【サイン色紙プレゼントもあるよ!】アフレコ現場は和気あいあい! 個性的なキャスト陣が集った春アニメ「賢者の孫」小林裕介×小松昌平×本泉莉奈×若井友希インタビュー!

2019年4月10日(水)より放送開始のTVアニメ「賢者の孫」。放送を間近に控え、メインキャストの小林裕介さん、小松昌平さん、本泉莉奈さん、若井友希さんに、作品への印象やアフレコ現場でのエピソードをうかがった。

作品にちなんだ「魔法」に関する話題では、小松さん独特の発想に一同困惑? 笑いが絶えず、キャスト4名の仲のよさがうかがえるインタビューとなった。

なお、インタビューのために用意したコミックスの帯には、「孫ってる」、「マゴ卍」、「孫の名は。」など面白いキャッチコピーが並んでいた。仲良しなキャスト4人はその言葉を使って印象を語る流れに……。

――まずは作品の印象を教えてください。

小林 シン=ウォルフォード役の小林裕介です。「賢者の孫」では、異世界から転生してきた知識の豊富な主人公・シンが、賢者に拾われたことによって魔法や身体能力などすべての面において強くなっていきます。そのシンがとにかく強くて無双なので、すごく爽快で"マゴ卍"な作品だなと思いました。

一同 (笑)

シン=ウォルフォード役の小林裕介さん

小松 アウグスト=フォン=アールスハイド(オーグ)役の小松昌平です。僕はWebコミックを読むのが好きで、毎日0時に更新された作品をチェックするのが日課なんです。「賢者の孫」はチェックしていた作品のひとつで、オーディションのお話をいただく前から楽しく読ませていただいていました。くすっと笑えるシーンがたくさんありますし、本当にシンが"孫ってる"作品だと思います。……あれ、使い方違いますか?

小林 いや、合ってる。ごめんね、リアクションしなくて。

若井 あ! ナチュラルすぎて気づかなかった。

本泉 もう1回お願いします(笑)。

小松 ほんとにね、シンが"孫ってる"作品だと思います。

一同 (拍手)

小松 放送が始まったらみんな「孫ってる! 孫ってる!」って言い出すんじゃないかとにらんでいます。いろんなところで話題になってほしい作品です。

アウグスト=フォン=アールスハイド(オーグ)役の小松昌平さん


本泉 シシリー=フォン=クロード役の本泉莉奈です。私はファンタジーが大好きなので、原作をいち読者としてとても楽しませていただき、アフレコが始まるまで「早くシシリーとしてみんなと会話したいな」とわくわくしていました。それと、私ももしかしたら前世があって今の世界に転生してきたのかもしれない、という気持ちがあって。この作品は、本当に「孫の名は。」って感じです。

若井 マリア=フォン=メッシーナ役の若井友希です。私はこれまであまり「俺TUEEE」系の作品に触れる機会がなかったのですが、「賢者の孫」は物語に入りやすくて、誰でも楽しめる作品という印象があります。すごくギャグ寄りなので、オーディションのときも「遊んでもいいんだな」と思いながら演じました。シンは"前前前世"から来たキャラクターなので、やっぱり前世感がありますよね。

――皆さんが演じられているキャラクターは、それぞれどんな人物ですか?

小林 シンは"前前前世"から転生してきた、すべてにおいて規格外の人間です。唯一の欠点は、この世界の常識というものをまったく知らずに育っていること。でも、その欠点があるからこそ、破天荒ながらもみんなから好かれています。

小松 オーグはアールスハイド王国のとても人気がある王子様なんですが、親友となるシンが現れるまでは孤独な存在でした。普段は王族らしく振る舞ういっぽうで、シンなど親しい人をからかって楽しむという、二面性のあるキャラクターです。

本泉 シシリーはすごくおっとりとしたやさしい子です。その天然さも魅力的ですが、恋愛のお話に興味津々だったり、ミーハーな部分があったりするので、かわいらしいなと思います。

若井 マリアはシシリーとは真逆の性格で、気が強くてしっかりしている、明るいお姉ちゃんみたいな女の子です。とてもいとおしいキャラクターです。

シシリー=フォン=クロード役の本泉莉奈さん


――実際にキャラクターを演じてみていかがでしたか?

小林 シンは魔法などの説明の台詞がすごく多いんですよ。でもわかりやすく説明しようとしているわけではなくて、「つまりこれはこういうことで……。え、なんでわかんないの?」っていうのが定番の流れになっているんですが、これが嫌味のように聞こえてしまうと愛されキャラではなくなってしまうんです。だから、“あくまで素で説明しているんだけど憎まれない”というのは常に意識して演じていました。

小松 オーグは物語を引っ張っていくキャラクターでもあるのですが、僕自身、アニメでこれだけしゃべるメインキャラクターを演じるのは初めてだったので、最初は台詞の量にびっくりしました。正直すごく緊張したんですが、裕介さんが隣でやさしく話しかけてくださって。あと、抜き録り(※編注:台詞を声優ごとに、個別に収録すること)にも付き合ってくださったんです。

そのときに、孤独だったオーグがシンに出会ったときの気持ちが少しわかったような気がしています!

本泉 なんかいちいち面白い……(笑)。

小林 コメントの最後に必ず「ドヤ!」っていうのを感じる(笑)。

若井 うんうん。ドヤりがち。

小松 そんなことないです!(笑)。

――シシリーとマリアについては?

泉 シシリーは本当に自由に演じさせていただきましたが、奥手なところはありつつ、シンくんに対しての想いが誰よりも強いので、そういう芯の強さは意識して演じました。

若井 この作品はすごくギャグシーンが多くて、シンたちがボケたときはマリアがだいたい最初にツッコむんですよ。登場人物が多いので、後半になるとマリアはツッコミしかしていないような話数もあって(笑)。だから、ツッコミだけでも印象に残るように、そこに力を入れていました。いろんなバリエーションで遊ぶことができて楽しかったです。

マリア=フォン=メッシーナ役の若井友希さん

――アフレコ現場も今日のように和気あいあいとした雰囲気なんでしょうか?

若井 そうですねぇ。

本泉 まったりしてます。

小松 僕はもっと静かですね。

若井 確かに。今日、「こういうキャラだっけ? 変な人だな」って思った(笑)。

小松 アフレコのときは本当に緊張してるの。変な人ではないです(笑)。

小林 こんな感じでゆるい現場ですが、みんな人のことをすごくよく見ているんですよ。僕が前日の疲れを引きずって、かなり疲れた顔でアフレコに行ったことがあったんです。座長として申し訳ないことをしたんですが、そのとき昌平からすごく心配そうに「裕介さん、今日疲れてます?」って言われた数秒後に本泉さんが入ってきて、「小林さん、今日疲れてますよね?」って。

一同 (笑)

小林 さらにその直後、若井さんが「小林さん、今日疲れてません!? 大丈夫ですか!?」と。僕は人見知りであまり人の顔を見ることができないので、そういう部分に気づける若手はすごいなと思いました。でも、あの言葉はすごく嬉しかったです。そのおかげで、最後まで元気にやりきることができました。わりと最近の話ですけどね(笑)。

――屋良有作さん(マーリン=ウォルフォード役)、高島雅羅さん(メリダ=ボーウェン役)など、ベテランの声優さんも出演されています。

小松 皆さんやっぱりお芝居が面白いですね。ギャグシーンが第1話からたくさん出てくるのですが、「こうやるんだよ」っていうのをお芝居で示してくださいました。

本泉 高島さんは”かっこいい女性”を背中で見せてくださって。入りやすいマイクを譲っていただいたり、本当にいろいろなことに気を使ってくださるので勉強になります。

小林 お2人はマーリンとメリダのような感じで休憩中も茶目っ気のある発言をされていて、すごくあたたかい現場です。屋良さんはどうやらお酒がお好きそうなので、収録後に一緒にお酒を飲みに行きたかったんですが、なかなかかなわず……。それだけがちょっと心残りです。

若井 森川智之さん(オリバー=シュトローム役)もベテランさんなのに壁を感じなくて、お話がしやすい素敵な方でした。

――シンたちはそれぞれ魔法を習得していますが、皆さんはどんな魔法が使いたいですか?

若井 私は「テレポート」を使いたいです。朝はギリギリまで寝て満員電車に乗ることなく現場に行けたり、すぐ帰省できたりするのがいいなと。これは揺るがないです。

小林 僕は空を飛びたいですね。子供の頃からの憧れです。飛んでいるところを見られても「ん? 鳥かな?」で済まされるぐらいに日が落ちてきたタイミングで、ひたすら「アハハハハハ~」って飛ぶのを夢見てます。さて、次は?

本泉 小松さんが面白いことを言いそうなので、私からいいですか?(笑) 私は時間を止めたいです。朝があんまり得意じゃないので。もうちょっと寝たいなっていうときに時間を止めて、万全の態勢で動き出したいです。

若井 それ最高!

小林 はい、昌平。どうぞ。

小松 オーグが電気の魔法を使うじゃないですか。僕も電気の魔法を使いたいんですよ。

小林 なんで?

小松 一番身近で、バレないようにいけるから。

小林 ……どういうこと?(笑)。

小松 オーグが使う電気の魔法って、静電気がバチッと来るやつの究極じゃないですか。だから僕は、ドアノブに静電気をためておいて、部屋に入ってきた人にいたずらしたいですね。

一同 ……。

小松 誰かのセーターに静電気をバババババってしておいて、「痛っ!」みたいな。伝わってます?

若井 ……うん、伝わりました。

小松 現実で一番バレずに使えそうなのが電気かなって(笑)。

本泉 でも、電気なら血行をよくしたりとかできそうじゃない?

若井 確かに!

小松 なるほど、そういう使い方が。

小林 医療にも使えそうな魔法なのに、いたずらで使いたいと。

小松 違うんです!(笑) オーグも親しい人をからかうのが好きなので、その反響かな。

――この話はこれで終わりにしましょう(笑)。最後に、放送を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

本泉 すごく重たいシーンも出てきますが、そのシリアスとほのぼのとした日常シーンのメリハリがあって、とてもバランスがいい作品になっています。まったりとした心で見てください。

小松 戦闘シーンはとても熱を込めて演じているので、見ていてわくわくする戦いになっているはずです。そのお芝居にも注目してほしいです。

若井 親子で見ていただいても楽しめると思いますし、ひとり暮らしで寂しい夜を過ごしている方は、この作品を見ることですごく癒やされると思います。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

小林 最初に「シンがひたすらに強い」というお話をさせていただきましたが、強ければすべてがOKなのかと言ったら、実はそういうわけでもなく……。そういうところがシリアスなストーリー展開に繋がっていきます。とても見やすい作品ですが、それでいてすごく考えさせられる作品にもなっているので、すべてひっくるめて楽しんでいただけたら嬉しいです。

(取材・文・写真/友安美琴)


「賢者の孫」放送記念、小林裕介×小松昌平×本泉莉奈×若井友希サイン入り色紙をプレゼント!


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<賞品>

・小林裕介×小松昌平×本泉莉奈×若井友希サイン入り色紙



<応募要項>

・応募期間:2019年4月10日(水)~2019年4月16日(火)23:59

・当選人数:2名様

・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます

・賞品発送:2019年6月末までに発送予定

・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付

<注意事項>

・応募には会員登録(無料)が必要です。

・応募はひとり1回に限らせていただきます。

・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。

・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。

・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。

・賞品の発送は国内に限らせていただきます。

・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。

・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。

 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合

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