ふるさと納税で新作アニメが製作決定! 第2期放送に向けて勢いが止まらない「邪神ちゃんドロップキック」秋のイベントレポートまとめ!

邪教徒のみなさん、お元気ですか!?

第2期放送スタートに向けて、ますます盛り上がりをみせる我らが「邪神ちゃんドロップキック」だが、この秋もさまざまなイベントが各地で催されている。

そこで、今回は今秋開催された「邪神ちゃん」関連イベントをダイジェストでご紹介! 道なき道を突き進む、令和史上最強のロックなアニメ「邪神ちゃんドロップキック」の活躍をご覧あれ!

2019年10月26日 「神保町哀歌」邪神ちゃんゆりねの秋祭り

まずは、劇中歌「神保町哀歌」CD化&邪神ちゃん、ゆりねの音楽ユニット化を目指すクラウドファンディングでチケットを購入した邪教徒だけが参加できるスペシャルリリースイベント「邪神ちゃんゆりねの秋祭り」から。

このイベントは上記の通り、クラウドファンディング参加者のみ入手できるチケットで参加できるリリースイベント。昼夜の2回にわたり、品川プリンスホテル内にある「クラブeX」というホールで開催された。

円形のフロアの中央にステージが用意されているという、360°どこからも見渡せる構造が特徴の会場で、ステージ上方には出資者の名前が記された提灯がズラリと並んでいるのが印象的。さらに2階にはフロア全体を見渡せるVIPルームまであるというエレガントかつゴージャスな作り。なおそのVIPルームは、クラウドファンディング50000円出資者へのリターンとなっており、各キャラクターのイメージでデコレーションされた部屋に多くのATMな邪教徒が案内されていた。

そのほか、来場者にはユキヲ先生描き下ろしコミックが収録された冊子や、コミックス最新13巻特装版がプレゼントされるという、おもてなし精神あふれるスペシャルなイベントとなっていた。

さらに今回のイベントは、邪神ちゃん&ゆりねのユニット命名権や、2人の衣装の選択権までクラウドファンディングでゲットできたということで、まさしく邪教徒と二人三脚で作り上げたメモリアルなイベントとなった。

邪教徒記者Aが取材にうかがったのは、第2部のステージ。開演前は、この日のバックバンドを務めるバンド「セットラウンドリー」がオープニングアクトを担当。オリジナル曲で会場を盛り上げていた。爽やかなポップスサウンドが、まったく「邪神ちゃん」っぽくないので、本当に彼らが多彩な「邪神ちゃん」サウンドを演奏できるのだろうか……と一瞬不安にも思ったが、それはまったくの杞憂に終わった。

結論から言って、「マジで全曲バンド演奏しやがった!」という衝撃と感動、そして興奮が会場を包み込んだのだ。

まずは今回のクラウドファンディングの目玉である「神保町哀歌」からイベントはスタート。ムーディーなイントロが始まると、ピンクの着物に身を包んだ邪神ちゃん役の鈴木愛奈さんが、しずしずと入場。あまりにもかわいくも美しい姿に、邪教徒の「うおおおおお!」という歓声が会場に響き渡る。いや、本当に尊い。

もはや邪教徒には言うまでもないが、鈴木さんは幼少より民謡を歌ってきたこともあり、演歌のようにコブシをきかせた歌い方はお手の物。さらに邪神ちゃんが乗り移ったかのように、感情を爆発させて絶叫するシーンもありいろんな意味でエモい。

こちらは第1部での衣装。

かと思えば、花園ゆりね役の大森日雅さんも赤い着物で登場すると、邪神ちゃんとの思い出をしっとりと語り始める。なんだかドタバタしていただけの日々だったようにも思えるが、改めて振り返ると、そんな日常ももしかしたら邪神ちゃんとゆりねにとってはかけがえのない大切な時間なのかも……。そして寿命という現実の前に、いつか別れる日も来るのかも……。そう思うと、なぜか頬を熱いものがつたう。

「邪神ちゃん」で泣けるなんて!

そしてクライマックスでは銀テープが舞う中、オフマイクで「ありがとうございます」とお礼を述べつつ一礼する鈴木さん。もう完璧だ。完璧すぎて、言葉もない。極上のエンターテインメントをありがとう!

歌い終えた大森さんも「いいクライマックスでしたね。朗読の時、ウルウルしちゃいました」と語るように、すっかりイベント終盤のような雰囲気が漂う会場だが、まだこれがオープニングなのだ。

ここでいったん鈴木さんと大森さんはお着替えのために退場。

ここからは宣伝プロデューサーの栁瀨さんによるクラウドファンディングの途中経過報告が行われた。

イベント当日の時点で集まった出資金の総額は、なんと23,546,838円! クラウドファンディング開始からわずか45分で目標金額を超えたことが明かされた。

そして50万円の「イベントスポンサー(ゴールド)」を、ブランド品の買取宅配サービスを運営する「ブランディア」が落札したこともここで発表。今後は「邪神ちゃん」とのコラボ展開も予定されているという。

そのほか、第2期OPをイメージした映像と配布冊子に収録された描き下ろしコミックにキャストが声を当てた、スペシャルムービーの上映やセットラウンドリーによる、「邪神ちゃん」曲のインスト演奏などが披露された後、お待ちかねのライブが再開。

第1部の衣装に身を包む鈴木さん&大森さん。

再登場した鈴木さんと大森さんは、それぞれピンクと紫色をフィーチャーしたアイドル感100%のフリフリ衣装! これもまたかわいい!

まずは2人のユニット名が「Destiny Noisy」──略して「ですの」と発表。「ですの」の初ステージの幕が上がった。

OPテーマ「あの娘にドロップキック」に始まったライブは、ゆりねのキャラクターソング「漆黒デカダンス」、そして邪神ちゃんのキャラクターソング「CAST A SPLELL」と展開。

迫力あふれる生バンド演奏もあってか、大森さんの中二全開ポーズのキレもいつも以上だし、鈴木さんのあおりも「盛り上がってんじゃねえか!」とパワフル。とどめとばかりに、どこまでも伸びるロングトーンを披露し、会場を大いに盛り上げた。

そしてフィナーレは「Destiny Noisy」初のユニット曲「単純明快!SomethingDevils!!」だ。振り付け練習を事前に行ったこともあり、邪教徒の盛り上がりもばっちり! 最強のパーティーチューンの誕生ということで、今後の「邪神ちゃん」イベントでは重要な神曲となりそうだ。

ライブ後は、今後の「邪神ちゃん」関連イベントの告知。そして「Destiny Noisy」の反響を受けて、追加の新曲制作決定が発表された。12月に、クラウドファンディング参加者全員に無料で楽曲が配布されるということで、邪教徒にとってはこのうえないクリスマスプレゼントとなりそうだ。

最後のコメントでも「めちゃくちゃ楽しかった!」と笑顔全開だった鈴木さんだが、それは大森さんも、セットラウンドリーのメンバーも、もちろん邪教徒も同じだ。

全員一丸となって盛り上がり続ける「邪神ちゃんドロップキック」らしい、最高にハッピーなイベントとなった。

2019年11月2日 北サバト in 新千歳国際空港内ポルトムホール

「秋まつり」の翌週には、鈴木愛奈さんの故郷である北海道の新千歳空港にて、「北サバト」が開催された。もちろん北海道でのサバト(「邪神ちゃん」イベントのこと)は今回が初。しかも、ゲストとして千歳市長・山口幸太郎さんも登壇という、非常にレアなイベントとなった。

「北サバト」に登場したのは、「秋まつり」に続いて鈴木愛奈さんと大森日雅さん。2人は「Destiny Noisy」として、「神保町哀歌」「単純明快!SomethingDevils!!」を熱唱し会場を大いに盛り上げた。

さらに千歳市長・山口幸太郎さんが登壇すると、ふるさと納税を活用して「邪神ちゃんドロップキック(千歳編)」を製作することが発表され、会場の度肝を抜いた。さらに「千歳編」より新キャラクター・リエールが登場。声優の花井美春さん(千歳市出身)が務めることも発表され、ステージにも本人が登壇した。

山口幸太郎千歳市長

花井美春さん

ついに自治体をも動かすまでに勢力を拡大してしまった「邪神ちゃんドロップキック」。2020年春の第2期放送を前に、ますます邪教徒の輪は広がっていきそうだ。

今後も「邪神ちゃん」関連イベントはノンストップで展開予定なので、詳細は公式サイトでぜひご確認いただきたい!

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