明日いよいよ発売! 約10年ぶりのシリーズ新作となる「ピクミン4」の情報をおさらい

2023年7月21日に、Switch向けタイトルの「ピクミン4」が発売される。本作は、「ピクミン」と呼ばれる不思議な生物を率いて、さまざまなフィールドを探索していく「ダンドリアクション」だ。限られた時間でやりくりしながら、ピクミンたちを使っていかに効率よく物を運んだり、敵と戦うかが重要で、「ダンドリ」を考えて物事を進める力が問われる。

本稿では、そんな本作の基本的な情報をおさらい。世界観やピクミンを始め、「ピクミン4」からの新要素を紹介していく。

遭難者たちを救うため、プレイヤーはひとり惑星に向かう



本作の主人公はプレイヤー自身。遭難者の救助に向かったはずのレスキュー隊が消息を絶ってしまい、新米レスキュー隊員のプレイヤーは、同僚を含めた遭難者たちを救う任務を帯びる。ちなみに、プレイヤーの見た目はカスタマイズが可能。いくつか用意されているパーツの中から好きに組み合わせられる。




氷ピクミンとヒカリピクミンを加えて、ピクミンは全部で9種類



舞台となる惑星には、ピクミンという生き物が住んでいる。プレイヤーが笛を吹くと集合するほか、目標に向かって投げられた個体は、落ちた先に物があれば拠点に運んだり、敵なら戦ったりする。プレイヤーの手足となって動いてくれる、頼もしい存在だ。



赤ピクミン、青ピクミン、黄ピクミン、紫ピクミン、白ピクミン、岩ピクミン、羽ピクミン、氷ピクミンにヒカリピクミンと、今作には全部で9種類のピクミンが登場する。それぞれには異なる特徴があり、ピクミンたちの強みを生かせるような立ち回りが重要だ。

各ピクミンの特徴

  • ・赤ピクミンは火に強く、攻撃力が高め
  • ・青ピクミンはおぼれず、水中でも動ける
  • ・黄ピクミンは電気に強く、穴掘りが早い。さらにほかのピクミンよりも高く投げられる
  • ・紫ピクミンは1匹で10匹分の力を持ち、さらに着地した際の衝撃で敵を足止め可能
  • ・白ピクミンは足が速い。さらに毒を持っているため、自分を捕食した相手を倒せる
  • ・岩ピクミンは、投げつけるとガラスや水晶のような一部の物体を破壊できる。さらに体が硬いため、踏まれてもつぶれない
  • ・羽ピクミンは空を飛べるため、水場の上を通ったり空中の敵を攻撃できる
  • ・氷ピクミンは今作からの新種。水を凍らせて足場を作ったり、敵の動きを封じられる
  • ・ヒカリピクミンも今作からの新種。夜の探索でのみ活動できる。火や水、電気、氷、毒に耐性を持っている


ピクミンとともにプレイヤーを助けてくれる救助犬、オッチン




オッチンは、レスキュー隊の隊長の家に仕えている新米救助犬。作中では主人公に懐き、一緒に行動することになる。投げられはしないが、物を運んだり敵である原生生物と戦ったりと、ピクミンと似た役割を持つ。

さらに、匂いをかいで遭難者の足取りをつかんだり、スキルを覚えれば運ぶ力や攻撃力を伸ばすことも。ピクミンとオッチンをうまく使い分ければ、効率を突き詰めた「ダンドリ」のいい攻略もできそうだ。



限られた時間で活動しながら、目標の達成を目指す




「ピクミン4」では、プレイヤーは限られた時間の中でフィールドを探索し、各地の「オタカラ」や遭難者を探し出す。活動する時間帯は基本的に日中から日没までで、夜になった際に拠点内にいない、あるいは主人公の隊列に加わっていないピクミンは全員死んでしまう。探索や戦闘に励むいっぽうで、ピクミンがはぐれないよう周囲に気を配るのも欠かせない。

本作から加わったヒカリピクミンがいれば、一緒に夜の探索もできる。原生生物は夜になると凶暴になるため、彼らが比較的おとなしい日中に探索するというのが「ピクミン」シリーズのお約束だったが、今作でついに危険な夜間の活動も可能になった。同じ場所でも、日中と夜では難易度も大きく変わりそうだ。



現在「ピクミン4」の体験版が配信中!



My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)では、「ピクミン4」の体験版が配信されている。物語の序盤を遊べるほか、クリアしたデータは製品版に引き継ぎ、体験版の直後からゲームを進めることが可能だ。ピクミンを使った基本的な遊び方や、本作に出てくるフィールドの試遊ができるため、興味がある人は試しに触れてみてほしい。



  • 【タイトル情報】
  • ■「ピクミン4
  • 発売日:2023年7月21日(金)
  • 価格:ダウンロード版 6,500円/パッケージ版 6,578円
  • 対応機種:Nintendo Switch
  • プレイ人数:1人~2人
  • メーカー:任天堂
  • 公式サイト:#
  • マイニンテンドーストアはこちら:#
夏無内好

夏無内好

活動歴約10年のフリーライター。専門学校を出た後、大手のゲーム雑誌の記事作成や編集プロダクションの攻略本作成などを経験。週刊誌での長期連載やプレスリリースのリライトも経て、最近はアキバ総研などのウェブ系でも執筆を始める。 基本的に雑食で、RPGからアクション、シミュレーションやFPSまでなんでもやる。

ⓒ Nintendo

おすすめ記事