【「AMAKUNI機神 キングジェイダー」再販記念トイレビュー】すごくでかい! すごく強い!究極のキングジェイダーを、声優・泰勇気が遊び倒す!前編

声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!

泰勇気のトイ遊々記 第39回 AMAKUNI機神 キングジェイダー 前編

今回は大型アイテムの登場! 「AMAKUNI機神 キングジェイダー」のご紹介です。

「AMAKUNI機神 ジェネシックガオガイガー」が発売され、そのバリエーションである覇界王版、「ジェネシックガオガイガーヘッドディスプレイモデル」の予約が締め切られたタイミングでの発送となった本商品ですが、本日2月22日より再販分および、新たに「オプションパーツ」の受注がスタートしました!

そもそも劇中での大きさが超弩級であるキングジェイダーなので、その合金アクションフィギュアも超弩級な大きさ! そりゃあもうすごいことになっています。

各形態への変形ギミックと、付属パーツを使用することによって実現した各形態のプロポーションの良さが共存する、現時点での「キングジェイダー最高傑作」と言えるでしょう。

変形機構も極力複雑になりすぎないように設計されています。(さすがに当時品の玩具に比べたら格段に変形の難度は上がっていますが)

キングジェイダー同様に、今回は(今回も?)かなりのボリュームの記事になってしまいそうです!

パッケージの写真は、箱の両側面にまで続く大作。画像編集ソフトを使って三面を展開したように並べてみました。

裏面には各形態の写真が。箔押し印刷で「J」の文字は刻まれています。パッケージ内には2段のブリスターでキングジェイダーが収められており、そこから取り出して組み立てると、こちらのようになります。

息をのむ迫力……。各部のシルエットや形状は劇中のイメージを保ちつつ、ほどよい密度のディテール追加と配色アレンジが非常にAMAKUNI機神らしいです。

付属の台座に載せて、さらにアオりで撮影。素立ちなのに何でこんなにかっこいいんだ!?

俯瞰。ボディ上面にもガッチリとディテールが詰まっています。それもよいバランスで。

頭部の大きさもよいバランス。ジェイアークの艦首にあたる胸部、肩アーマーのディテールや配色のアレンジも文句なし。ただ大きいだけじゃあないってことです!

胸部のインテーク内だけでなく、ジェイアーク時のジェイクオース取り付け部にもぬかりなくディテールが施されています。

腰部周りも設定画を踏まえつつ、色数を増やしながらオリジナルのディテールを追加。太ももの面の取り方も、全体の巨大感にひと役買っていると思います。

こんなドデカイ足で回し蹴りを喰らったら、並みのメカは粉砕されてしまいますね。脚部も本来ほぼ白1色の設定ですが、追加されたディテールに合わせてライトグレーの塗装も施されています。脚部内側を見ておわかりのように、ジェイアーク形態から変形する際に前後の厚みを増すギミックが追加されており、ロボット形態の脚はドッシリ感が増しています。

肩アーマーも2色で塗り分けられています。胸部脇にチラリと覗くダイキャストパーツもたまりません! 砲身は、なんといっても「こだわりのAMAKUNI機神」ですから当然、開口されています。後ほどご説明しますが、この砲塔もよく動きます。

ジェイダーの足裏にあたる部分には、それらしいディテールがあります。手首も交換用パーツなしにクレイジーなほど可動します。こちらも詳しくは後ほど。

後ろ姿。とても変形機構を内蔵しているとは思えない、まとまりのよさです。膝裏のダイキャストパーツの輝きがまぶしい。

肩の翼状パーツの複雑な模様も塗装済み。翼の端には航行灯をイメージしたピンク色の塗装が施されています。

バックパックには設定通り4発のスラスターが見えます。肩アーマーの後ろ側には、各形態を再現する際のボールジョイントが見えていますが、それすらも巨大なメカの自然なディテールに見えるように収まっています。

腰部リアスカートはシンプルな形状なのですが、やはりこういったところにはオリジナルのディテールが追加されており、説得力が高まっています。

ふくらはぎ部分は、これまでのキングジェイダー玩具ではあっさりしがちだったのですが、「AMAKUNI機神」は違います。今回はジェイアークの甲板を構成するパネルが折りたたまれているため、ご覧のようにメカメカしいデザインになっています。

「キング! ジェイダーー!!」

劇中での合体完了の1シーンを再現。胸部から脚部へ向けてボリュームが増していっているので、アオりでみるとさらに巨大感が強調されます。

こちらは付属パーツの「ジェイクオース」。シャープさと、複雑な模様の塗装がポイント。

腕部に取り付ける際は、接続ピンを起こして……

前腕の四角いジョイント穴に差し込みます。

頭部はボールジョイント接続でグリグリ可動。大きいだけじゃなくて、可動も充実です。

首の下のパネル状の部分は、後ろ側を持ちあげたり、横に傾けたりできます。

肩は軸接続なので、前後方向への回転は360°問題なし。肩アーマーも多少持ちあがるため、腕は水平方向に90°以上持ち上がります。

肩の付け根は前方へ大きくスイング。おかげで巨大なボディに、柔軟で力強いポーズを付けられます。

肘関節のダイキャストパーツは二重関節。二の腕の上でロール回転も可能。

手首はボールジョイント接続。左右それぞれ五本の指は恐ろしいほど可動するため、これひとつで多くの表情を付けることができます。

ウエストの下で左右屈伸だけでなく、360°回転が可能。ここの内部フレームにはダイキャストが使用されています。

前後屈伸も可能。不自然さを無視すれば内部フレームを使ってもっと大きく傾けることもできます。

股関節にもダイキャストパーツを使用。腰部サイドアーマーも跳ねあげられるので、真横まで開脚が可能。しかもこの状態で保持できます。うそでしょ!?

腰部前後アーマーも跳ねあげられるので、脚部も前後に大きく可動。こちらもこの状態で保持可能。とはいってもかなりの重量なので、このままにしておくのは避けたほうがよいと思います。

この巨大さにも関わらず、膝関節は二重関節で180°近くまで曲げられます。ここもダイキャストパーツを使用した関節で、保持力は非常に高いです。

足首の付け根は引き出すことで可動範囲が拡大。

足首は上下左右へ大きくスイングできるため、接地性はかなり高いです。各関節の保持力の高さもあって、支柱を併用することでかなりダイナミックなポージングが可能となります。

これが可変フィギュアの可動範囲ですか!? この程度の格闘ポーズなら台座いらず。ジェネシックガオガイガーもそうでしたが、指が安心して動かせるというのは嬉しいですね。

「5連メーザー砲!」

「反中間子砲!!」

砲塔が回転するのは当然、砲身も1本ずつ上下左右に動かすことができます。

「とぁーーーー!!」

こんな回し蹴りポーズを取らせても、一応保持可能。

この巨体、脚部のゴツさでも片膝立ちが無理なく軽々OK。

脚部のミサイル発射口は片足に6か所あり。左右の合計12か所が開閉可能。

「全砲門、斉射!!」

こうなると、エフェクトパーツが欲しくなるところですね~。a

「ジェイクオース!!」
引いている左腕のポーズも完全再現可能。こちらも、光に包まれたジェイクオースのエフェクトパーツなんかが欲しくなるところ!

さらに! 首の裏にあるスイッチを押せば!

頭部が光ります! わかりやすくお部屋の照明を消して撮影。

額、両目、口の中がボワッと光っているのがわかります。


照明をつけた部屋でも、光源に近い両目と口の光がはっきり確認できます。

パワー全開で突っ込んでくるキングジェイダー! 本当にポージングが楽しいです!!

拳ごしに、光る頭部を狙って撮影。

再び「ジェイクオーース!!」

今回はジェイクオースを展開! そのままでもめっちゃかっこいいのに、今回はAMAKUNI機神の独自解釈でジェイクオースが展開状態に変形します。

「貴様が相手なら、死力を尽くさねばなるまい!!」

あの時のジェイクオースは、もしかしたら展開状態だったのかもしれませんね。

すでに50枚近くの画像をお届けしておりますが、まだまだ折り返し地点! 後編では各形態への変形を見ていきましょう!

【商品情報】

■AMAKUNI機神 キングジェイダー【再販】

・発売元:ホビージャパン

・受注期間/2024年2月22日~4月10日

・価格:63,800円(税込)

・発送/2025年1月~2月発送予定

・仕様/素材:ダイキャスト、ABS、PVC、PA、POM 

・全高:約30cm(頭頂高約27㎝)

・付属品:ジェイアーク変形用パーツ ジェイダー変形用下半身パーツ 専用台座(キングジェイダー用、ジェイアーク用の2種)

・製造/千値練

・造型/設計:NAKA-MOVE

・彩色/早川洋司(千値練) 

・プロダクトデザイン:宮内利尚 

・造形プロデュース:AMAKUNI 
・購入制限/通販:1注文2個まで

※ホビージャパンオンラインショップ(#)、ポストホビー厚木店で予約可能
※本商品は再販となります。商品仕様やパッケージデザインに変更はございません。

(C)サンライズ

泰勇気

泰勇気

「無敵超人ザンボット3」放送開始2日前生まれ。幼少期より玩具(特にロボット)を愛し、小学生からプラモを組むようになる。声優となってからもロボット玩具・プラモ好きは変わらずアキバ総研でライターデビュー。

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