あーさんの演じた歴代キャラクター、1番人気はあのキャラだった!「石田彰お誕生日記念!キャラ人気投票」結果発表!!

声優・石田彰さんの誕生日を記念して、アキバ総研が2019年11月2日~2019年11月10日にかけて実施していた「石田彰お誕生日記念!キャラ人気投票」。その結果が出たのでお伝えする。

石田彰さんといえば、「石田ボイス」と呼ばれる特徴的な声を持つ大人気声優だ。その独特な声質は、他の追随を許さない、唯一無二にして奇跡の声といえる。

そんな石田さんのハマり役キャラについて、アキバ総研のユーザーはどのように投票したのだろうか? 15805票が投じられた「石田彰お誕生日記念!キャラ人気投票」、そのベスト10を発表しよう。

1位:桂小太郎(「銀魂」シリーズ)…3350票
2位:名取周一(「夏目友人帳」シリーズ)…1494票
3位:渚カヲル(「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ)…1404票
4位:フョードル・D(「文豪ストレイドッグス」)…1194票
5位:アスラン・ザラ(「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ)…1129票
6位:猪八戒(「最遊記」シリーズ)…768票
7位:有楽亭八雲 / 菊比古(「昭和元禄落語心中」)…605票
8位:縢秀星(「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ)…555票
9位:我愛羅(「NARUTO -ナルト- 疾風伝」シリーズ)…551票
10位:白馬探(「まじっく快斗」)…374票

編集部内ではカヲル君、アスラン辺りがトップとなるだろうかと予想がされていたのだが、ふたを開けてみると1位に輝いたのは、「ヅラじゃない、桂だ」でおなじみ、「銀魂」シリーズの人気キャラクター、桂小太郎だった。反幕府勢力「攘夷党」の党首で、主人公の坂田銀時や高杉晋助とは、吉田松陽の元で共に学んでいた幼なじみであり、攘夷戦争時代の盟友。そんな昔馴染みの面々から「ヅラ」のあだ名で呼ばれたびに「ヅラじゃない、桂だ!」と返す、なんなら正体を隠している時でも、ついついその定番の返しをしてしまって正体がバレるという、お茶目なんだかただの正直者なんだかアホなんだかわからない、その人である。快援隊の坂本辰馬から贈られた謎の宇宙生物「エリザベス」とのツーショット、そしてエリザベスのプラカード会話など、作品の例にもれずギャグ要素の強い彼だが、やる時はやってくれる、そのギャップも人気をけん引した要因だろうか。


そして。3位との壮絶なデッドヒートを繰り広げ、2位の座をもぎ取ったのは、「夏目友人帳」シリーズから、主人公、夏目貴志の妖怪仲間・名取周一である。こちらは桂とは違い、明らかなうさん臭さをにおわせて登場したキャラクターだったが、桂同様、夏目のよき友人となり助けてくれるキャラクター。そういったところは桂との共通点といえるだろうか。とはいえ、名取はドラマや映画で活躍する人気俳優ということで、やはり謎の美形といえば石田さん、というのも鉄板であろう。


そしてそんな名取と入れ替わりの激しいバトルを繰り広げ、惜しくも3位となったのが、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの大人気キャラクター・渚カヲルその人である。「ミステリアスな美少年といえば石田さん」というテンプレを形作ったキャラであり、石田さんの名をアニメ界に轟かせたキャラクター、といっても過言ではないのではないだろうか。アッシュグレイの髪と赤い瞳、そして極端に色白な美少年。TV版の実質的な登場は第24話「最後のシ者」たった1話であるが、その存在は劇場版で登場するとわかると悲鳴があがるほどの人気となり、その発言「好きってことさ」は、ファンの女性のみならず、男性ファンの度肝を抜いたことは間違いない。


4位にランクインしたのは「文豪ストレイドッグス」から、地下組織の盗賊団「死の家の鼠」頭目にして、殺人結社「天人五衰」の構成員であるフョードル・Dだ。「文豪ストレイドッグス」はアニメ化が2016年と、1990年代から活躍されている石田さんにしては珍しい、新規のキャラクターながらのランクイン。しかし舞台化に映画化、スマートフォンアプリなど、多種のメディアミックス展開がなされている本作だけに、原作自体が人気作であり、そこに「石田ボイス」の一人称「ぼく」、敬語キャラ、さらに指をかじる癖があったり、不気味なまでの笑顔をたたえていたりと、キャラクターについて羅列していくだけでも、人気が出ないわけがないキャラクターであった。

敬語キャラクターといえば、6位の「最遊記」シリーズの猪八戒、7位の「昭和元禄落語心中」有楽亭八雲 / 菊比古、10位の「まじっく快斗」白馬探も、同じく敬語キャラクターに入るだろうか。八戒は普段は温厚、常に笑顔で三蔵一行の保護者的立ち位置ながら、怒らせると実は一番怖いキャラクターだったりするが、その過去の物語とのギャップに虜になった人も多いはず。そして白馬探は、青山剛昌作品における元祖少年探偵キャラともいえるキャラクターであり、登場回数は少ないながらも10位に食い込むという人気ぶりを見せつけている。石田さんといえば敬語キャラ、と思う人も少なくないのではないだろうか。


そして「機動戦士ガンダムSEED」シリーズのアスラン・ザラは、5位に登場。
主人公、キラ・ヤマトの幼馴染であり、もうひとりの主人公キャラクターである。親友のキラにはトリィ、そして許嫁のラクスにはハロを、それぞれ自作でプレゼントしたりと手先が器用で、またエリートパイロットでモビルスーツ戦においても操縦技術もトップクラス、さらに白兵戦で見せた意外な腕っぷしなど、文武両道、才色兼備なキャラクター。「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの主役キャラクターの片翼に相応しいTOP5入りとなった。


今回のTOP10の中でも特に変わり種なのが、7位「昭和元禄落語心中」の、有楽亭八雲 / 菊比古ではないだろうか。「昭和最後の名人」、「向島の師匠」と呼ばれ、八代目八雲として有楽亭の名を今に受け継ぐ孤高の落語家となった有楽亭八雲、そしてその八雲の若かりし頃、菊比古と、ひとつの作品でひとりのキャラクターの2つの世代を演じており、その演技力、そして落語力に改めて脱帽した人も多いはず。未視聴の方は、ぜひ一度、石田さん演じる八雲の「死神」を聞いていただきたい。


8位には、現在シリーズ第3期が放送中の「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズから、公安局刑事課一係所属の執行官、縢秀星がランクイン。おちゃらけた性格のムードメーカーで、誰に対しても冗談や軽口が多いキャラクターだが、その実、5歳の時にサイコパス判定により社会から弾かれ、治療更生の見込みのない潜在犯とされた過去があるキャラクター。ゲームが好きで、料理が上手という部分なども石田さんの声によってさまざまな表情が表現されており、いきいきとしたキャラクターに惹きこまれた人も多いであろう。


そんな縢と惜しくも4票差で9位となったのは、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」シリーズの我愛羅だ。額の「愛」の文字に否が応でも目を引かれるが、実父・四代目風影からも疎まれていた孤独な少年であり、「自分だけ愛する」ことの証として自ら刻んだという、そのエピソードを聞くと、見た目以上にその物語に惹きこまれてしまうキャラクターだ。主人公のナルトと理解し合うことで、第二部では風影となっており、桂や名取、カヲル君同様に、主人公に多大な影響を与えるキャラクターのランクインとなった。

以上、石田さんの演じてきたキャラクターから、厳選した97キャラクターをピックアップしお届けした「石田彰お誕生日記念!キャラ人気投票」、お気に入りのキャラクターは何位になっていただろうか。
今回紹介しきれなかった11位以下の結果については、下記をご参照いただきたい。


最後になりましたが、石田彰さん、お誕生日おめでとうございました!

魅惑の「石田ボイス」よ、永遠なれ!!!!!!

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