「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」Blu-ray&DVD発売記念上映会オフィシャルレポート到着!小清水亜美、名塚佳織が登壇!

2019年3月23日、池袋HUMAXシネマズにて「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」Blu-ray&DVD発売記念上映会が開催された。そのオフィシャルレポートが到着したので紹介しよう。


2005~2006年に放送された「交響詩篇エウレカセブン」は、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う惑星を舞台に不思議な少女「エウレカ」と少年「レントン」の物語を巨大ロボットやテクノミュージックなど、さまざまな要素とともに描き、幅広い層から支持を受けたTVアニメ作品。放送終了後も、2009年のアニメ映画や2012年放送の続編「エウレカセブンAO」をはじめさまざまなメディアで展開しており、2017年から2019年にかけて劇場版アニメ「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」3部作が製作されることが発表された。
劇場版「エウレカセブン」第2部「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が今秋公開! 戦場へと投入されるアネモネの魂の軌跡を描く

第2部にあたる「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション」のBlu-ray&DVDが、2019年3月26日に発売。これを記念し、3月23日に東京(池袋HUMAXシネマズ)・名古屋(109シネマズ名古屋)・大阪(梅田ブルク7)にて、Blu-ray&DVD版での特別上映会が開催された。

オフィシャルレポートが到着したので、さっそく紹介しよう。

東京の会場である池袋HUMAXシネマズでは上映会の後に、石井・風花・アネモネ役の小清水亜美さん、エウレカ役の名塚佳織さんが登壇し、舞台挨拶が行われた。

この日上映された本編映像はBlu-ray&DVDに収録されているリテイク版。小清水は実際に映像を目の当たりにし「皆さんは、どこが変わったのかわかりましたか?」と客席に逆質問。すると客席から「デューイ(・ノヴァク)の目が変わっていたのでは?」と声が上がり、この日、会場に来ていた京田知己監督が両手で大きな「○」を作り、なんと大正解。

これには小清水さんも名塚さんも「すごい、そんな細かいところまで!」とビックリ。いかにファンから愛されている作品なのかをあらためて実感していた様子だった。

そして、Blu-ray特装限定版に封入されている絵本「ガリバーの大冒険」を実際に手に取った感想を聞かれた二人は、「すごいかわいい!」と絶賛。さらに、小清水さんが「作品に出てきたものを実際に手に取れるということで、特別な気持ちになれる」、名塚さんが「すごくしっかりした絵本。アネモネごっこができるね」と、そのできに関心しきりだった。

また、ガリバーとの思い出については、以前着ぐるみと共演したことに触れながら、名塚さんは「今回の我々のアイドルだったね(笑)」、小清水さんは「ガリバーが一番出世したかもしれない(笑)」とそれぞれコメントし、今作のマスコットの活躍を振り返った。

そして、Blu-ray特装限定版に収録されているオーディオコメンタリーにも小清水さんと名塚さんの2人が出演しているということで、どのような話をしているのかと問うと、名塚さんからは「TVシリーズではダメな大人が多かったんですけど(笑)、今回は“子どもたちを支えるぞ!”という感じの大人がたくさんいて」、小清水さんからは「そうそう、なんか演じていても気持ちが温かくなったなぁって。そんな話をしていましたね」という返答が。

また、今作で演じたそれぞれのキャラクターに関して、名塚さんは「エウレカは、今回はいつもとは違うパターンのつらい状況にいたかもしれません。というのも、今までは周りの影響でつらい目に“あわされていた”のですが、今回は、自らわがままを発揮したというか、子どもっぽい部分があったというか…自業自得なところもあったと思うんです。そんな彼女がアネモネの手によって成長していくという、新しい切り口のエウレカの方向性だったと思っています」と語った。

いっぽう小清水さんは「過去のシリーズでも感じていたのですが、実はアネモネが一番わかり合えるのはエウレカなんじゃないかと思っていて…実際に、それを今作で皆さんにもお見せできました。ですから、演じていても“やっとこの時が来たんだ”と、うれしいというだけではなく、言葉では言い表せない気持ちになったことを憶えています」と回想。続けて「…しかし、こんな未来があるなんて」と語ると、名塚さんも「そうそう、TVシリーズの時には想像もできなかったよね!」と興奮気味に同調した。

最後の質問では、多くのファンが待ち望んでいる第3弾に関しての話に。どういった展開になってほしいかを聞かれた2人は、名塚さんは「私もそうですが、今日この会場に来て下さっている皆さんも、やっぱりレントン(・サーストン)に会いたいですよね!次回作はぜひともレントンに大活躍してほしいと思います」、小清水さんは「それ、すごくいい! レントンに再び会えた後に、どっちがエウレカのことをよりわかっているのか?というバトルがアネモネとの間で勃発して争奪戦になったり…」とそれぞれコメント。名塚さんが「いきなり、恋愛物語みたいになってね(笑)」と続け、新作への期待に胸を躍らせている様子で語り合った。

最後は、2人で客席中央に移動しての記念撮影へ。ファンはこの日、来場者特典として配布されたアネモネの大好きなキャラクターであるガリバーのぬいぐるみを掲げ、全員笑顔でフレームに収まっていた。

【作品情報】※敬称略
■ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

<キャスト>
石井・風花・アネモネ:小清水亜美、玉野るな/エウレカ:名塚佳織/レントン:三瓶由布子/ドミニク:山崎樹範/ミーシャ・ストラヴィンスカヤ:沢海陽子/ソニア・ワカバヤシ:山口由里子/グレッグ・ベア・イーガン:銀河万丈/バンクス:三木眞一郎/石井賢:内田夕夜/デューイ・ノヴァク:辻谷耕史

<スタッフ>
監督:京田知己
脚本:佐藤 大
キャラクターデザイン:吉田健一、藤田しげる、倉島亜由美
原作:BONES 
メインメカニックデザイン:河森正治
コンセプチャルデザイン:宮武一貴
デザインワークス:武半慎吾、永井一男、出渕 裕、齋藤将嗣、中田栄治、草彅琢人、片貝文洋、平澤晃弘、上津康義、柳瀬敬之、コヤマシゲト
キャラクター作画監督:藤田しげる、倉島亜由美
特技監督:村木靖
デザインワークス・メカニック作画監督:横屋健太
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚 健、阿部慎吾、長野伸明
美術監督:永井一男、本庄雄志
色彩設計:水田信子/演出補佐:湯川敦之
編集:坂本久美子
撮影監督:木村俊也
3D監督:篠原章郎(グラフィニカ)
音響監督:若林和弘
音楽:佐藤直紀
主題歌:「There’s No Ending」RUANN(TOY’S FACTORY)
アニメーション制作:ボンズ
製作:バンダイナムコアーツ、バンダイナムコエンターテインメント、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、ボンズ、MBS
配給:ショウゲート

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