自由にパーツを組み替え、オリジナルメカを生み出そう!バンダイ「アニマギア」で遊んでみた!【イチオシ!食玩道 第3回】

皆さん、こんにちは!ホビー系ライターのKariyasu☆(カリヤス) です。「大人の食玩」 をテーマに、気になる食玩キットをレビューして改造して遊び倒すこのコーナー。第3回は、バンダイから発売中のアニマギアです!

アニマギアは、バンダイが新しく始動させた食玩プラモのシリーズ。「新世代バディホビー」をコンセプトに、あらゆる生物をイメージした近未来メカを自分で組み立て、改造して遊ぶことができます。現在は第1弾の5種が発売されており、公式サイトにてオリジナルストーリーが展開中です。

ちなみに、公式設定によると、

<アニマギアはデジタル化した近未来において爆発的に普及した、子供たちのパートナーのような存在で、日常生活で友達のように交流したり、アニマギア同士でバトルを楽しむことが可能な次世代新感覚ホビー。あらゆる生物の動きを記憶した超可動汎用フレームの「ボーンフレーム」、ナノ合金から生成された装甲「ニックカウル」、太陽光をエネルギーに変換するコンバートフィルム「ブラッドステッカー」の3つのギアが組み合わさってできている>

とのこと。さあ、あなたも未来の子供たちになった気分でアニマギアを作りましょう!

まずはそのまま作ってみよう!

販売価格は約400円と安価ながら、なかなかボリュームのある内容です。どのパッケージにも共通するボーンフレーム用パーツ、各キット個別のニックカウルとブラッドステッカーが入っており、組み立て説明は箱の裏側に印刷されています。以下、各機体をご紹介。

ガレオストライカー。ライオン型アニマギアで、背中のブースターを使った高速戦闘が得意。主人公の天草キョウのパートナー。

デュアライズカブト。カブトムシ型アニマギアで、武器にも盾にもなる2本のソードを使った白兵戦が得意。

アームズギロテッカー。ザリガニ型アニマギアで、遠距離攻撃用のキャノンと近距離攻撃用のハサミを駆使して闘う。

ソニックイーグリット。ワシ型アニマギアで、小型ショットガンとツメを使ったヒット&アウェイの連続攻撃が得意。

デュアライズカブトアーミータイプ。デュアライズカブトのマイナーチェンジで、戦闘時の演算能力が高いので状況に合わせた戦術を展開できる。通常のアニマギアに備わっている会話機能やデジタル機能は省略されている。

パーツ数は決して多くないので、どのキットも1~2時間程度で製作できました。注意点は、

・パーツのジョイント部分が一部硬いので、力を入れすぎて破損しないように気を付ける

・パーツの向きを間違えないようにする

・シールは何度も貼り直そうとすると粘着力が落ちるので、一度できれいに貼り付ける(プラスチックの表面はそのままだとツルツルしていてシールが剥がれやすいので、スポンジヤスリなどで表面を軽くこすってから貼り付け、最後に綿棒などで上からしっかりと密着させるのがオススメです)

といったところでしょうか。

オリジナルアニマギアを作ろう!

このように、パーツを組み替えて遊ぶこともできます。可能性は無限大!

完全オリジナルのアニマギアを作ってみました! 5 体のパーツをバランスよく使用し、目立つ部分にはスミ入れをしてあります。特にガレオストライカーのパーツは白いので、スミ入れしてあげるとモールドが際立ってかっこよくなりますね。いろいろなパーツを自由に組み合わせて自分だけの機体を作るミキシングビルドは、技術はもちろんセンスを求められる分野。自分でリペイントして機体の色も変えれば、さらに楽しさが広がることでしょう。

※スミ入れ……エナメル系の塗料を専用溶剤で希釈、模型の凹部分に流し込んで暗くし、立体感を出す技法。毛細管現象で塗料がスーッと流れていく感覚は一度体験するとヤミツキになること必至!

今年の12月には今回紹介した5体の色違いとなる「バーサークソウル」バージョン、来年1月には第2弾として新たに5体が発売予定です。今後の商品展開、メディアミックスが気になりますね。それではまたお会いしましょう!

【商品情報】
■アニマギア
・発売中
・価格:390円(税別)
・種類:全5種
・家電量販店(玩具売場)、ホビーショップ、模型店、専門店などでお買い求め下さい。
・内容:組み立てキット(一部彩色済)+シール1枚+チューインガム1個

<プロフィール>

Kariyasu☆(カリヤス)

1990年生まれ広島県出身モデラー兼フリーライター。得意ジャンルは2次大戦のミリタリーで、『月刊ホビージャパン』などで不定期に模型作例ライターとして活動中。ホビー意外にもアニメや声優、歴史など様々なジャンルを探究中。初めて自分の金で買ったプラモデルはSDガンダムのバウンドドックと新世紀ゾイドのジェノザウラー。

 

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