【ポラ写真プレゼント!】キャストとキャラはどこか似ている!? 女子高校生がボドゲにハマる秋アニメ「放課後さいころ倶楽部」宮下早紀×高野麻里佳×富田美憂インタビュー!

2019年10月から放送開始される期待のTVアニメ「放課後さいころ倶楽部」(以下、「さいころ倶楽部」)。そのメインキャスト3人が、アキバ総研に登場!

「放課後さいころ倶楽部」は、「ゲッサン」(小学館)にて連載中の、中道裕大さんによるアナログボードゲーム漫画。累計50万部を突破する人気作だ。引っ込み思案な高校生・武笠美姫が、クラスメイト・高屋敷綾、委員長・大野翠たちとの出会いによって、ボードゲームの世界に引き込まれ、仲間とのボードゲームを通して成長していく友情成長物語。

今回は、メインヒロインを演じる宮下早紀さん(武笠美姫役)、高野麻里佳さん(高屋敷綾役)、富田美憂さん(大野翠役)の3人に作品の魅力やそれぞれの想いを語っていただいた!

3人とも、それぞれ演じているキャラに似ている部分がある気がします(宮下)

――まず、原作を読んだ感想を教えてください。

宮下 表紙の色使いなど、全体的にやさしいタッチで描かれていて、京都の魅力も感じられる作風だと感じました。あと、ミキの見せる、ミステリアスだけど艶っぽい笑顔が大好きで、読むたびにいつも惚れぼれしてしまいます。

富田  今すぐボードゲームを始めたくなる。そんな魅力が詰まった、教科書みたいな漫画だと思いました。

高野 ゲームを言葉で表現するのってすごく難しいことだと思うんですけど、ゲーム自体の面白さはもちろん、ちゃんとルールがわかりやすく説明されているところに工夫を感じました。ゲームが得意なキャラクターはもちろん、そうでないキャラクターも出てくるので、親近感がわくんですよね。

――皆さんがそれぞれ演じるキャラクターについて教えてください。また、演じる上でどういう点を意識しましたか?

宮下 ミキは引っ込み思案で大人しくて控えめで泣き虫なんですけど、裏を返せば他人の心が理解できるやさしい子です。そういう臆病な性格のキャラクターなので、「おびえる」ってう感情を第一に意識して演技するようディレクションを受けたんですが、ボードゲームをプレイするシーンではやはり「楽しい」っていう感情が大事なので、そこのバランスに気を付けるようにしました。

高野 アヤは天真爛漫なムードメーカーです。ミキとは対照的で、前を向いてどんどん進んでいくタイプなんですけど、ミキが困って立ち止まってしまった時には、ちゃんと後ろを振り向いてペースを合わせてあげられる、気遣いのできる子です。でも、ゲームはすごく下手です(笑)!

富田 ミドリはすごくしっかりしていて大人っぽくて、委員長をやっていることもあってまとめ役的なポジションなんですけど、その半面天然ボケな一面があったり、かわいい物が好きだったりと、ギャップがとても魅力的なキャラです。あと、京都弁のセリフを話すキャラクターが初めてだったので、発音にはかなり意識しました。

宮下 それこそ、3人ともそれぞれ演じているキャラに似ている部分がある気がしますね。たとえば高野さんはゲームが苦手……じゃないんですけど、やさしさがにじみ出ちゃって、心理戦だと……。

高野 あー、確かに3人でゲームをする時はだいたい負けるポジションですね(笑)。 

宮下 そこがアヤに似てますよね、周りの空気を読んでまとめるのがうまい感じとかも。で、富田さんとミドリの似ている部分は「ギャップ」ですね。富田さんって、普段はクールな恰好をすることが多いんですけど……。

富田 ぬいぐるみ収集癖があります(笑)。ちなみに、宮下さん自身はどう?

宮下 うーん、少し他人と距離を取ってしまうところが、ミキと似てたりするかもしれないですね……。

富田 確かに宮下さんは人見知りかもしれないけど、収録とかイベントの時とかに「私はこうしたい」っていう意思が伝わってくるんですよ。そういうのもミキとの共通点なんじゃないかな。

高野 うん、宮下さんはミキと一緒で「面白いことやりたい!」っていう意識が高いんだと思います。この前もイベントが終わった後に「今日は面白いこと言えなかった……」ってすごく反省してたし。別に無理して面白いこと言わなくてもいいと思うんですけど……あ、言ってくれるなら楽しみにしてますよ(笑)?

宮下 あまりハードルを上げないでくださいよ~(笑)! とりあえず、皆さんそれぞれの演じるキャラクターと何か共通点があるということで!



京都弁でのアフレコは、音楽の授業を受けているような感じでした(富田)

――アフレコ現場はどんな感じですか?

高野 実はまだ本人にも言えていないんですけど、天﨑滉平さん(クラスメイトの田上翔太役)が、コーラを飲んでからアフレコされていたのがすごく気になっています! 炭酸飲料を飲んだ後に、そのままちゃんと演技ができるのってすごいなあって(笑)。

富田 あと、黒田崇矢さん(さいころ倶楽部の店長の金城タケル役)がいつも私の隣に座っていらっしゃるんですけど、毎回飲んでいる飲み物がカルピスだったり、ゆずはちみつレモンだったりしてかわいんですよ! だから、毎回収録のたびにみんなで黒田さんのお茶目な部分に気づいています(笑)。

宮下 みんなで「黒田さんかわいい(笑)!」みたいな雰囲気になってますね(笑)。黒田さんご本人が演じていらっしゃる店長と同じで、見た目とキャラクターのギャップが魅力的です。

――京都弁で収録するのは大変でしたか?

宮下 私は奈良県出身なんですけど、同じ関西でも京都弁はやっぱり「はんなり」していると感じましたね。収録の時に発音指導を受けたんですけど、半音上がったりするのが難しかったです。

富田 京都弁は感情を乗せてしゃべると、少しだけ音の高さが変わったりするので、アフレコは本当に繊細な作業でした。それこそ、音楽の授業を受けているような感じでした (笑)。また、ミドリは自分で口調を意識してキャラを作っているところがあるので、コテコテの京都弁にならないように、ちょうどいい塩梅に演じるのが大変でしたね。

高野 アヤは全く京都弁をしゃべらないので、私は練習する必要はないんですけど、2人とも休み時間を返上して必死で練習しているので、私もがんばって京都弁を覚えています(笑)。最近は宮下さんに会うたびにミキのセリフを言って、「どう、合ってる?」って聞いてます!

宮下 でも、いつもちょっとだけ発音が間違ってるんですよね(笑)。もうちょっと勉強が必要かもしれません!

高野 う~ん、厳しいな~(笑)。私は東京出身なんですけど、最初は京都弁特有のニュアンスがしっくりこないことがあって。たとえば、関西弁のナレーションの「~であった」っていうフレーズなんですけど、「で」の部分が半音上がったまま(音が落ち切らない)だったりするんで、「この言い方でちゃんとオチを表現できてるのかな?」って心配になったりしましたね。でも、やはり京都が舞台の作品だと京都弁だからこそのオチ方があるんだなって最近気づいたんです。

宮下 なるほどー。高野さんも今後、もしかしたら京都弁を披露できる機会があるかもしれないですね。イベントとか!

――皆さんの、ボードゲームにまつわるエピソードが何かあれば教えてください。

富田 今まで「UNO」とか「ジェンガ」とか「人生ゲーム」といった、メジャーなものしかやったことがなかったんですけど、今回の作品に携わるうえで、新しく知ったボードゲームをちゃんと説明できるようになるためにプレイ動画を見たりして勉強しました。年齢問わずみんなが楽しめるゲームばかりで、こんなボードゲームがたくさんあったんだと面白いなあって感じました。

宮下 学生の頃に、みんなで集まって、トランプで大富豪とか、スピードとかよくやっていましたね。あと、小さい頃に人形の付いた棒をクルクル回すサッカーゲーム(エポック社の「サッカー盤」のこと)で遊んでいたのを覚えています。遊び方が単純だからこそ飽きずに楽しめたんだと思いますね。

高野 最近、「トータス MEDAL」っていうゲームに出会ったんですけど、何がすごいって、そのゲームを作ってるのが実は製紙会社で、ゲームが「人が手に取るもの」だということを意識して、素材にとてもこだわってるんですよ。だから、これからはデザインだけじゃなくて素材感も意識した、新しいゲームが生まれていくのかなって期待しています。

※「トータス」……福永紙工が提供するテーブルゲーム。「神経衰弱」のようにメダルをひっくりかえし、そこに書かれた数字を足して10にすればそのメダルを獲得できる。 足して10にするという意味の「トー(十)タス(+)」 が名前の由来。

――皆さんは、学生時代は放課後に何か面白い活動をしていましたか?

高野 よく友達と一緒にファストフード店の2階の窓側の席に座って外を眺めて、キャッチのお兄さんやオジさんを観察しながらアテレコをしていました(笑)。あの人は今何てしゃべったんだろう?とか、どういう心境で女性に声をかけているんだろう?とか、いろいろ想像しながらコミカルに声をあてて遊んでいましたね。演劇でいうエチュードみたいな感じです(笑)。

富田 うーん、仕事かな~(笑)。高校の授業が終わるとそのまま制服を着て収録に行っていたので、仕事が部活のような感じでしたね。逆に、高校の放課後にやりたかったことがいっぱいあるんです。コンビニバイトとかしてみたかったなあ。

宮下 私は中学の時に家庭科クラブに入ってたんですけど、裁縫とか料理をするというよりは、みんなで集まって談笑してましたね。カルピスを飲みながら(笑)!

高野 えー、面白そう! そういう青春もありだね(笑)!

この作品をきっかけに、ボードゲームに興味を持ってもらえたら嬉しいです(高野)

――OP曲の「Present Momentはどのような仕上がりになっていますか?

富田 すごく爽やかで、ちょっと春を感じさせるような楽曲です。歌詞も、聴く人やミキの背中を押してあげるような内容で、「始まり」を連想させてくれる、オープニングにふさわしい主題歌だと思います。

――この歌は富田さんにとって、ソロアーティストとしてのデビューシングルでもありますが、意気込みをお願いいたします。

富田 デビュー曲がアニメの主題歌ということで、とても嬉しい半面、最初はすごくプレッシャーを感じましたね。やはり主題歌というのはその作品を背負うものなので……。爽やかな疾走感と、未来に向かって進む曲になっているので、聴く人の背中を押せたら嬉しく思います。ビジュアル面でいうと、「さいころ」をイメージした四角い箱に座っているジャケット写真になっていますし、歌詞も世界観やワードがリンクしているので、「放課後さいころ倶楽部」の放送とともに、楽しんでいただけたらと思います!

宮下 私も「Present Moment」 を聴かせていただいたんですが、プレッシャーを感じさせないぐらい力強く歌っていて、でも力を抜くところでは綺麗に力を抜いて歌っていて。富田さんのセンスを感じました!

――皆さんが、キャラクターとして歌っているED曲「On the Boardはどのような歌ですか?

高野 楽しくて前向きな歌ですね! ミキの悩みをアヤとミドリが解決してあげるような、キャラクターソングになっています。

宮下 人間って誰しもが何か悩みを持っていると思うんですけど、そういった自分の悩みを当てはめて聴くと、きっと共感できる部分があるんじゃないかと思います。

――なるほど。「さいころ倶楽部」はボードゲームを紹介していく作品でもあり、ミキが成長しながら「人生」というゲームを攻略していく作品でもあるわけですね。

宮下 そうですね。でも、その成長っていうのもアヤとかミドリとか、周りのキャラがいないとできないことなんですよね。ミキがどんなゴールを迎えるのか、楽しみにしていただければと思います!

――では、最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

高野 この作品をきっかけに、ボードゲームやボードゲームカフェなどに興味を持ってくれたら嬉しいです。個性豊かな女の子たちの日常も楽しめるし、ストレスなくボードゲームに詳しくなれる。そんな作品です。

富田 ボードゲームをやっている女の子たちならではの友情、恋、成長劇を楽しめる作品です。また、劇伴も京都を意識しているので、ビジュアル面はもちろん、音楽面でも京都の魅力を感じていただきたいです!

宮下 この作品にはミキ、アヤ、ミドリ以外にもたくさんの個性的なキャラクターが出てきます。その誰かしらに自分を当てはめて見てみることで、作品をもっと楽しむことができると思います。ぜひ見てくださいね!


(取材・文・写真/Kariyasu☆)

「放課後さいころ倶楽部」宮下早紀(武笠美姫役)、高野麻里佳(高屋敷綾役)、富田美憂(大野翠役)サイン入りポラプレゼント!

インタビューを記念して、宮下早紀さん(武笠美姫役)、高野麻里佳さん(高屋敷綾役)、富田美憂さん(大野翠役)のサイン入りポラロイド写真を、抽選で1名様にプレゼント! ふるってご応募ください!



<賞品>
・宮下早紀、高野麻里佳、富田美憂サイン入りポラ

<応募要項>
・応募期間 2019年10月9日(水)~2019年10月16日(水)23:59
・当選人数:1名様
・賞品発送 :2019年12月末までに発送予定
・応募方法:下記専用応募フォームにて受付

<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
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