秋アニメ「豚のレバーは加熱しろ」インタビュー第1弾！「変態になりすぎないように……」松岡禎丞（豚役）が語る“気を付けたこと”とは!?

秋アニメ「豚のレバーは加熱しろ」の主人公・豚を務める松岡禎丞さんのインタビューが到着！

「豚のレバーは加熱しろ」は、逆井卓馬さんによる日本のライトノベル作品。イラストは遠坂あさぎさんが担当している。第26回電撃小説大賞で《金賞》受賞した後、2020年3月より電撃文庫より刊行開始。累計発行部数は25万部を記録している。

本作は豚の生レバーを食べた結果、意識を失ってしまい、異世界に“豚”として転生してしまった主人公と、他人の心が読める少女・ジェスの冒険を描く一風変わった異世界転生ファンタジー作品だ。

豚であるがゆえに発言はすべて心の中という豚と、その豚の心の声を余さず受け止めてしまう心やさしき少女・ジェスのやりとりと、心の交流が微笑ましい本作だが、そのいっぽうで意外とシリアスな設定やドラマも展開する、ひと筋縄ではいかないところが見どころである。

そんな2023年秋クールのダークホース……いやダークピッグとも言える本作に、アキバ総研は大注目！主人公・豚を務める松岡禎丞さんとジェス役の楠木ともりさんへのインタビューをお届けする。

このインタビューを読めば、「豚のレバーは加熱しろ」の魅力をより深く理解できるかもしれない！まずは松岡禎丞さんのインタビューからどうぞ！

──「豚のレバーは加熱しろ」のアニメ出演が決まった時の、お気持ちを教えてください。

松岡　PV から続投させていただいて本当にありがたかったですね。相手方も楠木さんということでこれはまた面白い作品ができあがりそうだな！っていうワクワク感が決まった時からありました。

──主人公の豚はどんなキャラクターですか？松岡さんから見た魅力もあわせて、教えてください。

松岡　相手に心を読まれてるんですけど、全然めげないですよね（笑）。普通だったらもう怖くて言えないようなことをストレートに言ってしまいますから。ある意味、鋼のメンタルですね。それに意外とピンチの時に役に立ったり、現実世界の知識を総動員したりと頭が回り、頼りになりますね。

──過去、さまざまなキャラクターを演じられてきたかと思いますが、今回、豚に転生した人間を演じるということでこだわった演技や気を付けたことはありますか？

松岡　基本的には人間と変わらないので、豚になったからといって極端にお芝居を変えるっていうことはしてないですね。変態になりすぎないようにっていうのは考えてました。さすがにこれ以上いくとまずいっていうワードとかもあるので、オブラートに包んで、オブラートに包んでやってます！

──アフレコ時、印象的なディレクション、演技指導はございましたか？　特に、ジェスへの語りかけ、独り言、モノローグという具合に、シチュエーションによってニュアンスを少し変えているように感じました。よろしければ、今回こだわった演技部分について教えてください。

松岡　途中からもうほぼ何も考えなくなりましたね（笑）。どうせ聞こえてるだろう、みたいな！それに台本のセリフとモノローグのくくりっていうのが絶妙に難しくて、途中からは直感で演技してました（笑）。ディレクションに関してはほぼなかったですね。かなりやりたい放題やらせていただきました！

──収録は楠木さんとご一緒だったかと思います。よろしければ、アフレコ時の印象的なエピソードなどを教えてください。

松岡　今回の作品、大変ですねってよく言ってました。今日もほぼ僕たちですよ、早く仲間が増えてくれー！っていう感じでした（笑）。

──ジェスの魅力を教えてください。

松岡　かわいいは正義！

──アニメ「豚のレバーは加熱しろ」の面白さを教えてください。

松岡　豚のレバーは加熱しろ！

──本作の魅力のひとつに豚とジェスの“いちゃラブ”要素があります。その部分から見どころをひとつあげるならどんなシーンでしょうか？

松岡　最初、ジェスに対する感情はガチ恋ではなく、旅を共にするパートナーという感じです。この2人がどういう経験をして、どういう風に関係が進展していくのかっていうのはこの作品のひとつの魅力でもあります。印象的なシーンをあげるなら豚の背中に乗ってる時ですかね！

──アキバ総研読者の皆さんへのコメントをお願いいたします。

松岡　笑って、切なく泣けて、そしてまた笑える作品です！本当に面白い作品なのでぜひ観てください！