【特集】ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」開催記念連載! 第2回「後本萌葉」インタビュー!
新人声優たちが、世界に羽ばたく声優アーティストを目指し、さまざまなことにチャレンジしていくプロジェクト「ボイたまプロジェクト」が、2019年11月2日、3日に朗読劇vol.2「white Swan+」を開催する。
ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」は、2019年3月27日に恵比寿天窓.switchで開催された朗読劇イベント「whiteSwan」の再演であり、前回と同じ配役の「ver.デネヴ」と、配役をシャッフルした「ver.アルビレオ」の2バージョンが上演される。
出演するのは、ボイたまプロジェクトに所属する新人女性声優の荒井瑠里さん、熊田茜音さん、後本萌葉さん、堀内まり菜さん、吉武千颯さんの5名。壁にぶつかりながらも夢に向かって日々努力する彼女たちが、自分たちと同じ新人声優を演じるというこの朗読劇は、演技あり歌ありでエンターテインメント要素が満載!
今、まさに本番に向けて絶賛稽古中の5人にアキバ総研がインタビューを敢行! 本番に向けての思いや、普段考えていること。また声優を志した理由やエピソードを聞いてみた。
第2回に登場するのは、若干17歳の高校生声優・後本萌葉さん。
前途有望なニューフェイスに、アレコレ答えていただいた。
⇒【特集】ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」開催記念連載! 第1回「熊田茜音」インタビュー!
──はじめまして! まずは自己紹介からお願いします。
後本 高校2年生、17歳の後本萌葉といいます。
──学校とお仕事の両立、大変ではないですか?
後本 いえ、基本的に学業を優先させていただいていて、むしろ学校での疲れが、声のお仕事をすることで吹き飛ぶこともあるくらいで、全然大変とかはないです。演技をすることが大好きなんです。
──そうなんですね! そんな後本さんの出演される「ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 『white Swan+』」は、どんな劇なのでしょうか。
後本 「ボイたまプロジェクト」に所属している私たちが、新人声優の役で舞台に立つんですが、私たち自身も新人声優なので、役の気持ちが非常に身に染みています。そういう思いを皆様に届けることができたら、という劇になっています。
やっぱり新人だからこそ感じる困難というのは、私たちも現在進行形で経験していることなので、引き出しとしては今まで感じてきたことを、役の気持ちに置き換えて演じるという形にしています。
──今回はご自身と非常にシンクロする新人声優という役ですが、これまではどんな役を演じられてきたんでしょうか。
後本 実は今回が初めていただいた役なんです。
──えっ! そうだったんですか‼ Vol.1の時は、全然そうは見えませんでしたよ。初めて役を演じた感想はいかがですか?
後本 自分の役って、こんなにも愛おしいんだって感じました。役を理解するためにいろいろと想像して、なるべくそのキャラクターと近い立場になろうといつもしてるんですけど、考えれば考えるほど自分の役が好きになる感覚が楽しくて……。前回演じさせていただいたちひろちゃんのことがすごく好きなったし、同時にみんなの演じる役も好きになれたので、楽しく演技ができたと思います。
──そして11月2日、3日に開催される「ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 『white Swan+』」では、前回と同じ配役の「ver.デネヴ」、異なる配役の「ver.アルビレオ」が披露されます。ver.デネヴでは、前回よりもさらに役に入り込めそうですか?
後本 そうですね。vol.1からちょっと間は空いてしまったんですけど、その間も「ちひろちゃんならこのレッスンを受けたらどう思うだろう」とか想像したりして、ずっと一緒にいた感覚です。もう1回ちひろちゃんを演じさせていただくんですけど、前回以上のちひろちゃん愛を発揮できたらなと思っています(笑)。
──そしてver.アルビレオではさやかを演じます。ver.デネヴでは熊田さんが演じていた役ですが、こちらはいかがでしょうか。
後本 最初にオーディションがあったんですが、その時はさやかちゃんを第一希望で受けていたんです。さやかちゃんを選んだ理由は、役の設定がすごく私に近くて、わりと自分が近い立場でできるんじゃないかと思ったからです。逆にちひろちゃんが自分とは正反対の役で、演じるのがすごく難しそうな印象がありましたね。たださやかちゃんは、自分に近いからこそ別の人が違う経験をしたらどんな気持ちだろう、って想像するのが難しいとも思いますね。
──後本さんは、さやかみたいにズバッと言うタイプですか・
後本 そうですね。ズバッと言ったり、ほかの子よりも緊張というものが表に出ないところは似ていますね。アルビレオでは、さやかちゃんらしくみんなを盛り上げられたらいいなと思います。
──劇中では歌も披露されますね。歌は得意ですか?
後本 歌は得意じゃないです(笑)。歌自体は自信がないので、表現力などでみなさんを楽しませることができたらと思います。でも、この5人で歌うのは楽しいですね。歌う時に目があったりするんですよ。そういう時は、本当にキャラクターがそこにいるというか。役として目があったような気がして、そこが楽しいんですね。そういう時に、メンバーの仲のよさが皆さんにも伝わるかなと思います。
──声優を志したきっかけを教えてください。
後本 私が中学1年生の時に、いろんな作品を観るようになったんですが、そこで「暗殺教室」というアニメを面白そうだと思って観てみたんです。そしたら声優さんの演技に圧倒されて、どんどん声優さんになりたいという気持ちがわいてきたんです。それまではただのアニメオタクだったんですけど、そこから声優さんを目指すようになりました。
──「暗殺教室」っていろんなキャラクターが出てきて、会話劇も多い作品でしたから、確かに声優さんの演技を楽しむにはぴったりの作品ですよね。
後本 そう思います。いろんなキャラがかかわりあって、いろんな困難を乗り越えていく物語がよかったですし、声優さんの演技が素晴らしくて、うまく言葉に表せないんですけど、とにかく「……もう!」みたいな感じで。
──言いたいことはよくわかります(笑)。「暗殺教室」で一番印象に残っている声優さんは覚えていますか?
後本 殺せんせー役の福山潤さんです。最初に変な怪物が出てきて、鼻にかかった声で「ヌルフフフ……」って言いだしたので、きっとこの声優さんは人間以外のキャラクターをよくされているのかなと思っていたら、その後、殺せんせーの人間の姿が出てきて、普通に演技されているのを見て、声優さんの演技の幅が広さに圧倒されました。
──ではご自身も、いろんな演技ができる声優を目指したい?
後本 そうです。だからひとつの劇でいろんな役をやらせていただけるのは嬉しいです。
──後本さんから見た、共演者の皆さんの魅力や劇の中での見どころを教えてください。
後本 では千颯ちゃんから。千颯ちゃんは普段から声がスゴイかわいくて、以前、駅で背後から話しかけられたことがあったんですが、本当に小さい子に話しかけられたのかなと思っちゃったことがあるんです。そのくらい声がすごくかわいらしんですけど、お芝居になると真剣に役と向き合っているので、そのギャップがすごいなと思います。歌もすごく上手ですし、表現しているときの表情も素敵なので、そこが魅力かな。
堀内まり菜ちゃんはいつも天然発言がすごくて、ムードメーカーみたいな感じでいつも私たちを笑わせてくれるところもあるんですが、お仕事されている歴が長いこともあってか、練習となるとみんなに適切なアドバイスをしてくれたり、レッスンの日以外にも「この日に練習しよう」って提案してくれるんです。ver.デネヴでもしっかりしてるお姉さんの役をやっているので、そういうところを皆さんも観ていただきたいです。
茜音ちゃんは本当にお姉ちゃんのように思ってて、私が緊張したり不安な時も面白いこと言ってくれたり、あえていじってくれたり、そういうところが本当にお姉ちゃんっぽくて尊敬できますし、お芝居にもすごく真剣なんですよ。ものすごく真面目で、一緒におしゃべりしているときは楽しいんですがレッスンやお仕事になると、見習うところがたくさんあって本当にお姉ちゃんみたいな存在ですね。
瑠里ちゃんも本当に頼りになるお姉さんです。作・演出の天真みちるさんからのディレクションに対してすごく素直というか謙虚な気持ちで向き合って1つひとつ直していこうと、そこを真剣に考えています、みなさん本当に尊敬できる方ばかりで、自分はそんなみんなに引き上げてもらっている感じがあります。
──それでは改めて、今回の朗読劇の見どころを教えてください。
後本 今回、2つの役を演じさせてもらっているので、違うキャラを演じるギャップを見ていただきたいです!
──ありがとうございました。では最後に読者の皆さんへのメッセージをお願いします!
【プロフィール】
後本 萌葉 Nochimoto Moeha
・生年月日:2002年8月17日
・出身地:東京都
・趣味:絵を描くこと
・特技:合気道
【イベント情報】
■ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」
<開催日時>
2019/11/2(土) 18:45 OPEN/ 19:30 START ver.アルビレオ
2019/11/3(日) 12:45 OPEN/ 13:30 START ver.デネヴ
2019/11/3(日) 16:45 OPEN/ 17:30 START ver.アルビレオ
・会場:アミューズカフェシアター
・作、演出:天真みちる
・出演:荒井瑠里、熊田茜音、後本萌葉、堀内まり菜、吉武千颯
・チケット料金
ボイたま席:6,500円(税込)(ソフトドリンク 1ドリンク込)
※直筆サイン入りブロマイド付き+前方正面席
一般席:4,500円(税込)(ソフトドリンク 1ドリンク込)
<チケット購入方法>
ラインチケット一般発売(https://ticket.line.me/events/3388)
その他、詳細、諸注意事項等はこちらでご確認ください。
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