半端な結果はいらなかった!「岡本信彦お誕生日記念!キャラ人気投票」結果発表!!

声優・岡本信彦さんのお誕生日である10月24日にあわせて、2019年10月24日~2019年10月30日にアキバ総研で開催していたアキバ総研の公式投票企画「岡本信彦誕生日記念!ハマり役キャラ人気投票」、その結果をお届けする。

多くの人気アニメで幅広いキャラクターを演じ、2009年 第3回声優アワードにて新人男優賞、続いて第5回声優アワーにて助演男優賞を受賞している岡本さんだけに、その演じるキャラクターは狂気じみたキャラクターからかわいらしいキャラクターまでその演技のふり幅は多岐にわたる。候補数74キャラクターから1位となったのはどのキャラクターだったのか、結果を見ていこう。


1位:「僕のヒーローアカデミア」(爆豪勝己)1335票
2位:「ハイキュー!!」(西谷夕)1090票
3位:「暗殺教室」(赤羽業)867票
4位:「とある」シリーズ(一方通行〈アクセラレータ〉)721票
5位:「青の祓魔師」(奥村燐)600票
6位:「赤髪の白雪姫」(オビ)473票
7位:「殺戮の天使」(ザック)303票
8位:「TIGER & BUNNY」(折紙サイクロン / イワン・カレリン)270票
9位:「明治東亰恋伽」(泉鏡花)231票
9位:「月刊少女野崎くん」(御子柴実琴)231票


ということで、総票数8177票から1335票を獲得し、74キャラから堂々の1位に輝いたのは、現在アニメ第3期が放送中の「僕のヒーローアカデミア」から、通称「かっちゃん」こと爆豪勝己だった。主人公である緑谷出久の幼馴染であり、作中、本当にさまざまなことがあった出久の因縁のライバルキャラクターだ。掲載誌「週刊少年ジャンプ」誌上での人気投票企画で主人公の出久を差し置いて3連覇を果たすという偉業を成し遂げているキャラだけに、本投票でも1位を獲得することは自明の理であったか。

2位は「ハイキュー!!」から、「烏野の守護神」ノヤっさんこと西谷夕がランクイン。前髪にメッシュが入っていたり、言葉が少し乱暴な時もあるが、その性格は爆豪とは対照的、小さな見た目に反した頼れるアニキ的な一面も持つ、ムードメーカー的キャラクターが第2位となった。5位となった、「青の祓魔師」奥村燐も、西谷とタイプは似ているが、こちらは主人公ということでより正統派の熱血タイプ。しかし、両者とも年齢相応の子どもらしい一面や、試合中やバトルの最中に見せる表情など、少年らしさにあふれたキャラクターという点が共通しているだろうか。

そして3位となったのは、「暗殺教室」赤羽業だ。掲載誌「週刊少年ジャンプ」誌上での人気投票企画でも1位を獲得していることもあり、その人気のほどは折り紙付き。文武両道で赤髪に高身長、普段は群れることなく一匹狼的ポジションにおり、生徒内で殺せんせーに初めてダメージを与えたキャラクターと、人気が出ないわけがないキャラクターだけに、TOP3入りは当然の結果であろう。

そして4位には、一部のツンデレ好きの間では、「最強のツンデレ」の名をほしいままにしたとかしないとかいう噂のツンデレ、「とある」シリーズの一方通行〈アクセラレータ〉がランクイン。アニメでは2008年から登場しており、岡本さんとは10年以上の長い付き合いとなっているキャラクター。それまでは好青年のキャラクターを演じることが多かった岡本さんだが、一方通行〈アクセラレータ〉を機に、狂気をはらんだ演技という幅が広がり、今や岡本さんを語るうえでクレイジーなキャラというのは切り離せない。このキャラクターがあってこそ、今回1位となった爆豪や業といったキャラクターが生まれたといっても過言ではないだろう。それゆえに、現在の「声優・岡本信彦」を作るうえで礎となったキャラクターであることは間違いなく、それだけファンの印象にも強いキャラクターだったのだろう。そうして培われた演技力は、7位の「殺戮の天使」ザックの狂人的な一面、そして9位の「明治東亰恋伽」泉鏡花の毒舌ツンデレキャラクターなどにも、根底にこのアクセラレーターで養われた演技が活きているのではないだろうか。

そんなこれまでのランキング傾向を一転させるキャラクターが6位の「赤髪の白雪姫」オビだろう。彼はヒロイン・白雪の護衛役を任されることになるが、元々は刺客として雇われていたこともあり、時折厳しい表情も見せるキャラクター。普段は飄々としているキャラクターで、主であるゼンをからかったりしたりする一面も。さらに、実は白雪に思いを寄せているのだが、決してその思いを告げることはせず、その一途さに、実はゼンよりオビ推しという方々の票が集まったのではないだろうか。わかる、わかりますぞ、その気持ち……!

そして8位に「TIGER & BUNNY」折紙サイクロンことイワン・カレリンがランクイン。言わずと知れた見切れ職人が、10位以内に見切れてランクインするという、なんとも粋なランクインの仕方を見せてくれた。270の票は、折紙サイクロンへの投票なのか、その正体のイワンへの投票なのか、その内分けも気になるところだ。


231票の同票を獲得し、同率9位となったのは、「明治東亰恋伽」泉鏡花と、「月刊少女野崎くん」御子柴実琴。泉鏡花は先にも述べたように、主人公に対する態度が絵にかいたような「ザ・ツンデレ」のキャラ、そして野崎から「みこりん」と影であだ名されている御子柴も、繊細&照れ屋な性格ゆえに素直になれないというツンデレキャラであり、なんとツンデレ2キャラでランキングが締めくくられることとなった。

TOPの10キャラの中に、尖ったキャラクターの目立つランキング、岡本さんご自身から醸し出されるほんわかしたキャラクターからは想像がつかない個性を持ったキャラクターが多くランクインしたランキングとなった。詳細な投票結果は下記のリンクからご確認いただきたい。


それでは最後に、岡本さん、お誕生日おめでとうございました!!

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