西川貴教が、FLOWが、「テイルズオブ」「アイマス」が東京ドームに集結！「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」DAY1レポート

バンダイナムコエンターテインメントが関わるアニメ・ゲームに関わるアーティストが集うライブフェス「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」が2019年10月19日～20日、東京ドームにて開催された。

19日に開催されたDAY1には「アイドルマスターシンデレラガールズ」より大橋彩香さん（島村卯月役）、福原綾香さん（渋谷凛役）、原紗友里さん（本田未央役）、藍原ことみさん（一ノ瀬志希役）、髙野麻美さん（宮本フレデリカ役）、立花理香さん（小早川紗枝役）、ルゥティンさん（塩見周子役）、今井麻夏さん（佐々木千枝役）、春瀬なつみさん（龍崎薫役）、小市眞琴さん（結城晴役）、佐藤亜美菜さん（橘ありす役）、「アイドルマスター 765 ミリオンスターズ」より中村繪里子さん（天海春香役）、今井麻美さん（如月千早役）、平田宏美さん（菊地真役）、沼倉愛美さん（我那覇響役）、Machicoさん（伊吹翼役）、郁原ゆうさん（エミリースチュアート役）、愛美さん（ジュリア役）、渡部恵子さん（周防桃子役）、渡部優衣さん（横山奈緒役）、諏訪彩花さん（徳川まつり役）、末柄里恵さん（豊川風花役）、浜崎奈々さん（福田のり子役）、戸田めぐみさん（舞浜歩役）、村川梨衣さん（松田亜利沙役）、「アイドルマスター SideM」より仲村宗悟さん（天道輝役）、寺島拓篤さん（天ヶ瀬冬馬役）、神原大地さん（伊集院北斗役）、松岡禎丞さん（御手洗翔太役）、菊池勇成さん（蒼井悠介役）、熊谷健太郎さん（握野英雄役）、濱健人さん（木村龍役）、増元拓也さん（信玄誠司役）、白井悠介さん（若里春名役）、益山武明さん（紅井朱雀役）、深町寿成さん（黒野玄武役）、古畑恵介さん（橘志狼役）、伊東健人さん（硲道夫役）、榎木淳弥さん（舞田類役）、中島ヨシキさん（山下次郎役）、小松昌平さん（牙崎漣役）、笠間淳さん（葛之葉雨彦役）が出演。このほか、BONNIE PINKさん、Do As Infinity、Every Little Thing、FLOW、T.M.Revolution / 西川貴教さん、玉置成実さんが出演、総合司会は声優の小野坂昌也さんと仲村宗悟さんが担当した。

出演者を列挙するだけでも膨大な数になったが、DAY1は「テイルズオブ」「ガンダム」「コードギアス」といったシリーズから一般層にも広く浸透したアーティストが多数参加、メジャーアニソンフェスらしいラインアップだ。

ライブは「アイドルマスター SideM」の「Beyond The Dream」からスタート。センターの仲村宗悟さんが「めちゃめちゃ広いっすね！でも奥の後ろまで見えてます！」と劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！」の天海春香を思わせる言葉で、東京ドームの広さと感動を表現してみせた。「アイドルマスター」は各作品から選び抜かれた珠玉のユニットと楽曲がドームフェスを華やかに彩っていた。

FLOWは「テイルズオブ」シリーズより「BURN」「風ノ唄」「INNOSENSE」、「コードギアス反逆のルルーシュ」シリーズより「COLORS」と「WORLD END」を披露。ステージ前に炎が吹き上がる中、観客に拳を上げろとあおりまくったKEIGOさんは「2つの作品と出会えなければ生まれなかった楽曲です。それを、作品を愛する皆さんの前で歌えて光栄です」と語っていた。東京ドームの広大なステージを誰よりも楽しんでいたのがギターのTAKEさんで、ステージの両サイドの端から端、時には花道を通ってセンターステージまでかっとんで行って、自由自在に暴れまわりながらのギタープレイを見せていた。

Do As Infinityは「テイルズオブレジェンディア」より「TAO」、「テイルズ・オブ・アスタリア」より「believe in you」を披露。ボーカルの伴都美子さんは「バンナムフェス、楽しんでますか？　私も楽しんでるよ～！イェイイェイ！」と気持ちよさそうに叫ぶと、想いは言葉よりも歌に込め、Do As Infinityならではの世界を作り出していた。

玉置成実さんは「機動戦士ガンダムSEED」シリーズより「Believe」「Reason」「Realize」を披露。玉置さんの歌声には、楽曲を聴いているだけで「ガンダムSEED」が放送されていた2003年頃に心が飛ぶような時代性がある。ダンサーとシンクロしたダンスのキレも素晴らしかった。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のEDでは多数のキャラクターたちが配置された横長の映像をゆっくりとスクロールさせて見せる演出が印象的だが、今回のステージでは3面のスクリーンを使って一度に超横長の映像として見せていたのが大会場ならではの演出だった。「Believe」でデビューした当時14歳だったという玉置さんは、16年たってファンの前でこの歌を歌える喜びを語っていた。

BONNIE PINKさんは「テイルズオブヴェスペリア」より「鐘を鳴らして」、「テイルズオブアスタリア」より「We Belong」を披露。生の歌声そのものが持つ力を全身から放っているようなパフォーマンスで、控室のにぎやかさを語るトークからは人柄のよさが感じられた。BONNIE PINKさんは「テイルズフェスは女性（の観客）が多いので、今日は男性ファンが多くて新鮮です」と語っていた。

Every Little Thingは「テイルズオブリバース」より「good night」を披露。

ゆったりと聴く者の心に染みこむバラードだが、終盤情感をたたえたままに高く遠く伸びていく歌声はELTならではの表現だった。歌い終えたボーカルの持田香織さんは「東京ドームはすごいですね。今日は一緒の時間を過ごせて楽しかったです」とコメント。ギターの伊藤一朗さんは「『good night』は１年ぐらい温めて時間をかけて作った曲です。ゲームのでっかい世界観に合わせて一生懸命作りました」と当時を振り返っていた。

T.M.Revolution / 西川貴教さんは「機動戦士ガンダムSEED」シリーズより「INVOKE -インヴォーク-」「ignited -イグナイテッド-」「vestige -ヴェスティージ-」「Meteor -ミーティア-」を披露。客席にマイクを向けたり、「聞かせろよ、5万の声を！」と呼びかけたりと、ドームと一体となって熱狂をあおっていく。西川さんの魂を込めた叫びと、スクリーンに映し出された決死の形相のハイネ・ヴェステンフルスの姿がシンクロしているようで印象に残った。観客にサイリウムの色を自分の色であるオレンジにするように頼んだ西川さんは「Meteor -ミーティア-」を熱唱し、自身のステージを締めくくった。

西川さんは、ライブラストの「アイドルマスター SideM」ステージに再び登場。ユニット・DRAMATIC STARSの楽曲「DRAMATIC NONFICTION」をオリジナルメンバーの仲村宗悟さんと一緒に歌うサプライズコラボを見せた。アイドルの楽曲を一緒に歌って炎上しないかを心配していた西川さんだったが、会場は割れんばかりの歓声でコラボを歓迎していた。

DAY1を締めくくるラストステージは「アイドルマスター SideM」が担当し、最後は彼らの始まりの楽曲である「DRIVE A LIVE」を歌唱。後半にはDAY1の全出演者が登場して一緒にステージを盛り上げた。最後は出演者全員と会場がひとつになっての「バンナムフェス、最高！」の大合唱でDAY1は終了となった。

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