肉!玉子!そしてもちもちの麺!背徳の炭水化物コンボ!「肉玉中華そば 連獅子」肉玉中華そば950円

秋葉原に遊びに来て、悩ましいのが「どこでランチを食べるか」だろう。

そこで、皆さまのランチ選択の一助になればと、用がなくとも秋葉原をウロウロしているワタシ、旬ゴリがオススメのアキバ飯をご紹介しよう。

なお、趣味にお金を使いたいアキバ民としては、ランチに使える金額は1,000円以内と想定して、1,000円以内で食べられるメニューを中心に紹介したい。


秋葉原に来たからにはラーメンを食べたい! だけどごはんも食べたい! しかし、数あるラーメン店からそんな願いをかなえられるお店があるのだろうか? と、思案していたところ、最近そんな願いをかなえるようなお店ができたという噂を耳にした!

そこで今回は、ラーメンはもちろんごはんもおいしく食べられるお店「肉玉中華そば 連獅子」におじゃました。

「肉玉中華そば 連獅子」は、JR秋葉原駅の昭和通り口から徒歩3分、都営新宿線岩本町駅からなら30秒ほどのところにある。少々わかりにくいので、道順を解説しておこう。

JR秋葉原駅の昭和通り口の改札を出たら、正面の昭和通りにかかる横断歩道を渡ってしまおう。

中華そばの「幸楽苑」の前を右に曲がり、しばらく進むと調剤薬局が見えてくるので、そこの手前を左折する。少し進むと、「肉玉中華そば」の看板が見えてくる。

店頭には、「秋葉原1ご飯が進むラーメン」と書かれた看板が立っている。こここそが、今回お目当ての、ラーメンもごはんもおなかいっぱい食べたいという願いをかなえらる「肉玉中華そば」だ。

店内は、カウンターのみ10席と少々こじんまりしている。実は前に入っていた飲食店が11席で営業していたのだが、お客様に少しでも快適に過ごしてもらいたいという思いから、あえて1席減らし、余裕のある空間を確保したのだそうだ。

ランチメニューなどは特に用意されていないので、通常メニューから選ぶことになる。ただ、ライスはふつう、大盛、特盛とも同一料金になっているので、相当な大食漢でもない限り、物足りないということはないだろう。

そして、今回注文するのは、一番人気の「肉玉中華そば」950円だ。

まず目に飛び込んでくるのは、鮮やかな黄色の「満月たまご」、そして⾃家製の特製ダレで焼いた「焼⾁」だろう。その横に、ネギ、ナルト、メンマといった、ラーメンの王道トッピングが豚骨スープに浮かんでいる。

麺は、ストレートの中太麺だ。もっちりとした食感を出すために、タピオカ粉を練り込み、キッカリ2分で茹であげたこだわりの特製麺だ。

なお、テーブルに置かれている小冊子には、各メニューの「おすすめのお召し上がり方」が書かれている。これを読めば初めてでもおいしく食べられそうだ。

筆者も、この食べ方でいただいていこう。

まずつるもち麺を、鶏と豚から旨味を引き出したあっさりとこってりが同居する「こっさり」タイプの濃厚スープにからませてひとすすり!

まだ「肉」も「たまご」も混ぜていないが、この状態でも十分おいしい! 皆さんも、ぜひ最初は麺だけをすすってみていただきたい。

次に、焼肉をスープになじませてひと口。⾃家製特製ダレで焼いた焼肉は甘めの味付けで、先ほどの麺と相性がよい!

そして、ずっと気になっていた「満月たまご」を、ここでつぶして、さらに麺をひとすすり!

「満月たまご」は非常に濃厚な黄身で、スープに溶くとかなり味が変わる。濃厚スープが、一気にまろやかな味わいになった。

次は、「焼肉を満月たまごに絡ませ、ライスにバウンドして一緒に頬張る」……、と書かれているが、ここでライスを頼んでないことに気が付いた! 950円の「肉玉中華そば」に150円の「ライス」を頼んでしまうと、ルールの1,000円を超えてしまうからだ! しかし、こんな状況で、ライスなしのまま食べ終わるわけにいかないじゃないか!

合計金額が1,100円になってしまうが、思い切って注文してしまった、ライス! これが「肉玉中華そば」の完成形だ!

これで「焼肉を満月たまごに絡ませ、ライスにバウンドして一緒に頬張る」ができる!

甘めの焼肉に濃厚な満月たまご、そしてもっちり麺にこっさりスープとライスが渾然一体となって箸が止まらない。

最後はスープを残さずライスにぶっかけて、はしたなくガツガツと食べてしまいました!

「秋葉原1ご飯が進むラーメン」は、過言ではなかった……!

改めて「おすすめのお召し上がり方」を参考にしてよかった。ぜひ皆さんも、最初は「おすすめのお召し上がり方」を参考に食べてほしい!

それにしても「満月たまご」の濃厚さはすごかった……! 「次回は絶対に肉玉ライス玉子ダブルを食べるぞ」と心に誓ってお店を後にする旬ゴリであった。

店舗情報
店舗名:「肉玉中華そば 連獅子」
住所:東京都千代田区神田佐久間町3-1
電話:03-5823-4829
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:無休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
店舗MAP:
旬ゴリ

旬ゴリ

ガチオタ歴40年の中年ライター。某PCメーカーの購買を経て、タクシードライバーやカイロプラクターなどを歴任し、アメリカ・中国・台湾に移住していた、なんでも書く謎のフリーライターにしてYouTuber

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