「AnimeJapan 2024」総合プロデューサー・池内謙一郎インタビュー! 今年は「ファミリーアニメフェスタ」も復活で、真の意味で「アニメのすべて」が集う!【入場チケットをプレゼント!】
2014年から毎年3月下旬に開催されている大型アニメイベント「AnimeJapan」。今年で11回目となる本イベントは、毎回さまざまな出展社によって多くの作品の展示・ステージが行われるため、現在人気の作品から今後の期待作まで幅広く見ることができるアニメファン注目のイベントとして定着している。
今年の「AnimeJapan 2024」は、2024年3月23日(土)・24日(日)の2日間、東京ビッグサイトにて開催予定で、コロナ禍では中止となっていたファミリーアニメフェスタやフードパークも復活し、昨年以上のにぎわいを取り戻すことは確実視されている。
そんな「AnimeJapan 2024」が目指すものとは何なのか? 「アニメ、新時代。」をキャッチフレーズとして掲げる今回の「AnimeJapan」について、総合プロデューサーを務める株式会社バンダイナムコフィルムワークスIP事業本部ガンダム事業部デュピティゼネラルマネージャー・池内謙一郎さんにお話をうかがった。
——そもそも、「AnimeJapan」の総合プロデューサーとは、どのようなことを行う役職なのでしょうか?
池内 実行委員会に参加している企業が集まって議論をしたときに、提案をうながしたり、意見が分かれたときのまとめ役をしたりするのが総合プロデューサーのやるべき仕事だと考えています。ほかにも、テーマ決めやイベントの方向性についても、実行委員会と話し合いながら考えていますね。
——池内さんが総合プロデューサーになられたのはいつからですか?
池内 総合プロデューサーは「AnimeJapan」の実行委員会に参加している各社の担当者から選ばれます。私は2014年開催の第1回から「AnimeJapan」に携わっているのですが、第2・3回で総合プロデューサーの役を務めることとなりました。そこからしばらく空きましたが、コロナ禍が明けるというこのタイミングで再び拝命することとなりました。「AnimeJapan」も11回目を迎え、第1回に比べると、実行委員会のメンバーも若返っているので、また私がやるのは申し訳ないのではと思いつつ……(苦笑)。コロナ禍以降はプロデューサーを4名置き、本日は私が代表して取材を受けさせていただいてますが、それぞれ情報共有をしながら運営していくという形になりました。なので、以前に比べて仕事の負担は減っていますし、他社の担当さんと一緒にお仕事ができる楽しさもありますね。
——昨年(2023年)、理事長を務めていた浅沼誠さんにインタビューをさせていただきましたが、その際に「今年はリスタートがテーマだったので、来年こそ出展の意義が問われるはず」とおっしゃっていました。今年はリスタートのその先であることがテーマのひとつとなると思いますが……?
池内 昨年は、コロナ禍で無観客開催になってしまう以前の形に戻していくことがメインで、新しいことを採り入れていくところまで手を回せなかったという実情があります。たとえば、今回併催するファミリーアニメフェスタに関しても、昨年はコロナ禍が明け始めたとはいえ、小さなお子様がイベントに行くのは躊躇する親御さんもいらっしゃるのでは、と考えました。そのような状況から、昨年はファミリーアニメフェスタの開催を見送ったんです。ただ、「AnimeJapan」元来のキャッチコピーに「アニメのすべてが、ここにある。」というものがあります。その方針に従うのであれば、長年アニメに親しんでいる大人の方だけではなく、お子様にも楽しんでいただけなければいけません。そこで今回は、ファミリーアニメフェスタの復活に踏み切ることとなりました。
——今回、会場内でご飯を食べられるフードパークも復活します。
池内 こちらもコロナ禍とともに中止になっていたのですが、やはり会場内でご飯も食べられたほうが、1日中イベントを楽しむことができます。そこにどれだけアニメの要素を足すことができるのか、いろいろなものを天秤にかけながら議論を重ね、ようやくフードパークを復活させることができました。また、アニメの裏側を見ていただくという意味も込めて、「Production Works Gallery」と称し、制作現場に着目した展示も行っています。「AnimeJapan」というとたくさんの企業ブースを見て回ったり、そこでしか買えないものを手に取ったりする楽しみもイメージされるとは思いますが、実際にどのような工程を経て皆さんが観ているアニメが作られているのか、その裏側にも注目していただきたいですね。
——「RED STAGE」「GREEN STAGE」「BLUE STAGE」で行われる最新アニメの発表やライブ、トークイベントはもちろん見どころのひとつですが、池内さんから見て、ほかに観ていただきたいポイントはどこですか?
池内 各社が趣向を凝らしているブースですね。私もイベント前日までは各ブースの会場内での配置図くらいの情報しか知らなくて、実際にどんなものができるのか当日見るのが楽しみなんですよ。ブース内にどこからでも入っていい形にしているのか、回る順序が決まった回遊型になっているのか、小さなブースで一点集中にしているのか……そんな個性にも注目していただきたいですね。各社のブースではRGBの3ステージとは別にブース内ステージを組まれていることもあるので、そこを見て回れば今のアニメのトレンドがわかるのではないかと思います。
——「今のアニメのトレンド」のお話が出ましたが、コロナ禍以降アニメを取り巻く情勢は日に日に変化を重ねています。劇場アニメを取ってみても、やはり「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」のヒットを機に、人気を集めるものが変化していったように感じますが、池内さんはその点をどのようにとらえていますか?
池内 映画ひとつを取ってみても、従来の映画鑑賞だけでなく、イベント的に楽しみたい方が増えているのかなと思いますね。お話だけを知りたいのであれば一回鑑賞したら終わりですが、ジェットコースターと同じで何度も「劇場で鑑賞すること」をイベントだととらえている方が出てきたように感じています。上映形態も4DXやMX4D、IMAXなどが増えてきているので、業界も映画をイベントにしようとしている実感はありますね。現在上映中の弊社製作作品「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」でも、4D上映やDolby Cinemaなどいろいろな形態を実施していますしね。
——テレビシリーズについてはいかがでしょうか?
池内 5分以下のショートアニメがどんどん増えてきた印象がありますね。その中から「PUI PUIモルカー」や「ちいかわ」といったヒット作も多くて。ほかにはアニメ全体に言えることですが、テレビ放送と同時に世界中で観られるようにもなっていて、どんどんアニメの形が変わっているように感じます。どこかアニメの新時代がやってきているような気もしますね。
——まさに「AnimeJapan 2024」のキャッチフレーズである「アニメ、新時代。」に繋がりますね。
池内 狙ったキャッチフレーズではないんですけどね(笑)。「AnimeJapan」は昨年が10回目だったので、次の10年間へ走り始めるという意味も込めて「新時代」と打ち出しました。アニメは次に何が流行るのかわかりません。まだ誰も注目していなかったようなところからヒット作が出る可能性もあります。でも、そのまだ見ぬヒット作は、会場のどこかに潜んでいるはずです。ぜひとも、その波に乗り遅れないよう、「AnimeJapan 2024」の会場にお越しください!
(取材・文/太田祥暉(TARKUS))
プレゼントキャンペーン概要
「AnimeJapan 2024」入場ペアチケットを抽選で2名様にプレゼント!
「Animejapan2024」入場チケットを2枚ずつ2組に抽選でプレゼント! チケット1枚で3月23日、24日のどちらか1日のみ入場が可能です。
※RGB各ステージ観覧への応募はできません。
<応募要項>
・応募期間:2024年3月6日(水)~2024年3月13日(水)23:59
・当選人数:2名
・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます
・賞品発送:順次発送予定
・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付
<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
ご登録いただいたご連絡先・ お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
ご応募に関して不正な行為があった場合
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