「劇場版 ハイスクール・フリート」公開も目前! 黒瀬ゆうこ×五十嵐裕美がトーク&ゲームで盛り上がった「ココ・ミーナの“仁義なき”ハロウィン」トークイベントレポート

2019年10月14日(月・祝)、ボークス秋葉原ホビー天国にて開催中の「劇場版 ハイスクール・フリート」のイベント「ココ・ミーナの“仁義なき”ハロウィン」にて、納沙幸子役・黒瀬ゆうこさんと、ヴィルヘルミーナ役・五十嵐裕美さんが出演するトークイベントが行われた。

TVアニメ「ハイスクール・フリート」は、海上都市と航路が発達し、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっている世界を舞台に、「ブルーマーメイド」を目指して横須賀女子海洋学校に通う少女たちの学園生活を描いた作品。

“国土水没により海上大国となった日本”という時代背景に合わせ緻密に練られた設定と世界観を舞台に、教育艦「晴風」の艦長となった明乃をはじめ、 副長の宗谷ましろら、 艦でともに過ごす仲間たちの豊かな個性や、少女たち同士の関係性を魅力的に描き出した。また、そんなかわいいキャラクターたちとは一見ミスマッチな艦隊バトルシーンは、ミリタリーファンも納得の綿密な設定考証に基づきリアルに描写され、放送開始から大きな話題となった。TVアニメは2016年4月~6月まで全12話で放送されたほか、2017年5月24日にはOVA(全2話)が発売。さらに、2020年1月18日より劇場版新作アニメーションの上映が決定している。

昨年、一昨年も開催され、いまやボークス秋葉原ホビー天国の定番イベントとなりつつある、「ココ・ミーナの“仁義なき”」イベントだが、昨年までの夏祭りイベントから今年はハロウィンイベントにシフトチェンジ! ……とはいってもやることは変わらず、イベント先行グッズの販売のほか、納沙幸子役・黒瀬ゆうこさんと、ヴィルヘルミーナ役・五十嵐裕美さんによる面白トークステージが展開した。

今回は、2019年10月14日(月・祝)に開催されたスペシャルトークイベントの様子をレポート! 劇場版の公開日時も発表され、ますます盛り上がる「はいふり」の熱気を少しでも感じていただきたい。

ハードだけど和気あいあい? 劇場版アフレコ裏話!

会場のボークス秋葉原ホビー天国7Fイベントスペースには、「ココ・ミーナの“仁義なき”ハロウィン」にて3,000円(税別)購入ごとに挑戦できる抽選で見事参加券をゲットできたファンが集結! 立ち見も出るほどの大盛況の中でイベントの幕は上がった。

ステージには司会を務めるアナウンサー・松澤千晶さんに続いて、黒瀬さん、五十嵐さんも登場! 黒瀬さんは、ハロウィンのシンボルともいえる「ジャック・オ・ランタン」を小脇に抱えつつ、自身が演じる「ココ」こと納沙幸子を意識した衣装・小物に身を包んでいる。これらはすべて自分でそろえたとのことで、「今回のイベントで着る!」と決めていたそうだ。

いっぽう、五十嵐さんは悪魔の角をつけたハロウィンスタイル。思い思いの衣装に身を包んだふたりは、まずは先日収録を終えたばかりの劇場版を振り返る。

「本当に大変だった」と語るのは五十嵐さんだ。アフレコには丸2日続けて行われたそうで、まるで合宿のようなノリだったという。

そんなアフレコの空き時間の使い方の話題になると、黒瀬さんはずっと菊地瞳さん、田中美海さん、新田ひよりさん、山下七海さん、澤田美晴さんと怖い話をしていたことを明かす。

対して五十嵐さんは、中村佐倉さん、大橋歩夕さん、高森奈津美さんと結婚観について語り合っていたという。独身勢の五十嵐さんたちは唯一既婚者である大橋さんの話を聞いて、「納得できない」と思っていたそうだ。かといって別に五十嵐さんはひとりがいいというわけではなく、「自分でやったほうが早いからひとりでやってるだけ!」と主張し会場を沸かせた。

肝心の映画の内容については、まだ言えないことが多く、あまり具体的なことは語られなかったが、新キャラが多数登場することに対して、黒沢さんは「『推し変』しないようにお願いします!」と観客に呼びかけた。

というわけで、共演者との交流あり、自分自身を見つめる時間ありの楽しい現場だったことがうかがえた。

黒瀬ゆうこさん

続いて事前に来場者から募った質問に答えるコーナーに突入。

今回のイベント用の新規イラストについて尋ねられると、黒瀬さんは「こういうのが欲しかった!」と即答。モバイルゲーム「ハイスクール・フリート 艦隊バトルでピンチ!」では、ココのイラストの露出度が低いことに対して思うところがあるようで、それもあいまって念願かなったといったところ。

また「劇場版の意気込み」について尋ねられると、黒瀬さんが「五十嵐さん、超がんばった」と答え、五十嵐さん自身も「3日くらいプレッシャーで眠れないシーンがあったので、生暖かく見守ってほしい」とコメント。ぜひ劇場で確認しよう。

五十嵐裕美さん



今年の栄冠はどちらの頭上に……? 毎年恒例のゲーム大会

イベント中盤には、黒瀬さんVS五十嵐さんによるミニゲーム対決が行われた。

これは毎回恒例の企画だが、これまでの戦績はお互いに1勝1敗。初回は黒瀬さんが敗北し恥ずかしい失敗談を大声で叫び、昨年は五十嵐さんが敗北しかわいい胸キュンセリフを言うという罰ゲームが行われたが、今回は果たして……?

3つのミニゲームを行い先に2勝したほうが勝ちという今回の対決。1回戦は、「ストップウォッチ勝負」だ。画面を見ずに、より30秒に近いところでストップウォッチを止めたほうが勝ち、というこの勝負では、対戦相手が話しかけたりして相手をじゃまできるという仁義なきルールが用意されている。ここでは黒瀬さんが全身を使って激しく妨害するものの、クールに対応する五十嵐さんは32秒でストップ。黒瀬さんは33秒ということで、まずは五十嵐さんが1勝をあげた。

次は「思考読み取り対決」。相手に質問をして、その答えを予想するというもので、お互いの気持ちや思考をどれだけ理解しているかが勝利のカギだ。「お嫁さんにするなら」「一緒に温泉旅行に行くなら」「ペットにするなら」といった質問を投げあうも、残念ながら最後まで勝負はつかず……。結果的に黒瀬さんと五十嵐さんの結婚観の違いが浮き彫りになる形で、引き分けとなった。

最終ゲームは「イラスト対決」! お題は「海の絵」。思い思いの海を描き、より観客からの拍手が多いほうの勝ち、という対決だが、五十嵐さんは「晴風が沈んだ横須賀の海」。黒瀬さんは「夕日に照らされる晴風」のイラストを描き上げる。松澤さんいわく「まるで陰と陽だ」とのこと。

決着手段の観客の拍手だが、最初はどちらもほぼ同じ大きさの拍手の音だったところ、黒瀬さんが会場をあおりまくるとやがて会場は、黒瀬さんを支持する拍手で大きく揺れる。最終ゲームの勝者は黒瀬さんとなった。

ということで1勝1敗1分同士の引き分け状態となってしまった。そこで結局じゃんけんで勝負をつけることになり、五十嵐さんが勝利! 罰ゲームとして、黒瀬さんがココとしてミーナに「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ」のセリフを言わされることに。しかし思った以上にグイグイいく黒瀬さんに、むしろ照れているのは五十嵐さん!? ともあれファンにとっては、眼福な光景が繰り広げられた。

そしてイベントは最後のプログラム「プレゼント争奪クイズ大会」へ。

黒瀬さん、五十嵐さんは三択クイズでどの回答を選ぶのか? を予想して当てるというゲームで、勝ち残った来場者には黒瀬さん、五十嵐さんのサイン入りポスターがプレゼントされた。

終始、笑い声に包まれた今回のイベントだが、いよいよ終了の時間が近づいてきたということで、黒瀬さんはちょっぴりセンチメンタルに。そして「ちょっと語っていいですか?」と断りを入れたうえで、「私、会社員を辞めて、こんなにいい作品に出会えると本当に思っていなかったんですよ。だから4年前の私に言いたい。あなたは報われますよ。すごくいいキャラクターと周りの人に恵まれるから、がんばれって言ってあげたい」としみじみ語った。

そんなしんみりムードを吹き飛ばすように、毎年恒例の「ココ・ミーナ!」コールの大合唱でイベントは幕を下ろした。

五十嵐さんは、来年も「ココ・ミーナ」イベントをやる気満々だと語っていたが、ファンも期待していることは間違いない! 劇場版を受けて開催される(であろう)次回の「ココ・ミーナの“仁義なき”」イベントではどんなトークが飛び出すか……。今から期待がつのるばかりだ。

なお、イベント「ココ・ミーナの“仁義なき”ハロウィン」は2019年10月20日(日)まで開催中。現在品切れのイベント先行グッズも、最終日ころには再び補充されるそうなので、ゲットできなかった方もワンチャン狙えるかも!

今週末は秋葉原に集合だ!


紹介しているもの以外にもイベント先行グッズは多数販売されているので、ぜひ特設サイトをご覧いただきたい!


【イベント情報】

■ココ・ミーナの“仁義なき”ハロウィン

・開催期間:2019年10月5日(土)~10月20日(日)

・開催場所:ボークス秋葉原ホビー天国

〒101-0021東京都千代田区外神田1-15-4

・イベントスペース営業時間:平日11:00~19:00/土日祝10:00~19:00

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