うどんでもラーメンでもない? パスタ麺を使った斬新すぎるカレーメン!「カレーメン京(みさと)」カレーメン(出汁ごはん付き)1,000円!

秋葉原に遊びに来て、悩ましいのが「どこでランチを食べるか」だろう。

そこで、皆さまのランチ選択の一助になればと、用がなくとも秋葉原をウロウロしているワタシ、旬ゴリがおススメのアキバ飯をご紹介しよう。

なお、趣味にお金を使いたいアキバ民としては、ランチに使える金額は1,000円以内と想定して、1,000円以内で食べられるメニューを中心に紹介したい。

さて、今回はアキバで何を食べようかと考える。

今年は12月に入っても昼間はあたたかい日がつづいているが、やはり朝晩は冷え込む日も少なくないため、寒暖差で体力を奪われがちだ。

こういう時は、ガッツリと濃厚なラーメンより、スパイスをたっぷり使ったカレーを食べたい。しかし、普通にカレーを食べるだけではアキバ飯としてパンチが足りないか? などといろいろ悩んだ末、今回は「新感覚、スパイスと麺と米の共演」をうたう「カレーメン京(みさと)」におじゃました。


「カレーメン京(みさと)」は、2021年9月にオープンしたランチ営業のみのお店で、夜は予約制劇場型パスタコース「fileja」というお店になる。場所はJR秋葉原駅の昭和通り口を出て、昭和通りを神田方面に徒歩4分ほど、都営新宿線の岩本町駅から徒歩1分のところにある。。



店内は広々としており、カウンター7席に加え6卓のテーブルには12席が用意されている。内装はコンクリート打ちっぱなしでオシャレな雰囲気、女性でも気軽に入れるお店だ。



メニューは「スパイスカレーメンセット」と「キーマまぜ麺セット」の2種類をメインに、その両方を味わえる「あいがけカレー」、少食な人向けに麺がハーフになった「プチセット」などがある。



各メニューは増額なしで大盛りにもできるので、ガッツリ食べたい人は、増量すべし。



今回オーダーしたのは「カレーメン 出汁ごはん付き」1,000円。



こちらは「キーマまぜメン」。画像には写っていないが、カレーメン同様に「出汁ごはん」が付いて1,000円。どちらも写真は普通盛りだ。



麺は幅広のパスタ麺で、モチモチと弾力があるので食べ応えはバッチリ。麺の上に乗っているのはクリームで、食べながらカレーソースに溶かしていこう。



カレーソースは、数十種類以上のスパイスを使った本格カレーなので、それだけでも十分においしいのだが、これがクリームと合わさり幅広麺にからむことで、麺を口に入れた時にカレーのおいしさが爆発する。

よく味の染みた大きめの鶏肉がゴロッと入っているので、満足感は折り紙付き。



「出汁ごはん」は関西で言う「かやくごはん」で、鰹出汁でしっかり味付けがされた十五穀米が使われている。

しっかり出汁が染み込んでいて、これ単体でも十分においしいのだが、カレーメンを食べ終わった後に、残ったソースに入れることで、カレーライスとしても楽しめる。これもまた絶品だ。



なお、各テーブルには、「ひかぴんく一味」というスパイスが置かれている。

これは、元・渋谷109のカリスマ店員「ひかぷぅ」と香辛料の老舗・向井珍味堂が作っている一味唐辛子で、タバスコの約500倍辛いと言われるキャロライナリーパーを使用している。「カレーメン」はスパイスがきいているが、そこまで辛くはないので、「カレーは辛くなくては」という人は、こちらをひと振りしてみるといいだろう。旬ゴリは辛い物好きなので、ふた振りしてみたところ、顔中の毛穴が開いて食後には汗だくになってしまった。

ちなみに「ひかぴんく一味」は、1缶700円で購入することもできる。もちろん、筆者が買って帰ったことは言うまでもない。



今回は、「新感覚、スパイスと麺と米の共演」」をうたう「カレーメン京(みさと)」さんにおじゃまさせてもらった。

「カレーメン」と聞いて、カレーラーメンを想像していたが、そんな単純なものではなかった。鰹出汁の効いたかやくごはんと相まって、イタリア料理・インド料理・日本料理を巻き込んだ多国籍料理だった。それぞれ個性のある3つの味をシェフが上手に調和してくれているおかげで、非常においしい「新感覚」を味わうことができた。

普段のランチにはもちろん、アキバデートにも使えるオシャレなお店だと思うので、そんな時はぜひ「カレーメン京(みさと)」に行って見てはいかがだろうか?


店舗情報
店名:超カレーメン京(みさと)
住所:東京都千代田区神田須田町2丁目13−1 ノルン秋葉原ビル 1F
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)
定休日:水・土・日・祝、夏季休暇、年末年始
店舗MAP
旬ゴリ

旬ゴリ

ガチオタ歴40年の中年ライター。某PCメーカーの購買を経て、タクシードライバーやカイロプラクターなどを歴任し、アメリカ・中国・台湾に移住していた、なんでも書く謎のフリーライターにしてYouTuber

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