【Steam】ゲーセンの興奮が自宅で味わえる! お江戸が舞台のマルチプレイ対応メダルゲーム「古銭プッシャーフレンズ弐」新作プレイレビュー

アキバ総研をご覧の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ゲーム買いすぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。突然ですが皆さま、メダルゲームはお好きでしょうか? ゲームセンターでしか味わえないあのやみつきになる楽しさは、一度味わうとやめどきを見失ってしまう中毒性がありますが、今回はそんなメダルゲームをモチーフにしたタイトル「古銭プッシャーフレンズ弐」をご紹介します。

簡単操作でゲーセンさながらのメダルゲームが楽しめる! 一度遊んだら抜け出せない中毒性!?


本作「古銭プッシャーフレンズ弐」は、江戸時代を舞台にした、和風のデジタルメダルプッシャーゲームです。以前アキバ総研でもご紹介した「スイーツプッシャーフレンズ」の開発元が手がける本作は、Switch版も発売された人気作「古銭プッシャーフレンズ」の続編となっており、プレイ感はそのままに前作からさまざまな要素がパワーアップしたタイトルとなっています。



操作は前作同様、単純明快。射出機を左右に移動させ、古銭(メダル)を発射して、ステージ上のプッシャーで古銭やアイテムなどを落として獲得するという、シンプルでわかりやすいルールとなっています。1点、注意すべきは、ただステージから古銭やアイテムを落としただけでは獲得にならず、射出機に付属する箱で受け止める必要があるという点。落下しそうな古銭やアイテムの位置に箱を移動させ、ナイスキャッチを目指しましょう。

ちなみに、筆者は前作「古銭プッシャーフレンズ」もプレイ済みですが、最初に目を引いた前作からの変更点としては、なんといってもステージの形状でした。前作は円形のステージとなっていましたが今作は横長のステージとなっており、よりゲーセンらしさがアップしているように感じます。



古銭の射出はボタンひとつでオート射出のオン・オフもできます。メダルが少ないうちは手動で射出したほうがいいですが、ある程度メダルがたまってくるとこのオート射出が圧倒的に便利! 射出はオンにしっぱなしにしておいて、操作は箱の移動に徹して、古銭やアイテムをゲットすることに集中できます。簡単操作にこのオート射出機能が組み合わさることで、格段に遊びやすいゲームになっています。



メダルゲームの最大の魅力といえば、やはり「ジャラジャラ感」ではないでしょうか。ジャックポットで大量のメダルを獲得したときの「脳汁がドバドバ出ている」あの感覚は、ほかのゲームでは味わえない中毒性があります。本作にももちろん、そんな脳汁ドバドバが味わえる仕組みが多数用意されています。古銭が高く積み上がったメダルタワーを倒して一攫千金を狙ったり、小判を7つ集めて魅惑のジャックポットを発生させたり……。この感動と興奮は、1度味わったら抜け出せません。まさに「沼」と呼ぶにふさわしい、中毒性バツグンのゲームとなっているのです。



大切なのは古銭だけじゃない!バラエティ豊かなアイテムをゲットしよう


メダルゲームということで、プレイヤーの目的はできるだけ多くの古銭をステージから落として獲得することなのですが、実は古銭以上に重要となるのが、米俵や景品といったアイテムです。

米俵は古銭を射出するごとに確率で出現するアイテム。この米俵を獲得すると、さまざまなイベントが発生します。詳しくは後述しますが、イベントはどれも古銭を稼いで、自機の能力を向上させるのに役立つため、米俵は出現したら逃さずゲットしておきたいところです。ただし、その形状の仕様上、コロコロと転がってしまうため注意しましょう。

景品は、狐のお面や扇子、おむすびや提灯など、「和」を感じさせるさまざまなアイテムです。これら景品を獲得すると「景品pt」を取得でき、画面下部にあるゲージがたまっていきます。このゲージがたまりきると、ステージ上に光り輝く勾玉が出現。獲得した勾玉を消費することで、能力の向上を行うことができます。古銭やアイテムをゲットするための箱を拡張したり、古銭の射出間隔を短くしたり、自機の移動速度をアップさせたりなど、便利な機能が盛りだくさん。コツコツ景品をゲットして景品ptを集めつつ、勾玉が登場したら必ず獲得するようにしましょう。



勾玉以外にも、古銭を消費して機能を向上させる「よろず屋」が存在します。必要な古銭の数は多いですが、射出機を増やしたり景品ptを増加させたりと、便利な機能が盛りだくさん。なかには、効果はないけど自機を飾ることができる「旗」というものもあります。機能を向上させるものもありつつ、やりこみ要素としても機能しているのがこの「よろず屋」となっています。



イベントでミニゲームが発生! 目標を達成してご褒美をゲットしよう!


米俵を獲得することで発生するイベントの中には、制限時間内に目標数のどくろを倒す「どくろの大群」や、回転しながら移動する桶に古銭を投げ入れる「桶入れ」など、さまざまなミニゲームが存在します。どれも古銭を射出して対象に当てたり入れたりするといったシンプルなルールでありながら、ついつい白熱するものばかり。目標を達成するご褒美がもらえるので、イベントが発生したら全力でクリアを目指しましょう。



そんなイベントの中でも特に注目なのが「妖怪退治」です。
これは、赤鬼や雪女など、日本の昔話や伝説でおなじみのさまざまな妖怪に古銭をぶつけて、制限時間内での討伐を目指すというミニゲーム。妖怪はそれぞれ行動パターンが異なり、古銭を吹き飛ばしてきたりこちらの攻撃を防ぐための盾を作ったりなど、バラエティ豊かなアクションでプレイヤーをジャマしてきます。見事、制限時間内に体力ゲージを削りきれば豪華なご褒美が獲得できるので、あきらめずに古銭を射出し続けましょう。メダルゲームでありながら、シューティングゲームのようなプレイ感を楽しめるのが魅力のミニゲームとなっています。


オンラインマルチプレイが本作の目玉!みんなでゆる~く気軽にメダルゲームを楽しもう


古銭プッシャーゲーム“フレンズ”というタイトルが表すとおり、本作はフレンドやほかのプレイヤーと一緒に遊べる「オンラインマルチプレイ」に対応しています。実はこれこそが、本作最大の特徴であり、醍醐味。ひとりで遊んでも十分に楽しい本作のメダルゲームですが、最大4人までのマルチプレイで遊ぶと、わちゃわちゃ感とジャラジャラ感が増し増しになり、にぎやかに遊ぶことができるんです。

オンラインマルチプレイでは、それぞれの古銭や景品、米俵などの位置情報は同期されていません。プレイヤーごとに独立した状態となっているため、プレイヤー同士で古銭やアイテムを奪い合う必要がないのです。これは、個人的にはかなり画期的な仕様に感じたポイント。このシステムのおかげで、マルチプレイでもゆるくまったり、自分のペースで楽しむことができるのです。



さらに、本作にはスタンプ機能も搭載されています。ウサギやサルといった、鳥獣戯画をモチーフにしたキュートなキャラクターのスタンプ9種類を使って、ゲーム中いつでもほかのプレイヤーとコミュニケーションをとることが可能。テキストチャットがなく、スタンプのみでのコミュニケーションとなっている点も、ゆるく気軽に遊べるポイントとなっています。

とにもかくにも本作のオンラインマルチプレイは非常ににぎやかで楽しく、皆で一緒にミニゲームに挑戦する空気感も面白いので、ぜひぜひ実際に体験してみていただきたいと思います。



やめられない止まらない「古銭プッシャーフレンズ弐」! お値段もお手頃でオススメ!

というわけで、「古銭プッシャーフレンズ弐」をご紹介しました。

やめどきを見失ってしまう中毒性バツグンのメダルゲームを、オンラインマルチプレイでも楽しめる本作。お値段もワンコイン以下というお手頃価格なので、気になる方はぜひ、遊んでみてください。


タイトル情報

  • 古銭プッシャーフレンズ弐(STP WORKS)
  • 対応プラットフォーム:
  • ジャンル:シミュレーション
  • 発売: 2023年5月19日
  • 価格: 410円(2023年7月2日時点)
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コピーライト:(C) 2023 STP WORKS

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