「AKIRA」原作者・大友克洋が贈る、極上のアニメ体験。オムニバスアニメ「MEMORIES」が日曜アニメ劇場にて8月20日放送

全国無料放送のBS12 トゥエルビより、「日曜アニメ劇場」にて「MEMORIES」が放送される。

BS12 トゥエルビでは日曜夜7時より、劇場版アニメや長編アニメに特化した「日曜アニメ劇場」を放送中。
今回、2023年8月20日(日)に本チャンネルにて、「MEMORIES」が放送される。

本作は、名作「AKIRA」の原作者である大友克洋さんが製作総指揮を執り制作された3話構成のオムニバス・アニメ作品だ。
第1話「彼女の想いで」では、遭難した宇宙船を舞台にした叙情的なホラーが描かれ、第2話「最臭兵器」は、現代日本を舞台に誤って実験用の薬を飲んだ男が巻き起こすブラック・コメディとなっている。
第3話「大砲の街」では大友さん自らが監督を務めており、22分間の全編がワンカットで制作された、大友ファン必見の作品。音楽にもこだわり、オープニング&エンディングには「電気グルーヴ」の石野卓球さんが参加している。
ぜひこの機会に「日曜アニメ劇場」で本作を鑑賞してみてはいかがだろうか。

【「MEMORIES」放送情報】


■BS12 トゥエルビにて2023年8月20日(日)19:00~放送予定

「日曜アニメ劇場」公式サイトはこちら:#

【エピソード情報】


■Episode.1「彼女の想いで」

2092年。ハインツ、ミゲル、イワノフ、青島の4人は、自前の宇宙船を使い、宇宙空間に浮遊する難破船、廃棄衛星といった「ゴミ」の回収、解体作業を請け負って金を稼ぐ独立業者だ。ひと仕事終えた帰途、宇宙の墓場と呼ばれるサルガッソー宙域から送られてくる救難信号を受信、発信源に急行した彼らが遭遇したのは、巨大な薔薇の形をした旧型宇宙船だった。

<キャスト>
磯部勉、山寺宏一、高島雅羅、飯塚昭三、千葉繁、長谷川亜美、沢海陽子、柊美冬、平野正人、坂口哲夫、大場真人


<スタッフ>
【原作】大友克洋、【脚本】今敏、【監督】森本晃司、【キャラクターデザイン・作画監督】井上俊之、【美術】池畑祐治・小関睦夫・山川晃、【撮影監督】枝光弘明、【音楽】菅野よう子、【Orchestra】Members of Czech Philharmonic Orchestra


■Episode.2「最臭兵器」

冬の甲府盆地。西橋製薬の研究所員、田中信男は風邪薬だと錯覚して、ある新薬サンプルを服用してしまう。実は、そのサンプルは、政府の依頼で極秘に進めていた細菌戦用兵器研究の産物であり、服用した人間の体から、その臭いをかいだ生物を一瞬にして意識不明にしてしまうガスを発生させる驚異の薬品だった。

<キャスト>
堀秀幸、羽佐間道夫、大塚周夫、阪脩、緒方賢一、大塚明夫 ほか

<スタッフ>
【原作・脚本・キャラクター原案】大友克洋、【監督】岡村天斎、【キャラクターデザイン・作画監督】川崎博嗣、【美術監督】串田達也、【撮影監督】川口仁、【監修】川尻善昭、【音楽】三宅純

■Episode.3「大砲の街」

少年が住んでいるのは、無数の大砲で重装備した移動都市。市内各所に、超巨大な大砲を据えた砲台があり、少年の父親は17番砲台の装填手。母親は砲弾製造工場で働いている。「撃てや撃て力の限り街のため」などという標語がテレビから流れるこの街は他国と交戦中で、市民生活すべての中心は「大砲」である。

<キャスト>
林勇、キートン山田、山本圭子、仲木隆司、中村秀利、福田信昭、江川央生、佐藤正治 ほか

<スタッフ>
【原作・脚本・監督・美術監督・キャラクター原案】大友克洋【キャラクターデザイン・作画監督】小原秀一【技術設計】片渕須直【撮影監督】枝光弘明【編集】瀬山武司【音響監督】藤野貞義【音楽】長嶌寛幸

(c)1995マッシュルーム/メモリーズ製作委員会

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