冬アニメ「最強タンクの迷宮攻略」中盤戦を盛り上げる、岡本信彦(マリウス役)×久野美咲(アモン役)インタビュー!【サイン色紙をプレゼント!】

現在好評放送中のTVアニメ「最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される」より、アバンシア迷宮の守護者・マリウスを演じる岡本信彦さんと、ケイルド迷宮の守護者・アモンを演じる久野美咲さんに、作品の魅力を語ってもらった。

「最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される」は、マンガアプリ「マンガUP!」で配信中の累計100万部 (2024年1月時点)を突破する、原作・木嶋隆太さん、漫画・如月命さん、キャラクター原案・さんどさんによる人気マンガのアニメ化作品。

勇者パーティーを追放された歴代最高の外皮【9999】を持つルードは、それでもあきらめずに、最愛の妹であるマニシアを救うために戦いを続けていく。やがてルードの人柄のよさに惹かれ、仲間たちが自然と集まってくる。だが、ダンジョンには強力な敵が存在した……。

今回は、主人公ルードたちの前に立ちはだかるアバンシア迷宮の守護者・マリウスを演じる岡本信彦さんと、ケイルド迷宮の守護者・アモンを演じる久野美咲さんに、作品の魅力を語っていただいた。

──物語に触れたときの印象を教えてください。

岡本 盾役であるタンクってRPGでは結構地味な役職です。日頃からゲームをやっている人は結構重要な役だとご存じかと思いますが、物語の主人公としてはあまり映えそうにないポジションなんです。そんなタンクを、とても魅力的に描いている印象がありました。ルード(CV.笠間 淳)の性格や周りのキャラクターの派手さが、その地味さの魅力を引き立てているところはあるんだと思います。この作品は異世界系の中の追放モノっていうジャンルになると思うのですが、その中でも前向きになれる作品という印象があります。

久野 私はタンクという言葉の意味を知らなかったので、タイトルを聞いたときも最強タンクって何だろう?って思って……。

岡本 最強の戦車かな?みたいな?

久野 タンクボトルってあるじゃないですか。だから桶とか樽とか、容器のイメージで。

岡本 最強の武器が桶! それを使って迷宮攻略をするんだ!みたいな(笑)。

久野 そのくらいゲーム用語の知識がなかったんです(笑)。でも原作を読んで、こういう意味だったんだ!とわかったので、面白いなと思いました。それと出てくるキャラクターたちが、みんな魅力的でかわいい! マリウスのようなカッコいいキャラクターもいるし、ルードの素敵な性格も相まって、ルードの周りにいる子たちはいい子ばかりなんです。ルードとの関係値が深くなっていくさまを感じられるので心が温かくなる作品だなと思いました。だからバトルシーンだけではなく、ほっこりするシーンもあるんです。

岡本 確かに。温泉シーンもちゃんとあるもんね。

久野 確かに、温泉に入るとほっこりしますもんね(笑)。

──身も心も、ですね(笑)。ダンジョンが現れると町おこしになる、みたいなところが描かれるアニメも珍しいと思ったのですが。

岡本 確かにアニメではあまり見たことはないですよね。ゲームにおいてはよくあるところだけど、「マインクラフト」とかに近いイメージではあるかもしれないですね。ポイント制があったりするのを見ると、時代もここまで来たか!という感じがありました。

久野 私はそこまでゲームに詳しくないのでどれもが目新しくて。タンクという言葉もここで覚えましたし、詳しくないからこそ、新鮮な気持ちで作品に向き合えた気もします。

──それぞれ演じているキャラクターについてうかがいたいのですが、岡本さんが演じているマリウスは刀使いで、なかなかの手練れです。

岡本 アバンシア迷宮の守護者で、ルードたちが攻略する迷宮のボス的存在であり、1クールの中では中ボス的な役割なのかなと思っています。ルードたちが対峙する強キャラなので、不敵な笑みと、爽やかなひょうひょうとした声で演じられたらいいなと思っていました。あとは戦闘が大好きなので、戦闘シーンでは声を荒げたり、変身をしたり、どう猛さも兼ね備えているんです。キービジュアルを見るとイケメン要素が強いんですけど、ルードたちと戦ったあとに仲間になると、かわいらしいキャラへ変貌していったりもします。

──バリエーションがあって、演じるほうとしては楽しいかもしれないですね。

岡本 そうですね。いろんな性格の幅がありましたから。でも、声質はそこまで変えないようにはしています。どう猛さを出すところでは、怖い雰囲気も出しながらだったんですけど、どちらかというとヒロイックになっていくようなところはありました。

──久野さんは、アモンを演じていますが、どんな子でしたか?

久野 アモンもマリウスと同じく、ルード達に敵対する形で登場します。ケイルド迷宮の守護者ありで魔王なので、登場したときはちょっと怖い、不気味な雰囲気なんです。だから原作を読んだときは、アモンの荘厳で怖い表情をしっかり表現できたらいいなと思っていました。アフレコでは、余裕のある感じしてほしいというディレクションがあったので、ルードたちを上から見おろすような雰囲気でお芝居させていただきました。実はギャグシーンも多かったんですよ。そこではアモンのかわいらしい雰囲気を出してほしいというディレクションだったので、ルードに甘えたり、パーティーのみんなにイジられたり、そこでのアモンのいろんな表情を、魅力的に表現できたらいいなと思いました。

──ルード、そしてルードのパーティーの魅力はどこにあると思いますか?

岡本 バランスがすごくいいですよね。ルードも強いんだけど、周りのキャラクターもめっちゃ強い印象があって(笑)。どこのパーティーに入ってもエース級の人たちが集まっている気がします。ルード自身も外皮【9999】で異次元なんだけど、そのあたりはマリウスも外皮は削り取れていたと思うんです。僕自身、タンクってダメージを受けつつ、ヒーラーがそれを回復して戦うみたいなゲームのイメージがあったんですけど、ルードに関しては、そのダメージを攻撃にして返せる「生命変換」があるから、ちょっとズルすぎますよね(笑)。この世界において、めちゃめちゃ強すぎてチートレベルだと思います。ただ、そのほかにも合体するリリア(CV.大橋彩香)とリリィ(CV.優木かな)がいたり、みんなそれぞれが強くて魅力的なんですよね。

──確かに、ニン(CV.本渡楓)やルナ(CV.市ノ瀬加那)もただ者ではないですからね。久野さんはいかがですか?

久野 ルードはとっても素敵な人だと思います。ルードの周りにいる女の子たちは、不安とか心配なことをそれぞれ抱えながらも頑張って生きているんですけど、それもルードは理解して、やさしく寄り添ったり、楽しい時間を一緒に過ごそうとしてくれるんです。いつも周りの人たちの気持ちも考えたうえで、じゃあ自分はこうしようと行動を決められる人だから、パーティーのみんなもルードのことを信頼しているし、ついてこうって思うんだろうなって思います。ルードのそういうところは、私自身も尊敬しますし、魅力的だなって感じますね。

──ちなみに、魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、気になるキャラクターとかはいるのですか?

岡本 個人的にめっちゃかわいいと思っているのがルナです。人間とは違うホムンクルスではあるんですけど、そこの部分もルードが支えているシーンがあって、結果としてルナとルードの魅力が上がっているような印象を受けました。あとはルードの妹のマニシア(CV.小倉唯)もいいですよね。もともとルードは彼女のためにがんばっているところがあるし、そう考えたら、守ってあげたくなるような女の子キャラクターがたくさんいるんですよ。あと、こういう言い方が妥当ではないかもしれませんが、キャラデザだけで言えば、ルードよりマリウスのほうがカッコいいと思うんです。でも、ルードのほうがモテるというのは、なんか男性陣は勇気をもらえるというか(笑)。男は中身だ!と言ってくれている感じはしますね(笑)。

久野 原作を読んでいるときから、みんなかわいいなと思っていたんですけど、個人的にはマニシアがアニメになって、より魅力的になってたと感じていて。小倉唯さんのお芝居も相まって本当にかわいいんですよ。ルードがメロメロになっちゃうのも納得といいますか。アモンは、マニシアとのかけ合いもあったんですが、私自身もニヤニヤしちゃう、みたいな感じでした(笑)。

──とてもいい雰囲気のパーティーですが、実際のアフレコでは、皆さんどんな様子だったのですか? 最近は分散収録の機会も減ってきているとうかがっていますが。

岡本 僕は久野さんとも、ルード役の笠間淳さんとも一緒に録れたんですけど、雰囲気としては、わりとワイワイしていたと思います。

久野 パーティーのみんなで力を合わせて戦うシーンが多いので、同時にセリフを言うシーンもあったんです。そこではやっぱり一緒に録れると臨場感が出るといいますか。チームワーク感みたいなのがより表現できた気がしますね。

──そういう意味で、すごくRPG感が強いアニメなんですよね。アニメを見ているけどゲームをやっているような感覚もあるというか。

岡本 そうですね。RPGとかをやって育ってきた人には、すごく刺さるんじゃないかなって思いました。

──ゲームの話とかはしていたのですか?

岡本 あんまりゲームの話は出ていなかったんですよね(笑)。それよりもご飯の話とか。それとアフレコの頃、海外でのイベントが増えていたので、海外の話をしていた気がします。

──お2人は収録には途中参加になると思うのですが、できあがっている座組に入っていくのはいかがでしたか?

岡本 僕よりもあとに参加した久野さんのほうが、あとからの要素は強かったかもしれないですけど、どうだった? 

久野 やっぱり緊張しましたね。特に笠間さんとは初めましてだったので。

岡本 僕も笠間さんとは朗読劇で一緒だったり、同じ作品に出たりしていたけど、一緒にアフレコはしていなかったから、今回の現場でやっとガッツリお話ができたんですよね。

──座長の笠間さんは、どんな方でしたか?

岡本 すごくやさしく、気を配っていただいていたと思います。声が低いので、ルードと同じく硬い印象があったんですよ。でもしゃべると、すごくやわらかい方なんだなと思いました。

久野 アモン初登場のアフレコ当日に、みんなでご飯に行きましょうと笠間さんからお誘いいただいて、アフレコの後ご飯会に参加できたんです。そのご飯会のおかげで、キャストの皆さんともお話ができたし、監督やスタッフの皆さんとも、作品のことやアモンのことについて質問することができたので、すごく有意義な時間を過ごすことができました。

──そういうコミュニケーションの場がまた持てるようになったというだけで、なんだか感慨深いです。

岡本 やっぱりそういうコミュニケーションは大事ですからね。

──では最後に、物語も後半へ突入しマリウスやアモンも活躍することになるのですが、作品のどんなところを楽しんでほしいですか?

岡本 RPGって適材適所があったりすると思うんですけど、自分の中でこのポジションこそが最強!っていうのを思い描いている方々も多いと思うんです。オンラインゲームになってから、タンクという言葉・役職が広まったと思うんですけど、だいたい物語の主人公になるのって、勇者や魔法使いで、攻撃属性のほうだと思うんです。だから、タンクをやられていた方にとって、ようやく我々の時代が来たぞ!と思ったんじゃないかなって。タンクって、めちゃくちゃ強いんだなっていうのがアニメを見て知られたと思うので、タンクをやりたい人が増えてくれたらいいなと思っています。

久野 RPGの世界がアニメや漫画で描かれているのを改めて見ると、登場人物みんなにもちゃんとバックボーンがあって、パーティーも人間関係で、それぞれの人間ドラマがあるんだなって思いました。そういう角度からRPGの世界を見るのも楽しいですし、やっぱりみんなで力を合わせて何かひとつのことに突き進んでいくのって素敵だなって思いました。

──タンクをやりたい人が増えたという話も出ましたが、アニメを経て、この役職をやってみたいというのはありましたか?

岡本 いや、僕はやっぱりゲームでは魔法使いなんですよね。風が好きなので、属性として風魔法ができたら何でもいいなって思っています(笑)。だから強力な風魔法を使うアモンが本当にうらやましかったです。あと僕は効率厨で……、過去一番レベルを上げやすかったのが魔法使いだったんです。守ってもらいながら、連打してポーションでMPを回復しているほうが、HP回復するよりも効率がよかったんです。

──しかも攻撃も全員にできたりしますしね。

岡本 そうそう。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーでもそうなのですが、全体攻撃のほうがラクなんですよね、レベル上げが。

久野 岡本さん、ゲームにすごく詳しいんですね! 私は……前線に出て戦うのが怖いです(笑)。回復は、前に出なくていいんですか?

岡本 そうだね。ヒーラーもめっちゃ強いイメージがある。

──しかもパーティーに絶対に必要なメンバーですよね。

岡本 いないと始まらない。

久野 じゃあ、ぜひぜひヒーラーがいいです(笑)。


(取材・文・撮影/塚越淳一)

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