7 MEN 侍か、HiHi Jetsか!? アイドルファンも巻き込み大盛況となった「どの曲がお気に入り?2023夏アニソン人気投票」結果発表!
アキバ総研が2023年8月24日~9月7日にかけて開催した、公式投票企画「どの曲がお気に入り?2023夏アニソン人気投票」の投票が締め切られた。気になる結果をご紹介しよう。
2023年夏クールアニメの放送・配信も折り返し地点を超えて後半戦に突入! ますます盛り上がりをみせる夏アニメだが、アニメソングも各方面で話題を呼んでいる。そんな「2023夏アニメ主題歌人気投票」結果を振り返ってみよう。
1位 7 MEN 侍「さよならまたねもうちょっと」(フェ~レンザイ -神さまの日常-【ED】)55140票
2位 HiHi Jets「純情ウォーアイニー」(フェ~レンザイ -神さまの日常-【OP】) 50642票
3位 シユイ「ハピネス オブ ザ デッド」(ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~【ED】) 1065票
4位 halca「恋愛ミリフィルム」(彼女、お借りします(第3期)【OP】) 846票
5位 angela「AYAKASHI」(AYAKA ‐あやか‐【OP】 519票
6位 猫戦「もちもち」(いきものさん【ED】) 499票
7位 Aile The Shota「No Frontier」(AIの遺電子【OP】) 488票
8位 saji「フラッシュバック」(AYAKA ‐あやか‐【ED】) 401票
9位 MAO「whisper」(夫婦交歓~戻れない夜~【ED】) 391票
10位 中島怜「サプライズ」(シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)【OP】) 371票
数多くのアニソンがエントリーする中で、驚異の得票数でトップ争いを演じたのは、「フェ~レンザイ -神さまの日常-」のOP、EDをそれぞれ担当するジャニーズJr.内グループの7 MEN 侍(セブンメンさむらい)とHiHi Jetsだった。日々、お茶の間に何かと話題を提供するジャニーズグループが、アキバ総研にも特大トピックをもたらしてくれた!
投票開始当初より熱心なファンが投票を呼びかけグイグイと票が集まり、投票中盤あたりからはぶっちぎりの断トツ2TOPとなった。最終的に7 MEN 侍が歌うED「さよならまたねもうちょっと」が1位を獲得した。
都会的なイメージのオシャレなミディアムチューンで、どこか哀愁漂うメロディが胸にグッと迫る一曲となっている。
いっぽう、2位となったOP「純情ウォーアイニー」は、中国産アニメの主題歌らしくどこか大陸的な香り漂うピアノフレーズと、オートチューンのかかったケロケロしたボーカルが楽しいポップチューン。
どちらも「フェ~レンザイ -神さまの日常-」独特の映像も相まって、他のアニメにはない世界観を作り出しているのが面白い。楽曲のクオリティとアニメのビジュアルが融合して、ほかのアニメとはひと味異なる魅力を放っているので、未見の方はぜひチェックしていただきたい。
3位の、シユイさんによる「ハピネス オブ ザ デッド」(「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」ED)、4位のhalcaさんによる「恋愛ミリフィルム」(「彼女、お借りします(第3期)」OP)も今回の投票では多くの票を集めた。
投票期間中、お二人とも公式Xからファンに向けて投票を呼びかけ。その声に応じて、多くの方が投票に参加。いつしか「ハピネス オブ ザ デッド」VS「恋愛ミリフィルム」の様相を呈してきた。終盤、「ハピネス オブ ザ デッド」がググっと票数を集め、見事3位をゲットする形となった。
「ハピネス オブ ザ デッド」は、史上最高にポップなゾンビ作品「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」のEDだけあって、これまた非常にポップで解放感あふれる一曲だ。前半は歌謡曲テイストなコブシのまわったボーカルだが、サビに入ると一気にテンション急上昇。まるでリア充たちのスナップ写真のような映像もあいまって、最高に楽しい気分に浸れる。そのいっぽうで、歌詞をよく聴くと何とも言えない刹那な雰囲気が漂っており、一筋縄ではいかない楽曲である。
「恋愛ミリフィルム」は、第1期OPを担当したバンドthe peggiesのギター・ボーカル北澤ゆうほさんが作詞・作曲を手がけ、第1期EDを担当したhalcaさんが歌を担当するというゴールデンコンビによる珠玉の片思いソングだ。the peggiesらしいオルタナロックテイスト漂うサウンドを、halcaさんがひたむきに歌うことで「これぞ青春!」といった瑞々しさあふれる楽曲に仕上がっている。新たな名曲アニソン誕生である!
5位は今やアニソンアーティストを代表する存在となったangelaによる「AYAKA ‐あやか‐」OP「AYAKASHI」だ。これぞアニソン! これぞangela! 的な王道を貫きつつも、和テイストなサウンドが入っていたり、今っぽいシティポップを思わせる展開もあったりとまさに音楽職人的なテクが随所に盛り込まれているのがこれまたニクい。今期は「蒼穹のファフナー THE BEYOND (TV Edition)」でもOP、EDを手がけているということで、angelaファンにとっては大豊作なシーズンとなったのではないだろうか。
また、8位にはsajiによる「AYAKA ‐あやか‐」ED「フラッシュバック」もランクイン。流れるようなピアノの旋律がドラマチックに盛りあげる、これまた必聴の一曲となっている。
6位以下も見てみよう。
「いきものさん」ED「もちもち」を歌う猫戦(ねこいくさ)は、今音楽業界が注目する若手バンドだ。フリーソウル的なニュアンスが実に心地いい「もちもち」はアニメの世界観にピッタリ。ぜひフルサイズでじっくり聴いていただきたい一曲である。
7位はAile The Shotaさんによる「AIの遺電子」OP「No Frontier」。SKY-HIさんに見いだされてデビューを果たしただけあって、音楽性はまさに最先端。エレクトロなトラックとオートチューンのかかったボーカルの組み合わせが、未来社会を描く「AIの遺電子」の世界観にばっちりハマっている。
9位はアダルティな雰囲気がたまらない「夫婦交歓~戻れない夜~」ED「whisper」。アコギを中心としたアレンジとMAOさんによるアンニュイな歌が、個人的にビンビン刺さります。90年代の女性シンガーソングライター系の曲が好きな人なら、一発でやられちゃうはず。歌詞も、かなりエロチックなので、ぜひこっそり楽しんでいただきたい。
10位は「シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)」OPの「サプライズ」。歌うはフライングドッグのオーディションでグランプリを獲得、本作でデビューを果たしたシンガーソングライター・中島怜さんだ。アニソンで歌手を志したという新世代のシンガーである彼女は、まさしく正統派フライングドッグ・アーティストとでも言うべきパフォーマンスが魅力。今後の飛躍にも注目だ!
というわけで、驚異の得票数を集めた上位2曲もさることながら、さまざなアーティストのファン。そしてアーティスト本人も参戦して、大盛り上がりをみせた今回の投票。11位以下にも名曲が多数ラインアップされているので、ぜひ投票結果もチェックしていただきたい。
なお、現在アキバ総研では「来期は何を観る!? 観たい2023秋アニメ人気投票」も実施中! こちらにも奮って投票いただきたい!
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