PS4「FLOWERS 四季」、3月7日発売! 百合系ミステリィADV「FLOWERS」シリーズ全4篇がワンパッケージに

プロトタイプは、PS4用ソフト「FLOWERS 四季」を3月7日(木)に発売する。

「FLOWERS 四季」は、数々の本格的なミステリィアドベンチャーゲームを世に送り出してきたPCゲームブランド「Innocent Grey」により、「百合」「季節とともに成長してゆく少女たち」をテーマに制作されたシリーズ全4篇のアドベンチャーゲーム。

2014年4月にPC用ソフトとして第一作目である春の物語「FLOWERS」が発売されると、スギナミキ氏の描く繊細で柔らかなビジュアルと、志水はつみ氏による少女たちの心の機微を丁寧に描いた物語が大きな話題に。同年10月には早くもPSP版とPS Vita版が発売され、その後も2015年にPC/PSP/PS Vita版「FLOWERS夏篇」、2016年にPC/PS Vita版「LOWERS秋篇」が発売。そして2017年9月にはPC版「FLOWERS冬篇」、2018年3月にPS Vita版が発売されている。

森に囲まれた全寮制のミッション系女学院を舞台に、少女たちの友情、成長、そして純愛を描き上げた人気シリーズ全4篇が、PS4に登場!

ここでは、本作の概要とともに移植ラインアップ最高クオリティーとなるPS4版の特徴をご紹介しよう。


□■PlayStation 4版のポイント■□
●シリーズ全4篇がワンパッケージに!
PS4版は「春篇」「夏篇」「秋篇」「冬篇」のシリーズ全4篇をワンパッケージに収録。さらに、春篇から冬篇まで4つの季節を通して遊べる「FOUR SEASONS」モードと、4篇を個別に遊べる「ORIGINAL」モードを搭載。2種類のプレイモードは、タイトル画面からいつでも変更できる。


●シリーズ最高解像度のフルHDでより一層の感動を!
シリーズ最高解像度となる1,920×1,080ピクセルのフルHDに対応し、原画・スギナミキ氏の描く繊細なビジュアルを余すところなく再現。より一層の美麗ビジュアルとともに物語を楽しめる。

●ボイス&BGMのクオリティーもアップ!
ブルーレイディスクの大容量を活かしてボイスのクオリティーもアップ。より生音に近い音質で楽しめる。また、BGMの品質も向上しており、美しい音楽を堪能できる。

□■ゲームシステム■□
「FLOWERS 四季」は、物語の随所に出てくる選択肢によりその後の展開が変化するオーソドックスなアドベンチャーゲーム。物語中には学院で起こるさまざまな事件や謎を解決していく「推理パート」も登場し、ちりばめられているヒントをもとに選択肢を選び、解決へ導いていくことになる。また、同社タイトルで定評のある早送り&早戻し機能はもちろんのこと、より快適に楽しめるように多彩な機能が搭載されている。


・選択肢の表示位置変更機能(中央or下)
・既読の選択肢へのジャンプ機能
・バックログで選択したメッセージからの再開機能
・ロード地点からの巻き戻しも可能
・セーブデータ作成数 最大200個
・クイックセーブ&クイックロード機能
・キャラクター別のボイス音量調節機能

また、「GRAPHIC」「MUSIC」「ENDLIST」といった鑑賞メニューも充実。「ボイスコレクション機能」は、お気に入りのボイスを登録して聴けるだけでなく、登録したボイスを好みの順で再生できる“プレイリスト機能”も搭載。ゲーム中のBGMを設定することもできるので、自分だけのボイスドラマを作って楽しむことも可能だ。


□■特典情報■□
パッケージ版の初回生産分特典として、録り下ろしスペシャルドラマCD「Voie lactee」をご用意! 77分を超える大作となっております! なお、当ドラマCDのご鑑賞につきましては、ゲーム本編クリア後をおすすめいたします。

【あらすじ】
そしてまた、巡り来た季節。
少しだけ成長した彼女たちのひと夏の物語。

【出演】
名塚佳織/岡本理絵/明島ゆうり/長妻樹里/瑞沢渓/西口有香/高城みつ/森なな子/鈴木絵理 (※敬称略)


※当特典はパッケージ版のみに外付けの特典として添付されます。
※在庫状況につきましては、各ショップ様にお問い合わせください。

□■Stage -舞台-■□
◆聖アングレカム学院
三年制のミッション系女学院。
一クラスにひとり、クラス委員長(級長)が設けられクラスを取りまとめる。
生徒会に準ずるものとして“ニカイアの会”という生徒会組織があり、一、二年生から優秀な生徒が選ばれる(三年生は引き継ぎ終了とし、ニカイアの会は卒業する)。
ニカイアの会の生徒は学院で行われる年間行事を取りまとめるのが主な活動。
代表的なものは“聖母祭”だが、ほかにも“新入生オリエンテーション”“健康診断”“フィールドワーク(遠足)”“宗教講演会”“合唱会”“礼拝”などを教師とともに執り行う。

◆アミティエ制度
未来を担う女性の育成を目指し、実践的なコミュニケーション能力取得のために作られた教育システム。
入学時に面接、筆記試験が行われ強制的にその者にもっとも適したアミティエ(疑似友人)をあてがわれるというもの。
これは全寮制という性格上、学院側から親しい者を作らせ生活になじませるという理由と、卒業時に広くコミュニケーションが取れる人物を育てるというふたつの理由からである。

□■Story -物語- ~春篇~■□
女の子を好きに為ったらいけないんですか?

高い塀と森に囲まれたミッションスクール、聖アングレカム学院。
美しい少女たちが集う閉ざされた学院に、心に傷を持つ少女、白羽蘇芳が入学する。
とある事情から内にこもり家族以外の者と触れ合ったことのない彼女は、擬似的に“友人”を作らせ学院でのすべてをともにさせる“アミティエ”と呼ばれる試みを行う学院に惹かれたのだ。

学院からあてがわれた仮初めの友、彼女らへ向けられるほのかな恋心。
ゆるやかに流れる学院生活の中で起こる、学院生徒の不自然な消失。
少女たちは学院の中で何を見、何をつかむのだろうか──。


□■Story -物語- ~夏篇~■□
好きな人の為に、何かしてあげたいと思ったことはありますか──

心に傷を持った少女、白羽蘇芳。
出逢いの季節、“春”に自分を受け入れてくれる友、そして恋人を持つことができた。
が、互いを赦しあった恋人、匂坂マユリは理由を言わぬまま学院を去ってしまう。

喪失感を悟られぬように振る舞う白羽蘇芳に、書痴仲間である八重垣えりかは心を痛めていた。
癒やす方法はないものかと考えていた折り初夏を迎えた学院に、一人の少女が転入する。

少女の名は──考崎千鳥。
最悪の邂逅を果たす八重垣えりかへと、少女は言う。
“貴女は卑怯者”だと。

夏月を迎えた学院生活の中で起こる奇妙な事件。
八重垣えりかはアミティエとなる考崎千鳥とともに学院の謎に挑む──。


□■Story -物語- ~秋篇~■□
叶わぬ恋でも想い続けることができますか――

夏を経て自分の前から去ったアミティエを捜す決意をした白羽蘇芳。
彼女はアミティエ――匂坂マユリが消えた謎に後一歩というところまで迫っていた。

“ニカイアの会の会長を引き継ぐなら君が求める鍵を与えよう”

ニカイアの会の長である八代譲葉は失った恋人の影を求める後輩へとそう告げた。
真意を知りつつも学院の謎を知る八代譲葉は、彼女に困難な要求を突きつけ諦めさせようと考えたのだ。
だが、真実を求め奔走する少女を見詰める八代譲葉も明かしては為らない秘密を抱えていた――。

秋日の聖アングレカム学院で起こる不可思議な事件の数々。

幼なじみとの祝福されぬ慕情、向けられる恋心、さまざまな恋の糸が織りなし交錯する。
複雑に絡み合った真実と恋の物語が動き始める――。


□■Story -物語- ~冬篇~■□
いつまでも一緒にいたいと想える人はいますか──

《真実の女神に辿り着く為の鍵を教えよう》

八代譲葉の試練を乗り越えニカイアの会の会長と為った白羽蘇芳。
蘇芳は約束通り“始まりであり終わりの七不思議”の名を得た。
それが春に消えたアミティエ、匂坂マユリに繋がると。
冬月を迎えた聖アングレカム学院に起こる更なる苦難。
蘇芳は友人たちの力を借り幾多の困難に立ち向かっていくが──

「──私のことは忘れてほしい」

願い求めていた彼女の言葉によって打ちのめされてしまう。
再び現れる義母の陰、すれ違う想い、思わぬ再会は彼女に何をもたらすのか。
終わりの季節がすべてを融かす──


□■Character -登場人物-■□
白羽 蘇芳(しらはね すおう) CV:名塚 佳織
無口で心配性で小心者──。
しかし、群を抜く美人のためか“言葉数が少ないのはクールだからとなり、
小心者ゆえ人の輪に入れないことは、自立した確固たる個性を持つ少女だと勘違いされてしまう。

学院に入るまでは家族間の事情から祖父と暮らし、学校も通信教育で行っていたため人付き合いが苦手。
しかし“人”が嫌いなのでなく、友人を作りたいと思う気持ちは人一倍ある。

また非常に恥ずかしがり屋で、小心者の性格もあいまって緊張するとすぐに赤面してしまう。
映画や小説を友としていたため、会話の中で映画・小説の台詞を引用する癖がある。
趣味は文学・音楽・映画鑑賞。

匂坂 マユリ(こうさか まゆり) CV:岡本 理絵
何事にも前向きで明るく周囲から慕われるクラスの中心人物。
表には出さないものの努力家で、一つのことに集中すると驚くほどの成果をあげることも。
学院に入学したのは自分からの希望ではあるが、それはある悩みを抱えていたことから。
社交的ではあるが、たとえアミティエであっても悩みを知られないよう気を付けている。

趣味はお菓子作りと絵画鑑賞。
蘇芳のアミティエのひとり。

花菱 立花(はなびし りっか) CV:明島 ゆうり
生まじめで面倒見がいいおだやかな性格。
クラスのお母さん的立場にあるが、ただやさしいだけでなく駄目なことはダメと言えるやさしくも厳しい母像。
その面倒見がよく穏やかな性格から慕われ、クラスの中心人物の匂坂マユリと同程度の影響力を持っている。
入学試験ではトップの成績であり、面倒見もよく行動力もあることから担任から直々にクラス委員長に指名される。
本人も期待され、応えられる自分に誇りを持っており率先して役職にいそしむ。
趣味は紅茶の茶葉集め。淹れるのも飲むのも好きでお茶会を主催する。
蘇芳のアミティエのひとり。

八重垣 えりか(やえがき えりか) CV:佐倉 綾音
人嫌いの変わり者。
男性的なしゃべり方をするが、これも人と自分との間に壁を持ちたいがゆえ。
基本として一人を好むものの、からかうためなら相手に声を掛けることも。
猫のように気まぐれな性格なためつかみどころがない。
通称、車椅子の少女。
病気で足が動かせず車椅子にて生活をしている。
趣味は読書と人の弱み探し。

考崎 千鳥(たかさき ちどり) CV:洲崎 綾
芸術家肌の変わり者。
感情を表情に出さないため取っつきにくいと思われており、気になったことは素直に口に出し尋ねるためいらぬ騒動を起こすこともしばしば。
転入する前まで劇を中心とした芸能活動を行っており、下地であるバレエ、歌唱においては学院でも指折りである。
八重垣えりかとアミティエに為るものの変わり者同士、空まわりしてしまう。
趣味はクラシックバレエとボイスレッスン。

八代 譲葉(やつしろ ゆずりは) CV:瑞沢 渓
エキセントリックで行動的。
話し方や話題がとびとびになるため変わっているように思われるがそれも彼女の世界。
我が強く思われがちだが、組織の長を務めているゆえか周りに目を配り気遣いのできる好人物。
言動や行動が芝居がかってはいるものの、ニカイアの会の会長としての立場からある種の威厳として取られている。
学院生徒からの信頼は厚く熱狂的。
ニカイアの会の副会長、小御門ネリネとは幼なじみであり、彼女をネリーとあだ名で呼ぶ。
料理部に所属しているも料理下手。
趣味はスポーツ観戦と写真。

小御門 ネリネ(こみかど ねりね) CV:西口 有香
カトリックの教義に従い善良かつ温和な人のよい好人物。
ハーフであり現実離れした美しい容姿を持つことから、自然と壁を作られ接せられることが悩み。
甘えたがりの面もあるが、誰にも地を出せないのが現状。
ニカイアの会の副会長であり、会長の八代譲葉とは幼なじみ。
一時期、八代譲葉との交際の噂もあったようだが根拠のない噂どまり程度だったよう。
合唱部に在籍しており部長を任せられている。担当はソプラノ。
趣味は怖い話収拾に、食べ歩き。スイーツは底なし。

沙沙貴 苺(ささき いちご) CV:長妻 樹里
好奇心旺盛なトラブルメーカー。
意図して災いを振りまくのではなく、箱入り娘だったため何も知らないがゆえに誤解と衝突をまねいてしまう。
双子の妹とともに寮生活をスタートさせたが学院生活は目新しい物が多くおおむね満足している。
明るい性格であるため周囲ともすぐに打ち解け、クラスメイトとの仲は良好である。特に匂坂マユリと仲がよい。
趣味は流行り物とカエルの置物集め。

沙沙貴 林檎(ささき りんご) CV:長妻 樹里
快活な姉とは真逆のおっとりとした性格……と思われるが、じつは怠け癖がついているだけ。
長く付き合っていくうちに変わり者としての性格が見えてくる。
変わり者で物怖じしない性格ゆえかクラスでは高嶺の花となっている蘇芳にも気負わずに話しかけ、すぐに知人程度の付き合いにはなる。
お互い本好きという面が惹かれあうのか……。
趣味は読書と怪談話。

ダリア=バスキア CV:高城 みつ
聖アングレカム学院教師兼シスター。おだやかで包容力のある教諭だが、母というよりもおっとりした姉といった風。
厳格なカトリック教徒ゆえ宗教がらみではひかないものの、ほかの事柄ではまま融通を利かせてしまう面も。
一年生の担任でありバレエの指導もこなし生徒からの信頼も厚い。

宗教以外に目を向けた方がいいとのことで、最近は学院温室にて自分の名前と同じ花、ダリアを育て、新しい品種を自分の手で作り上げようと生育している。
趣味はバレエとガーデニング。

【商品情報】
■FLOWERS 四季
・ジャンル:百合系ミステリィアドベンチャー
・対応機種:PlayStation 4
・発売日:2019年3月7日(木)
・価格:
 パッケージ版:7,800円(税別) 8,424円(税込)
 ダウンロード版:6,667円(税別) 7,200円(税込)
・CERO:B(12才以上対象)
・ボイス:フルボイス
・原画:スギナミキ
・シナリオ:志水はつみ
・グラフィック:とよ
・ムービー制作:癸乙夜(Mju:Z)
・音楽制作:MANYO


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