【プラモレビュー】映画の名場面を再現可能!アオシマのプラモデル「1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー PartⅠ タイムマシン」を徹底紹介

こんにちは、カリヤスです!今回は、アオシマから発売中の「1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー PartⅠ タイムマシン」をご紹介&レビューしたいと思います!


1985年に公開された大人気SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場した、エメット・ブラウン博士(ドク)が発明したタイムマシン(デロリアン)が、アオシマから完全新金型でキット化されました!

1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー PartⅠ タイムマシン

・価格:6,600円 (税込)
・接着剤必要
・塗装必要
・中、上級者向け

中身をチェック!

複雑なデザインをしっかり再現しているので、パーツ数はカーモデルとしてはかなり多め。ゴム製タイヤ、メッキパーツ、計器類を再現するデカールが付属するほか、映画パート1クライマックスで、時計台から雷の電流を次元転移装置へと送るために用意されたアンテナパーツ(選択式)。そして劇中の1985年10月26日に行われた実験で使用されたプロポ、ビデオカメラもおまけパーツとして付属します!

劇中のシーンをしっかり再現できるのは、ファンにはたまりませんね!

ガラス部分はもちろん、タイムスリップの際に発生する炎のエフェクトパーツもクリアパーツとして付属します!

細かいパーツが多く、工程も複雑です。製作開始前に組立説明書をしっかり読んで、どの順番で組み立てていくか確認しておきましょう。

忠実に彩色する場合、25色の塗料が必要になります。全色そろえるのが大変な場合は、塗料同士を混ぜ合わせて近似色を自作してもいいと思います。(例:青と白を混ぜて、スカイブルーを自作)

そして、別売りの専用ディティールアップパーツ(メタルパーツ、エッチングパーツ、メタルシールのセット)も発売中!必須ではありませんが、よりリアルに仕上げたいならオススメのアイテムです。

バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン専用ディテールアップパーツセット

価格:2,750円 (税込)

製作する前に

本キットは初心者向けではないので、接着剤、塗料、そのほか整形用の工具や模型工作の知識などいろいろと必要です。初めてカーモデルに挑戦する方は無理せず、同じくアオシマから発売中の楽プラ(スナップキット)などのお手頃なキットで感覚をつかんでから挑戦することをオススメします!

製作開始!

まずクレオスの水性ブラックサーフェイサーを全パーツに吹き付けました。組み立て後に吹き付けてもいいのですが、最初に吹き付けることで、少し時短で製作できます。カーモデル製作のスタイルはモデラーによって異なりますので、あくまで参考程度に!

パーツの切り出しは、丈夫で切れ味のいいゴッドハンドのブレードワンニッパーを使用。

ゲート処理、バリ取りや整形作業にはゴッドハンドのスポンジヤスリがオススメ。厚みもさまざまな種類が発売中なので、好みで使い分けましょう!

ボディ部分をマスキング中。このあと、ボディカラーのシルバーを、エアブラシでムラができないようにていねいに吹き付けました。もちろん、エアブラシがない場合は缶スプレーでも大丈夫です!

メタルパーツやエッチングパーツは、塗装前にメタルプライマーを塗る必要があります。うっかり塗り忘れて、塗装後にペロッと塗装がはがれないように注意しましょう!

ボディパーツのシルバー以外の細部は、筆塗りにピッタリの水性ファレホカラーをメインに使って細かく塗り分けました。ちなみに、細かすぎて塗装指示のないパーツやコード類は、自分の好みの色で塗っています。

デカールは、クレオスのマークセッターとマークソフターを使用して、しっかりと密着させました。

細部の塗装はもちろん、デカール貼りやスミ入れはパーツをすべて組み立てたあとだと作業しづらいので、ボディ、車内、機械部分など各ブロックごとに分けて作業するのがオススメです。

塗装とデカール貼り付け後は、塗膜保護とスミ入れのにじみ防止のために、クレオスの水性プレミアムクリアー(半光沢)をエアブラシで吹き付けました。写真は、乾燥後に黒のエナメル塗料でスミ入れした状態です。さて、あとはパーツを組み合わせて……

完成!

シャープなフォルムがカッコイイ! 製作に時間はかかりますが、その分完成時の達成感もひとしおですね。

一番複雑で見ごたえのある、ボディ後部。電源供給装置や排気口、各種コードやパイプ類のゴチャゴチャ感がたまりません!

アンテナパーツを装着した状態。通常の状態との選択式ではありますが、接着せずに粘着剤を使って取り外し可能にしました。こうすれば、どちらも楽しむことができるのでオススメですよ!

タイムマシンの最大の魅力ともいえる、ガルウィングタイプのドアはオープン状態で固定可能!

シートのうしろにある次元転移装置やそのほか機械類も、しっかり別パーツ化されているのがうれしいです。

タイムサーキットやメーター類は、デカールで再現。さらにリアルにしたい方は、本編の運転シーンなどを参考に、自分でパーツを追加してみてもいいと思います!

ファンなら思わずニヤリとしてしまう、プロポ、ビデオカメラ、目覚まし時計の小物3点セット。気になった人は、ぜひ本編をチェックしてみよう!

炎のエフェクトパーツは、クリアーオレンジとクリアーイエローをエアブラシでグラデーションをかけるように吹き付けました。

アンテナパーツと組み合わせて使えば、劇中の名シーンを再現可能! 道路や電線をも用意ジオラマにしてみるのも楽しそうですね……!

さて、いかがでしたでしょうか? 映画に登場するマシンを忠実に再現して、手元に置けるのはたまらないですよね! それでは、またお会いしましょう♪

【製品情報】

■1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー PartⅠ タイムマシン

・ブランド:アオシマ

・シリーズ:ムービーメカ No.BT-01

・スケール:1/24

・発売中

・価格:6,600円(税込)

 © Universal City Studios LLC and Amblin Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

カリヤス

カリヤス

エンタメ、ホビー系ライター。模型、ジオラマ、フィギュアなどが大好物で、プラモデルやミニチュアの作例の他、工具レビューや各種取材を担当。将来の目標は、個展を開くこと!

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