【訃報】タツノコプロ創業者の一人・九里一平さんこと吉田豊治さん死去。「宇宙エース」「ガッチャマン」「テッカマン」「みなしごハッチ」など名作を多数手がける

アニメ製作会社・タツノコプロの元代表取締役社長にして、創業者・吉田竜夫さん(故人)の実弟・吉田豊治さん(雅号・九里一平)が、2023年7月1日、お亡くなりになっていたことが7月19日、タツノコプロの公式サイトにて公表された。享年83歳。

公式サイトによると「葬儀は7月10日に近親者のみで執り行われました」とのこと。

吉田豊治さんは、九里一平のペンネームで貸本漫画などで活躍した後、長兄の吉田達夫さん。次兄の吉田健二さんとともにがタツノコプロを設立。プロデューサー、監督などのほか「宇宙エース」「科学忍者隊ガッチャマンII」「ゴールドライタン」「とんでも戦士ムテキング」などではキャラクターデザインも手掛けた。
1987年から2005年にかけて、タツノコプロの3代目社長に就任。社長退任後は、人生最後の劇画「暗闇同心 鍔鳴剣屍郎 怨霊斬り」を書き下ろしで刊行緒するなど、晩年まで精力的に創作活動を行った。

アニメ業界黎明期から活躍した偉大なクリエイターの死に、SNSなどでは多くの業界関係者が驚きとともに哀悼の意を表している。

ご冥福をお祈り申し上げます。

おすすめ記事