Kleissisの歌とトークを満喫! 話題の新作ゲーム「アルカ・ラスト」主題歌も初披露の「エイコーさん」公開収録&Kleissisライブレポート

株式会社フジゲームスは、2019年4月6日、フジテレビのゲーム情報バラエティ「エイコーさん」の公開番組収録&新作スマホゲーム「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」(以下、アルカ・ラスト)の制作発表会を開催。

先日お伝えした第1部での制作発表会に続き、第2部では「エイコーさん」の公開収録および、声優ボーカルユニット「Kleissis(クレイ・シス)」のライブが行われた。

制作発表会の模様はこちら

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「エイコーさん」は、フジテレビで放送中のゲーム情報バラエティ番組。知る人ぞ知る、世界で栄光を集めるプロフェッショナル=“エイコーさん”とともに、ゲーム開発につながるヒントを探る。番組MCにしてBARのマスター役を務めるのは、ゲーム、アニメ、漫画、SNSにのめり込むオタクな一面を持つお笑い芸人、狩野英孝さん。アシスタントを務めるのはKleissisのメンバーでもある富田美憂さん、山田麻莉奈さんの2人だ。

Kleissisのメンバーが特技を披露!

「エイコーさん」公開収録には、直前の制作発表会で「アルカ・ラスト」の主題歌を担当することが発表されたKleissisより、番組アシスタントの富田さんと山田さん以外の5人(田中有紀さん、髙橋麻里さん、山根綺さん、元吉有希子さん、金子有希さん)がゲストとして登場した。

詳細は4月22日放送予定の番組でチェックしてもらいたいが(制作発表会の模様は4月18日に放送予定)、番組ではゲスト5人にフィーチャーしたトークを展開。Kleissisのオーディションの様子や、声優を目指したきっかけなどが明かされたほか、それぞれの特技も披露された。

イラストが得意の田中さんによるメンバーの似顔絵がスクリーンで紹介されると、同じくイラストが得意な富田さんも大絶賛。髙橋さんは小学5年生から始めたというダンス、山根さんは手料理、元吉さんはバイオリンを実際にステージ上で披露し、そのクオリティの高さに狩野さんは驚いていた。ちなみに、元吉さんは音大卒とのことで、音楽への造詣はかなり深いようだ。

コスプレが趣味の金子さんは、コスプレ写真を紹介。コスプレと言えば、山田さんもこの日メイド服姿を披露したように趣味なので、2人は意気投合。そちらでの共演も楽しみにしたい。

公開収録のラストは、Kleissisによるライブパート。いつも開演前にやっているという円陣を組んでのかけ声を特別にステージ上で行い、「アルカ・ラスト」テーマソング「Ark of promise」を初披露。吟遊詩人をイメージして歌った歌詞には「方舟」といったゲームのキーワードも含まれており、7人の歌姫がそれぞれの世界を旅している感覚に陥る。

ソロの個性や重厚感たっぷりのサビでの重なり、振り付けもまるで役を演じているような素晴らしいパフォーマンスだった。初めて彼女たちのパフォーマンスを見たという狩野さんも驚きの様子で、「アルカ・ラスト」宣伝大使として誰よりも早くゲームを進めるだけでなく歌も覚えていきたいと意気込んでいた。

それぞれの世界観を表現したパフォーマンス

公開収録の後は、Kleissisの単独ライブを実施。なお、こちらの模様も番組で紹介される予定なので、要チェックだ。

キャラクター紹介のVTRに続いて7人がステージに登場すると、まずは「決断のDivergence」をライブ初披露。AメロやBメロを低音キーで雰囲気たっぷりに響かせ、サビで強く弾けるのは強烈なインパクト。歌声はもちろん、目線や表情でもみんなを引き込んでいく。

富田美憂さん

そして、改めて「アルカ・ラスト」のテーマソングを担当すると語り、その楽曲「Ark of promise」を披露。ゲームの情景が浮かぶようなステージングは、最後に手を胸の前で組んでパッと見上げる姿も印象的だ。続く「逆さまの世界にて」では、以前よりもさらに表現力豊かに、それぞれの特徴を生かした7色の強さでみんなを魅了していた。

元吉有希子さん

金子有希さん

MCでは、実はこれまで歌ってきた楽曲にも「アルカ・ラスト」に登場する各世界のストーリーイメージソングがあったと説明。終焉と終末といったイメージが多かったのも、そのためなのだとか。

ちなみに、1曲目に披露した「決断のDivergence」はアキラ(CV.富田美憂)、「逆さまの世界にて」はミオ(CV.元吉有希子)とミウ(CV.金子有希)の世界をイメージした曲。ヒロ(CV.山根綺)とユン(CV.髙橋麻里)の担当曲はこれからなので、2人は思い思いにリクエストしていた。

山田麻莉奈さん

続いては、サユキ(CV. 山田麻莉奈)の楽曲である「贖いのアリア」を、ミドルテンポに乗せて切なく情感たっぷりに歌い上げ、さらにカスミ(CV.田中有紀)のストーリーイメージソング「Another Sky Resonance」へ。切なさとカッコよさのコンビネーションで、胸が締め付けられるほどの気持ちを感じるステージとなった。

告知を挟み、7人は今日の感想を語る。これまでKleissisがどういう存在なのか秘密だっただけに、ここからが新たな一歩であり今度は世界観をもっと伝えていきたいと意気込んでいた。

山根綺さん


髙橋麻里さん


そして、そんな想いも込めて「さよならの彼方へ」を披露。曲中には隣のメンバーと顔を見合わせて穏やかに笑う場面もあり、曲の雰囲気だけでなく7人の仲のよさや絆も感じられる。ラストで7人が円になるシーンでは、涙を浮かべるメンバーもいた。

田中有紀さん

アンコールではスクリーンにこれまでのKleissisの活動記録映像が流され、7人はそれぞれのテーマカラーのTシャツを着て再登場。そして、アンコール曲披露……の前に、4月3日が誕生日であった元吉さんをサプライズでお祝い。



最後は、1stシングル表題曲である「Kleissis Chaos」。1年近く前に初披露した時よりも声の力強さや安定感はもちろんのこと、切なさや色っぽさといった幅広い表現も加わり、Kleissisらしいパフォーマンスでライブを締めくくった。


(取材・文/千葉研一)

※2019/4/16髙橋麻里さんの写真が間違っておりましたので、正しい写真に修正いたしました。


【セットリスト】

01. 決断のDivergence

02. Ark of promise

03. 逆さまの世界にて

04. 贖いのアリア

05. Another Sky Resonance

06. さよならの彼方へ

EN. Kleissis Chaos

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