オリジナルのおもしろ家電を毎週発売! アキバ発の家電メーカー・サンコーの「サンコー秋葉原総本店」が楽しすぎる!!

アニメ、アイドル、パソコンなどさまざまなトピックを持つ街・秋葉原だが、ガジェットの街としての顔も持っている。

特に古き良き秋葉原を知る人たちは、さまざまな電化製品を扱っていた街という印象から、今でもほかの街ではなかなか見られない個性的な商品を店頭で探してしまうのではないだろうか。

そんな古き良き秋葉原の伝統を受け継ぎ、日々新たなアイデア商品を生み出し続けているのが、秋葉原で生まれ、秋葉原に店舗を構える家電メーカー・サンコーだ。

社員数55名という、中小規模のメーカーではあるものの、コロナ禍において売り上げを急増。2019年度は年商17億円だったところ、2020年には44億円、2021年は37億円を達成したというから驚きである。その原動力は、全社員がアイデアを出し合い毎週発売される新製品の数々だ。

社員が持ち寄った「こんな製品が欲しい」というアイデアを、次々と商品化。普段は意識しないが、言われると確かに欲しくなる。そんなかゆいとろに手の届くサンコー商品を、名物広報のえきさんに紹介していただいた!

まず店頭に並んでいたのが「ネッククーラーSlim」。首を冷却プレートでダイレクトに冷やすというアイデア商品で、長年のヒット商品だそうだ。

この半円状のプレートが、キーン!と首元を急速に冷やしてくれる。

サンリオモデルのネッククーラーも新発売!


そのほか、酷暑を乗り切るための冷却アイテムが多数店内に並んでいた。

こちらは「折りたたみファンブレラ」。なんと日傘の内側にファンが仕込まれており、爽やかな風が下方向に吹いてくるのだ!

こちらは「冷蔵服2」。空冷ファンつきの作業用ベストの内側に、冷却プレートが仕込まれており、吸い込んだ外気を急速冷却。ベスト内側の気温を一気に下げてくれるのだ!

こちらは「のれる扇風機」。銭湯や温泉の脱衣場にある扇風機が欲しい……という方にはたまらない! 体重計のように上に乗ると、下から風がブワッと吹いてくる! 風呂上がりのほてった体に、勢いよく風を受けると気分爽快!


こんな感じで、暑い夏を涼しく過ごすためのアイデア商品がより取り見取りなのだ。

そのほか、サンコーならではの商品といえば「おひとりさま家電」だろう。

一人暮らしのQOLを向上させてくれる、面白商品も充実しているのだ。

コンパクトだけど強力な洗浄力が自慢のタンク式食洗機「ラクアmini」。大手メーカーから発売されている高額の同コンセプト商品と比較したところ、こちらのほうが汚れがよく取れたそうだ。価格.comで何度も1位を獲得するほどの人気商品とのことで、それも納得!

おひとりさま用フライヤー「カラリ」。卓上で揚げ物を、お手軽に作ることができるフライヤー。少ない油でしっかり揚げることができるぞ。

これも大ヒット商品「おひとりさま用高速弁当箱炊飯器」。最短14分でお米を炊くことができる、弁当箱型の炊飯器だ。職場や学校などで、炊き立てご飯を食べることができちゃうぞ! おかずも同時に温めることができる2段式のものもある。

これはハンガーではなくて「アイロンいら~ず3」という商品。吊るした服を、温風でふくらませたエアバッグでしわを伸ばしつつ乾燥させるという、アイロンと乾燥機が融合したようなガジェットなのだ。これは独身の社会人には嬉しいのでは!?

個人的に一番グッときたのが、「俺のラーメン鍋」だ。トレーの中にインスタント袋麵と水を入れて沸騰させるだけでラーメンが完成。しかもトレーは取り外し可能なので、洗うのも楽ちん!

コスパのいい袋麺だが、鍋を用意して、適量のお湯を用意して、器も出して……といろいろと面倒くさいことが多いのも事実。しかし、これを使えばコスパもタイパも向上すること間違いなしだ。

という具合に、言われてみればあると便利かも……と思える、ニクい商品を多数取り扱っているサンコーは、面白ガジェット好きなアキバ民も、便利アイテムを求めている人も大満足なお店なのだ。

秋葉原には総本店と、末広町方面にある2号店の2店舗が展開している。

えきさんいわく「お店は実際に商品を手に取っていただける、ショールームのようなイメージ」とのことなので、秋葉原に遊びに行った際はぜひサンコーにも立ち寄って、気になる商品を試用してみてほしい! 必ずやお気に入りの一品が見つかるはずだ。

<店舗情報>

サンコー秋葉原総本店

住所:東京都千代田区外神田3-14-8 新末広ビルB

営業時間:10:30~19:30 年中無休(※年末年始は除く)


サンコー2号店

住所:東京都千代田区外神田4-6-3前里ビル1F

営業時間:10:30~19:30

休業日:火・水

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