古谷徹、「名探偵コナン」安室透役、「ONE PIECE」サボ役を降板! 「今の自分に唯一できる償いの形として」

2024年6月22日、声優・古谷徹さんが一連の不祥事を受けて「名探偵コナン」安室透役、「ONE PIECE」サボ役を降板することが、青二プロダクション公式サイトにて発表された。

青二プロダクションの発表によると、「この度弊社は所属俳優、古谷徹に関する一連の不祥事に対し古谷本人と協議を重ねてまいりました。」その結果、「直接的に著しく作品及びキャラクターのイメージを傷つけてしまった」ということで「名探偵コナン」安室透役、「ONE PIECE」サボ役を降板することを申し入れ、各作品から了承されたという。
最後に「作品に関わる全ての皆様、作品を応援してくださる多くのファンの皆様に改めて深くお詫び申し上げます。」と謝罪のコメントで締められている。

また、古谷徹さんのコメントも掲載。
この度は私古谷徹の身勝手な行動により、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしております。今回のことで作品及びキャラクターのイメージを大きく傷つけてしまった『名探偵コナン』と『ONE PIECE』の今後の出演に関しまして、作品に関わられた皆様、応援をしてくださっている多くのファンの皆様、作品、キャラクターに対して、今の自分に唯一できる償いの形として、熟考の末、断腸の思いで、安室透役とサボ役を降板することにいたしました。」と降板に至った経緯を説明。
そのうえで「多大なるご迷惑をおかけいたしました皆様にこの場を借りて改めて謝罪申し上げます。この度は誠に申し訳ありませんでした。」と古屋さんも謝罪のコメントを寄せている。

これを受けて、アニメ「ONE PIECE」公式サイトでは、「サボ役 古谷徹さんの所属事務所より、今後の出演について降板の申し出がありました。これを受けて、声優を変更することとし、選考を進めてまいります。」と声明を発表している。

また、「名探偵コナン」を製作する読売テレビも公式サイトにて声明を発表。
「今回発覚した事案については、我々としても大変重く受け止め、遺憾に思っており、 TVアニメ制作に関わる関係各社、劇場版名探偵コナン製作委員会各社、そして原作側との協議の結果、古谷徹さんの降板という決定に至りました。今後の放送に向けての対応につきましては、これから協議を進めてまいります。」
さらに「今回の決定に至るまでに長い時間を要し、そしてこの間、様々な意見をくださった皆様、そして状況を見守ってくださった皆様に、不安な思いや心配をさせてしまったことを、申し訳なく思っています。今回の決定についても、そしてその過程についても、様々なご意見があることは承知しており、その一つ一つにお答えできないことは大変心苦しいですが、我々は名探偵コナンをこれからも多くの方に楽しんでいただくために全力で取り組み、皆様のご理解を頂けるように努めてまいります。」という文面で締めくくっている。

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