【訃報】アニメ監督・鴫野彰さん、死去。「恐竜少女ガウ子」「超攻速ガルビオン」「パステルユーミ」「妖怪ウォッチ」など

アニメーション監督・鴫野彰(しぎの・あきら)さんが2024年5月30日に亡くなっていたことが明らかになった。

鴫野さんが原作・監督を手がけたNetflixで配信中のアニメ「恐竜少女ガウ子」公式Xによると、「恐竜少女ガウ子の生みの親、しぎのあきらは、5月30日に逝去致しました。 告別式は親族と一部のご関係者様で執り行いました。」とのこと。

また、「生前中はしぎのあきらが、皆様より格別なご厚情、ご愛顧頂き、またガウ子を愛して頂きまして誠にありがとうございました。故人に代わりましてお礼申し上げます。」とコメントを投稿している。


鴫野彰さんは1970年代より撮影スタッフとしてアニメ業界に入り、1970年代末より「ゼンダマン」「オタスケマン」「ヤットデタマン」などタツノコプロ作品で演出を手がけるようになる。

1980年代に入ると「ななこSOS」「超攻速ガルビオン」「魔法のアイドル パステルユーミ」「おそ松くん」など、アニメ監督として活躍。1990年代以降も「クレヨンしんちゃん」「しまじろう」「ヤッターマン(第2作)」「妖怪ウォッチ」など子供向けアニメを中心に数多くのヒット作を手がけた。


原作・監督を務めた「恐竜少女ガウ子」は、親子が一緒に楽しめるアニメが失われつつあるという危機感から、かつて家族で楽しめたギャグアニメを現代によみがえらせたいという思いから制作された作品。現在Netflixで配信中。


ご冥福をお祈り申し上げます。

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