1997年発売のPlayStation用アドベンチャーゲーム「クーロンズ・ゲート」の続編「クーロンズリゾーム」制作が、突如出現したツイッター上に出現した「クーロンズゲート次世代版続編『クーロンズリゾーム』公式アカウント」より発表され、ネット上は騒然としている。
1997年2月28日にソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されたプレイステーション用ソフト「クーロンズ・ゲート」は、 返還前の香港・九龍城を舞台にCD-ROM4枚組の超大作。ディスクに刻まれた独特の世界観は、 今なおカルトな人気を誇り、 これまでにノベライズ、 コミカライズ、 設定資料本など数々のメディアミックスをはたしている。
あまりにもディープに作りこまれた九龍城塞の風景や、フリーキーな登場人物たち。そしてマニアックなゲームシステムや雰囲気抜群のサウンドなど、あらゆる要素がカオスに融合した本作は、発売前からカルトな評価を集め、今もなお新たなファンを生み出し続けている隠れた名作である。
続編を意識したラストシーンが描かれながらも、その後制作チームは解散。続編の希望は立たれたかに見えたが、2015年頃より、完全版のBGM集や設定資料集、ゲームアーカイブスでの再配信スタートなどにわかに盛り上がり始めていたところで、このニュースである。
23年を経てクーロンズゲート続編を制作します。最新技術を惜しみなく投入し、リアルタイムレンダリングで「光明路」を描きます。題して「路地裏オープンワールド」。タイトルは『クーロンズリゾーム』、2025年、近未来の設定です。#クーロン #リゾーム #KG #九龍城 #クーロン2
— クーロン2〈次世代版〉計画進行中! (@kgproject4) November 10, 2019
満を持して公開された情報に、22年間ネットの海をさまよい続け、「クーロンズ・ゲート」妄人になりかけた多くのファンは歓喜の声を上げている。
(※妄人とは、何かに執着し続けた挙句、その執着した「モノ」そのものになってしまった人のこと。何を言ってるのかわからないだろうが、そういう世界観なのだ)
さらに、早くも動画が公開され、本格的に制作がスタートしていることがうかがえる。
動画公開!
光明路をずいずい進むブツギリ動画です。実際はリアルタイムレンダリングなので動き回れまよ。路人たちは「スリーブ」と呼ばれるデジタルスキンで邪気から身を護っています。#クーロン #リゾーム #九龍城 pic.twitter.com/ksLu1w2MlS— クーロン2〈次世代版〉計画進行中! (@kgproject4) November 11, 2019
今後、何やらイベントも計画されている模様。
ついにきました。みなさん、年の瀬はちょっとスケジュール開けておいていただけますと、もしかすると何かいいことがあるかもです。 #
— 九龍風水傳プロモーション公式だったアカウ (@kowloon_officia) November 11, 2019
続報に注目だ!