「絆のアリル」ユニットインタビュー第3回!「3DM8」荒井瑠里(ヒメナ)×古畑奈和(ゾーイ)×北原侑奈(ソフィア)スペシャル対談【PR】
2023年12月に最終話を迎えたアニメ「絆のアリル」。怒涛の展開を繰り広げた終盤から最終話にかけて、印象に残っているアニメファンも少なくないのではないだろうか。
ファーストシーズンで結成までのストーリーが描かれたユニット「PathTLive」に加え、セカンドシーズンでは新たに「BRT5」「VICONIC」「3DM8」のメンバーが登場。ユニットバトルで行われるバーチャルグリッドアワード、ADENシード本選はどうなるのか、そのストーリーとともに、各ユニットの楽曲やMVのようなライブも注目を集めた。
アキバ総研では2024年3月8日に開催が決定したアリルズXRライブ(#)を記念して、各ユニットにインタビューを実施。第3回となる今回は、3人組ユニット「3DM8(スリーディーメイト)」より、荒井瑠里さん(ヒメナ)、古畑奈和さん(ゾーイ)、北原侑奈さん(ソフィア)にお話をうかがった。
こういう子を演じられて、演じたキャラがテレビの中で動いて感動しました
――セカンドシーズンでついに3DM8が登場しました。まずは「絆のアリル」をご覧になった感想からお聞かせください。
荒井 私の演じるヒメナが初めてしゃべったのは第19話でしたが、嵐のように登場して、めちゃめちゃハイテンションでしゃべって、あっという間に去っていって……(笑)。こういうアクセントになる子を演じさせていただけたのが、感慨深かったです。
あと、なにより女の子がたくさん出てくるので、目が幸せです!(笑)
北原 (笑)。私はやっぱり、自分の声で命を吹き込んだ存在であるソフィアがテレビの中で動いていることに、ものすごく感動しました。ストーリーよりもまず、本当に声優のお仕事ができるようになったんだ……って実感が湧いて本当に嬉しかったですね。
古畑 アリルズプロジェクト(Alleles Project)の配信をいっぱいやってからのアニメだったので、アニメで見たゾーイと配信でのギャップがすごくて、頭の中でこんがらがる自分がいました(笑)。そういう、ほかのアニメとは違う見方ができるのも「絆のアリル」ならではで、面白いなと思いましたね。
アニメの内容としては、3DM8の結成の仕方が結構軽かったんですよ。でも、第22話ではそれぞれの人となりや3DM8らしいクールさ、面白さといったいろいろな面が見られてグッときましたし、3DM8としてチームに入れてよかったなと改めて感じました。
――確かに、結成自体は意外とあっさりしていましたが、そこまでにほかの子とのコラボなどいろいろありました。そのあたりはどう感じましたか?
北原 自分が演じている子ではありますが、ソフィアは「もうちょっと人にやさしくしてあげて!」とずっと思っています(笑)。ヒメナがゾーイとソフィアに「一緒に組みたい」ってオーラを出したり話しかけたりしてくれたのに、2人はツンツンしていたというか、クールなんですよね。ちゃんと気にかけてくれている子が近くにいることを教えてあげたいです。
荒井 そうなんですよ。ヒメナが声をかけようとしたのに2人が行っちゃうシーンもあって……。最終的にソフィアが声をかけてくれたのは、ヒメナとジェシーのコラボライブを見て「ヒメナええやん」となったのがきっかけだと思うので、コラボのライブシーンはすごくありがたい存在でしたね。
古畑 ゾーイは自分からグイグイいくタイプではなく、誘われて「じゃあやる」って感じなんです。ソフィアが組みたいって意思表示をしてくれなかったら、本当に誰とも組まずにひとりでやっていたかもしれないので、ありがたいなと思いましたね。ヒメナも、ソフィアがあんなにツンツンしていたにも関わらず、別け隔てなく接してくれて、このユニットを本当にマイルドにしてくれました。
個人的には、サラとの幼なじみストーリーでゾーイがジュアと組んで、サラは間違えてミラクの手を取っちゃったのに息ピッタリのパフォーマンスをしていたのが面白かったです。そのときのサラの表情も好きでしたね。
――その流れでお聞きしますが、3DM8以外のユニットメンバーも含めて、好きなシーンや楽曲、意外だったところなどをあげるならどこですか?
荒井 やっぱりアニメでからみのなかったキャラクターは、アリルズの配信でのイメージが先行していたので、VICONICの2人は意外でした。配信のときはゆったりしたセアと元気なジュアのコントラストがすごくいいなと思っていたんですけど、どっちの個性も包み込むような格好いい系の楽曲で来たのにビックリしました。今後、アリルズの配信でも曲を聴けるのが楽しみですし、純粋に曲調が私のタイプなので楽曲が配信されてからずっと聞いています。
北原 ギャップがあると思ったのは、私はジェシーですね。配信では妹みたいで、甘えん坊でかわいくて、といったイメージだったんです。なので、アニメであそこまでツンデレ要素が強いとは思っていなくて、行動にすごくギャップを感じました。でも、アニメのジェシーもめちゃくちゃかわいいですよね。
――ちなみに、ヒメナの口癖である「ア~ン・ビ・リ・バボー!」は言ってみていかがでしたか?
古畑 第22話でも、これでもかってぐらい言っていたよね(笑)。
荒井 この世のすべてなぐらい言っていました(笑)。ヒメナといえばこのセリフ!って感じにしたいと、最初のアフレコで音響監督がおっしゃっていたんです。私は最初、普通の英語っぽく言っていたんですけど、「もうちょっと聞いてクセになる感じでお願いします」とディレクションがあって、いまの言い方が生まれました。見てくださっている方も「アンビリバボー来た」と言ってくださいますし、本当にヒメナといえば「ア~ン・ビ・リ・バボー!」になったのでよかったです。
3DM8結成のきっかけにもなったコラボ楽曲
――アニメで皆さんが担当した楽曲についてお聞きします。まずは、ゾーイとジュアのコラボ曲「パーフェクト・ゲーマー」について、曲の印象やレコーディングのことをお聞かせください。
古畑 「パーフェクト・ゲーマー」はとにかくノリノリで格好いいですよね。ジュアの元気さとゾーイのクールさって対極にあるのに、まとまっている感じがあるのもすごく好きで。ジュアのラップっぽいところも楽曲のアクセントになっていますし。楽曲のキーが高くて歌うのは苦労しましたが、練習して挑めたので歌っていてすごく楽しかったです。
荒井 しかも、2人とも足を出した衣装で美脚が際立つような振り付けもあって、それが際立ちますよね(笑)。
古畑 (笑)。
北原 奈和ちゃんが言ったように、クールと元気さがこういう風にまとまるとは思っていなかったので、意外な組み合わせでもちゃんとまとまることに、私も感動しました。
――北原さん演じるソフィアは、リズとのコラボで「Fake out」を歌いました。
北原 私が最初にレコーディングしたのはこの曲だったんですよ。まだソフィアというキャラクターを掴みきれていなかったので、どういう歌い方をしたらソフィアの強い感じとか、余裕のある感じが出るのか、いっぱい考えて試行錯誤した思い出があります。デュエットだと必然的に3人よりも歌うパートが多くなりますし、キャラクター性も見せなきゃいけないですからね。リズよりも上に立っている感じが表現できていたらいいなと思っています。
古畑 私は、データキャラのコラボだ!って思いました(笑)。2人ともデータキャラで賢くて冷静沈着。自分の思いを口にするのも上手そうなタイプなので、相性ぴったりというか、納得する組み合わせが見られて嬉しかったです。
荒井 頭脳派で頭がいいからこそ、音楽以外でも自分の気持ちを表現する術を持っている2人だと思うんですよ。それなのに、伝えたいことを表現する手段としてパフォーマンスを選んでいることが、2人のバーチャルアーティストへの思いの強さに繋がっている気がして、めちゃくちゃ好きですね。
北原 なんか照れちゃいますね(笑)。
――ヒメナが歌った「Let go」はジェシーとのコラボ曲でした。
荒井 ジェシーとコラボするきっかけになったのは、ニスカがBRT5から離れたことにジェシーが納得できなかったからだと思うんです。でも、このコラボライブは、ニスカとジェシーがまた仲良くなるきっかけになりました。ジェシーがその選択をしてくれたこともそうだし、ヒメナが関係性を再構築するきっかけになれたことがすごく嬉しかったです。私としても思い出深い楽曲です。
レコーディングをしたのはアフレコより前で、私もヒメナのキャラクター性をまだつかめていない段階でした。キーもすごく高いので、ちょっと泣きそうになりながらレコーディングした記憶があります(笑)。
古畑 ストーリーがあっての楽曲は、やっぱり心にグッときますよね。アニメを見ていて楽しいと思えることのひとつだと思います。個人的にはヒメナとジェシーの声はすごく特徴があってかわいくて、ピッタリだと思いました。しゃべるたびにかわいいと思うし、癖になるというか、もっと聞いていたくなるので、2人の歌声を一緒に聴けたのが嬉しかったです。
北原 私もピッタリな組み合わせが来たと思いました。先ほど話していたように、ソフィアがヒメナを発見するきっかけにもなった楽曲で、きっとソフィアは「ヒメナいいじゃん。ちょっと欲しいな」と思ったんだろうなって。
――ヒメナから誘おうとしてもうまくいきませんでしたからね。
荒井 フラれっぱなしでした。めげてしまそうなタイミングもあったと思いますけど、そこから一歩踏み出す勇気を教えてくれたのがジェシーだったのも嬉しかったです。
ラップ初挑戦に必死でした×2、すごく気持ちよかったです×1
――そして、ついに3DM8が結成され、第22話で「Remortework」を披露しました。楽曲も映像もカッコよさ全開でしたが、レコーディングや映像をご覧になった感想をお聞かせください。
古畑 もう大興奮ですよ。楽曲が届いたときから「めっちゃこの曲いい!」と期待がすごくふくらんでいたんです。ほかのユニットにはないラップで見せるところもあるし、演出もきらびやかでめちゃくちゃ嬉しかったですね。3DM8にしか出せない雰囲気で、本当にチームになれたなって感覚もありました。
北原 私はレコーディングの順番が最後だったので、2人の声を聴きながら、ある程度の完成形といいますか、3DM8がどんなユニットになるのか想像がついた状態でレコーディングしていました。やっぱり3DM8は特殊というか、尖っていますよね。こういうユニットをやってみたかったですし、こういう曲を歌ってみたかったので、すごく嬉しいです。これぞ3DM8! って。
荒井 レコーディング前に資料としていただいた(デモ曲の)段階だと、キーがもっと低かったんですよ。男性キーで、結構重々しく格好いい感じでした。そこからキーが変更になって、キャッチーで中毒性がプラスされました。私もずっと聴いちゃいますね。
映像に関しては、3DM8って個性が際立っているから、パフォーマンスとしてどうまとまるんだろう?と思っていたんです。でも見てみたら、個性がぶつかり合うことでこういう化学反応が起きるんだと感じて。3DM8にしか伝えられないことを3人は意識してパフォーマンスしている、それがすごく伝わってくるのも好きですね。
――キーを変更したとのことですが、やっぱり大変でしたか? それとも歌っていて気持ちよかったとか?
荒井 本格的なラップが初めてでしたし、キャラクターのこともまだわからないし……本当に右も左もわからない状態で、格好よくすることだけを目標にがんばった記憶があります。
北原 私もとにかくラップに必死でした。この時点ではまだキャラクターをつかみきれていたわけではなかったですし、ラップは初挑戦でしたから、ものすごくとまどいがありました。いっぱいラップの曲を聴いて臨んだんですよ。
古畑 古畑はですね……とっても気持ちがよかったです!(笑)なぜなら、2人はラップから始まりますが、私は満を持して普通のメロディから入るんですよ。ラップで盛り上げてくれたあとに歌が入るので、気持ちよかったですね。
また3DM8でユニットライブを!
――では、今後3DM8として歌ってみたい楽曲や、やってみたいことはありますか?
北原 3DM8ならなんでもできちゃう気がするんですよ。
荒井 言うね〜(笑)。
古畑 私たちは先日ユニットライブをしたのですが、(第22話の放送前で)「Remortework」は披露できなかったから、いつか「Remortework」を披露したいです。3人ともダンスが好きで飲み込みも早いタイプですし、3DM8らしいかっこいい曲に合わせてダンスをいっぱい踊るようなパフォーマンスもやってみたいなって思います。
北原 ライブ、めっちゃ楽しかったよね。
荒井 うん。純粋に楽しかった。
古畑 忘れられないのが、ライブが終わったあとすぐに、瑠里ちゃんが「最高に楽しかった! こんなに楽しくていいのかな」みたいに言っていたんです。私も3DM8でできてよかったなと思ったし、みんなが心から楽しんでいたのが伝わってきて、ただただ幸せ空間でしたね。
北原 ライブの途中で、私が少し下がって2人の背中を後ろから見るところがあったんですけど、背中からもワクワク感がすごく伝わったので、終わらないでくれ!と思っていました。
荒井 3人が「楽しかった」「終わりたくない」「またやりたい」と思っているのは、見てくださった方にも絶対に伝わっているだろうし、きっと同じ気持ちじゃないかなって思うので、絶対にまたこの3人でユニットライブをやりたいです。
――それも、アリルズプロジェクトをやってきたからこそでもあるのかなと思いますが、今度はアリルズプロジェクトで特に思い出に残っていることをお聞かせください。
北原 アリルズは、声優以外にもいろいろな仕事をしている子が15人集まって始まったプロジェクトなので、ダンスが初めてとか歌に自信がないとか、いろいろな不安や悩みを抱えたメンバーがいたんです。でも、練習を重ねることで、みんな日に日にうまくなっていくのが目に見えて、がんばることやひとつのことに向き合う大事さを改めて感じることができました。
荒井 アリルズプロジェクトのお披露目配信は、めちゃくちゃ思い出深いですね。2日間に渡る長時間配信で、スタッフさんの中には2日間徹夜していた方もいらっしゃって、私もこのプロジェクトにかける思いがすごく募りました。企画が盛りだくさんすぎて、本当に頭がパンク状態でしたけど、あれを乗り越えたから15人でがんばれる覚悟が固まった配信でした。
古畑 思い出はいろいろありますが、私は楽屋も好きなんですよね。アリルズは普段だったら関わらないお仕事の方や、出会っていなかった子がいっぱいいるんです。もちろん悩んでいる子はいましたけど、向上心の強い子が多いから、アリルズに対する気持ちとかを聞いているとものすごく前向きな気持になれましたし、個人的なお話もたくさん聞けて自然とパワーをもらえました。私はそういうパワーをもらえる交流の場が好きなので、楽屋は思い出深いですね。
活動を通じて感じた、お互いの印象の変化とは?
――これまでの活動を通じて、出会った当初と今とではお互いの印象が変わったのでは?
荒井 私は、2人とも第一印象から結構変わりましたね。奈和ちゃんはクールな印象があったんですけど、だんだん“すごく周りから慕われる子”って印象になりました。ユニットライブの打ち合わせでは、パフォーマンスのこともMCのことも意見をいっぱい出してくれて、私が考えつかないことをいっぱい言ってくれたんです。だからこんなに人望が厚くて信頼されているんだなって感じました。
古畑 うざくなかったかな?(笑)
荒井 うざくないですよ(笑)。むしろ、尊敬に変わりました。ゆぅゆ(北原さん)はめちゃくちゃオシャレだしかわいいし物腰もやわらかくて。その印象はいまも変わっていないですけど、ライブをやってみて“一番メンタルが揺るがない人”だと思いましたね。一番肝が座っているんですよ。どんなことがあってもゆぅゆと一緒なら乗り越えられそうです。
――荒井さんの印象は、北原さんや古畑さんから見ていかがですか?
北原 印象はギャルでした(笑)。“太陽みたいにキラキラ輝く子”って感じで、人見知りも全然しないし本当に明るい子だなって。そのイメージはそれほど変わっていないですけど、思っていたよりも話しやすかったです。私、元気な子は逆に身構えちゃうことが結構あるんですけど、そういうこともなく自然なトーンでしゃべりにいけるんです。あと、面白いです!
奈和ちゃんのことは、「しゃべりかけて大丈夫かな?」って思うぐらい、クールで凛とした女性というイメージが強かったです。でも、めちゃくちゃ頼りになるんですよ。奈和ちゃんがいなかったらあんなに素敵なライブにならなかったと思います。
――古畑さんからも2人の印象を。
古畑 私、2人と初めて出会ったときは、初現場でどうしていいかわからず、緊張もあったからしゃべれなかったんですよ。本当にひと言もしゃべれないまま、知らない間に解散していて。次に会うのが気まずいぐらい、みんなが人見知りムーブに入っていましたね。
でも、瑠里ちゃんは、そのあと会ったときに私が急にじゃんけんを仕掛けたり、なに食べたゲームを仕掛けたりしても、すごくノリよく接してくれて。あっち向いてホイも、首が取れるぐらい向いてくれるんです。こんな遊びに付き合ってくれて本当にいい子だなと思いました。ダンスレッスンでは、瑠里ちゃんの膝があいていたから、膝枕をしに行ったんですよ。どこまで許容範囲としていけるんだろう? と思って(笑)。試してみたら、全然受け入れてくれました。しかも、肩もなでてくれて。ややしいママみのある子だな、安全な子だなって知ることができました。
瑠里ちゃんと踊るのはすごく楽しいんです。体の動かし方とか勉強になることがたくさんあるので、これからも技術を盗めるところは盗んで、学べることはいっぱい学んでいけたらいいなと思っています。どう? (褒めるのは)このぐらいで足りた?(笑)
荒井 最高です!(笑)
古畑 侑奈は、会って数秒で“大丈夫な人”だと感じました。裏表がないというか、思っていることをすぐに口に出してくれるし、嘘がない人だなって。3DM8で集まっているときも、侑奈からしゃべってくれることが多く、私をほぐしてくれるので、安心感に繋がっています。取り繕わなくていいから一緒にいやすいというのかな。瑠里ちゃんもそうだけど、無理にがんばろうと思わなくていい、素でいられる子です。年齢は年下だけど精神年齢的には年上感があって、すごくリラックしていられる存在だなと思っています。
北原 ありがとうございます。
――最後に「絆のアリル」やアリルズプロジェクト全体への希望をお聞かせください。
北原 アリルズは中の人の存在を明かしているので、バーチャルの世界も楽しめるし、リアルな私たちの楽しんでもらえるのがいいところだと思うんです。なので、もっともっと両方でイベントや歌う機会、ファンの皆さんと接触できる機会が増えたら嬉しいです。やっぱり目の前にファンの人がいてくれると熱量が変わってきますので、みんなと交流する機会が増えたらいいですね。
荒井 私、アリルズの15人で歌った「Dive into “i”」にかける思いが大きすぎて、どこか外に発散しないと爆発してしまいそうなんです。歌詞もアリルズを象徴するような感じですし、ファンの方もこの曲がアリルズにとって特別なことをわかってくれていると思うので、いつか15人で楽曲に対する思いを伝えられたらいいなと思います。絶対に特別に瞬間になると思うので、その景色を見せたいです。
古畑 古畑としては、3DM8のユニットライブのアーカイブを!と思いますね。映像があれだけきれいなのも「絆のアリル」のいいところですし、XRアーティストのおいしいところですから。それに、3DM8としてアーカイブに残っている思い出がないんですよ。アニメを見て気になった人が、3DM8の絡みを知らないままでいるのはもったいないので、今度また3DM8でライブをやれたらアーカイブを残してほしいです。3DM8が活動した証として、形あるものが残ったら嬉しいですね。
(取材・文/千葉研一)
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