋しい熱帯魚」が発売された1989年は昭和から平成へ時代が移り変わった年で、「夜のヒットスタジオ」や「ザ・ベストテン」、「歌のトップテン」など“昭和的な”歌番組が最後の力を振り絞っていた時代。今回ClariSが「淋しい熱帯魚」をカバーすると聞き、ならば映像からも“昭和の残り香”が感じられる演出にしようとWinkが出演した歌番組のカメラワークを研究し、構図、アングルなど実際にWinkが撮られていたものを抽出しClariSに当てはめてみました。まるで時代がタイムスリップしたかのような映像と、ClariSの被写体としての圧倒的な強さがマッチして不思議な映像に仕上がったのではないかと思います。


★Music Videoディレクター「本吉祐士」さんコメント
このカバーのお話を聞いて、ClariSは完全にハマり役だと思いました。MVを制作するとなった際に、昭和風の歌番組にしたいというオーダーをいただき、当時の雰囲気を壊さないよう、フィクションのような、ノンフィクションのような独特な作品を作るよう心がけました。その時代を知ってる人も知らない人も何か引っかかるようなMVを作ったつもりです。ぜひ見ていただけると嬉しいです。


★作詞家「及川眠子」さんコメント
作詞家はいつも「その時代を捉えて」詞を書く。だから時が経つうちに「歌が古くなる」のは当然。 でも30年以上前に作った楽曲に、Winkへのオマージュも含みながら新しい命を吹きこんでくれている。感謝。


★振付師「香瑠鼓(Kaoruco)」さんコメント
[淋しい熱帯魚]がカバーされて振付も! 歌がうまいClariS、昭和感でぴったりと高評価コメントが多数

[ストップ!]の肘がほんとはもっと曲がっている振付で、そこがオシャレだと思っていたので、ちと残念だが、こんだけやってくれると創ったかいあるし確かに古く感じない!感謝


※コメントは原文ママ


80年代感が随所に散りばめられたコンセプトEP「淋しい熱帯魚」は、6月21日に発売。初回生産限定盤Bでは「LPサイズ大型ジャケット仕様」となる、Winkをオマージュしたジャケット写真などにも注目だ。





<プロフィール>
●ClariS
クララとカレンの女の子2人組ユニット。“クラリス”という言葉には、ラテン語で「明るい、清潔、輝かしい」などの意味がある。
2010年10月にデビューシングル「irony」(TVアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」OP)をリリース。以降、25枚のシングルと3枚のミニアルバム、6枚のオリジナルアルバム、ベストアルバムもリリースと精力的に活動している。
2020年10月20日にはメジャーデビュー10周年を迎え、謎のベールに包まれていたClariSがキャリア初の配信ライブで素顔を明かすと大きな話題を呼んだ。
2022年は6枚目となるフルアルバム「Parfaitone」(パルフェトーン)の他、TVアニメ「リコリス・リコイル」OPテーマシングル「ALIVE」、TVアニメ「シャドーハウス 2nd Season」EDテーマシングル「Masquerade」を立て続けにリリース。
TV番組の他、THE FIRST TAKEなどへの出演もトレンド入りを果たす。

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