劇場版アニメ「キミだけにモテたいんだ。」公開開始! 舞台あいさつオフィシャルレポートが到着!

オリジナル劇場アニメ「キミだけにモテたいんだ。」が、2019年10月25日(金)に全国の映画館で封切られた。これに合わせて、10月26日(土)、TOHOシネマズ新宿にて、公開記念舞台あいさつが行われた。

「キミだけにモテたいんだ。」は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などの脚本で知られる岡田麿里さんが脚本構成を担当する、オリジナル劇場アニメ。不器用でどこか“残念”な男子高校生たちが、ぐるぐる空回りしつつも「キミ」との出会いをきっかけに変わっていく――はじめての恋と、そして友情の意味を知る青春純情ストーリーだ。


舞台あいさつでは、中二病をこじらせた古田時夫役・斉藤壮馬さんや、子供すぎるアシモこと葦田茂一役・内山昂輝さん、フェミニンな戸島幸太郎役・富園力也さんや、執事的な存在の後藤田駿役・梅原裕一郎さんが登壇し、本作の見どころや“モテ”を語った。以下にオフィシャルレポートをご紹介しよう。

■舞台あいさつオフィシャルレポート
(以下、原文ママ)

本イベントは上映後だったこともあり、まずは作品の感想を主人公の古田時夫を演じた斉藤壮馬さんは「言葉にしなくてもシンプルにいろんな感情を楽しんむことができる」と話すとアシモこと葦田茂一役の内山昂輝さんも54分という上映時間に対して「見やすい作りでジェットコースターのような怒涛の展開で楽しんでいただけるストーリー」と本作の率直な魅力をお話しいただきました。

内山昂輝さん(左)、斉藤壮馬さん(右)

梅原裕一郎さん(左)、富園力也さん(右)


また、本作が初の声優デビューとなる富園力也さんはかわいすぎるフェミニンな戸島幸太郎を演じて、キャラクターも成長しているけれども自身も成長できたことを明かしました。

富園さんは、アフレコの際に声がでなくなりそうなほど緊張したが「夢のような時間で幸せでした」と話すとアフレコ現場での話題となり、佐橋亜紀役の松岡禎丞さんから「『そのままで大丈夫』と心強いアドバイスをもらえました。」とアフレコ時のことを振り返りながら話すと兄のような温かい目で富園さんを見守る斉藤さんらのワンシーンもありました。

見た目はいいのに、どこか“残念”で『モテない』男子高校生たちというキャラクターの魅力や思い入れについての質問には、ヒロインのホリコ(堀之宮早紀子)」の執事的な存在の後藤田駿役の梅原裕一郎が「最初は大人なキャラなのかな…と思うけど、話が進むにつれて年相応の幼さも見え、ギャップが魅力かな」と答え、斉藤さんは昔の自分と時夫は本が好きだったり、本の中のヒロインがどこかにいないかなと思っていたことを懐かしそうに思い出し、自身と似ているところがあると語ると、アシモを演じた内山さんはずっと100%で演じたこともあり「似ているところはありません!!」と正反対の意見を言い会場からも笑いが起こりました。


本作のキーワードとなる“モテ”に関してMCが質問すると子供のころの“モテ”を思い出しつつも富園さんが「何かに頑張っている姿や一生懸命な人はかっこいい。夢や仕事に頑張っている人は本当にキラキラしている。」と話すと斉藤さんも「同じ!」と言いつつも劇中の後藤田駿のようにギャップがある人は“モテる”と話すと、この中で一番ギャップがあるのは誰だろう?と言う話になり、斉藤さんが内山さんと即答しなかなか爆笑しない内山さんが「笑ってくれた時が嬉しい!」と、普段クールで感情が出さない人が感情豊かになるときはかわいいとギャップの話で盛り上がりました。

「小田原城星高校モテメン部」としてメインキャストの5人が歌う主題歌「ハイスクールプリンセス」について、梅原さんは曲としていい曲であることは前提に耳に残りやすく、収録から時間が空いた今でもキャッチ―なメロディーなので今でもふいに口ずさんでいることを明かしました。

富園さんは初めてこの曲が使用された予告映像が流れた時を思い出し、鳥肌が立ち感動したと嬉しそうに話す姿もありました。

最後に代表して斉藤さんより「王道青春ストーリーではなく一筋縄ではいかないストーリーですが、人を好きになるときに一歩踏み出す勇気をくれる作品です。」と本作に込められた思いを寄せ、舞台挨拶は大盛況の中幕を閉じました。

【作品情報】
■劇場アニメ「キミだけにモテたいんだ。」 2019年10月25日(金)全国公開
・監督:久藤瞬
・脚本構成:岡田麿里
・キャラクター原案:ヤマコ(HoneyWorks)
・脚本:岡田麿里 和場明子 樋口七海
・キャラクターデザイン:まじろ
・モニターグラフィックスデザイナー:松根マサト
・美術監督:峯田佳実
・色彩設計:田中美穂
・3D ディレクター:中島竜生
・撮影監督:杉山大樹
・編集:本田優規
・音響監督:えびなやすのり
・アニメーション制作:SIGNAL.MD
・企画協力:Vizm
・製作:「キミモテ」製作委員会
・配給:東宝映像事業部


・キャスト
 古田時夫:斉藤壮馬
 葦田茂一:内山昂輝
 戸島幸太郎:富園力也
 佐橋亜紀:松岡禎丞
 後藤田駿:梅原裕一郎
 堀ノ宮 早紀子:石川由依
 司会:梶 裕貴


(C) 2019「キミモテ」製作委員会

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