カッコよく歌って、楽しく踊って! 大好評の王道スーパー戦隊43作目「騎士竜戦隊リュウソウジャー」主題歌を歌う幡野智宏&Sister MAYOに出口博之がインタビュー!
恐竜、騎士とカッコいい要素を2つも兼ね備えた、スーパー戦隊シリーズ第43作目の「騎士竜戦隊リュウソウジャー」。その主題歌を歌う、幡野智宏さんとSister MAYOさんがアキバ総研に登場!
「騎士竜戦隊リュウソウジャー」は、2019年3月より放送をスタートしたスーパー戦隊シリーズ第43作目のタイトル。地球を守る正義の騎士「リュウソウジャー」と、邪悪な戦闘民族「ドルイドン」の戦いを描く本作は、王道な特撮ヒーロー番組との呼び声も高く、現在大好評放送中だ。
そんな本作の主題歌も超王道!
幡野智宏さんが歌うオープニングテーマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」は、スーパー戦隊らしい疾走感と爽やかな歌声がマッチした直球のヒーローソング。Sister MAYOさんが歌うエンディングテーマ「ケボーン!リュウソウジャー」は、みんなで踊れる楽しい振り付きの愉快な1曲となっている。
今回は、そんな主題歌を歌うお2人に、楽曲の制作エピソードやイベントで歌った際のエピソードなどをじっくりうかがった。
聞き手はアキバ総研ではおなじみ! ベーシストにして特撮・アニソンDJとしても活躍するミュージシャン・出口博之さん。特撮に一家言ある出口さんに、たっぷりとお話を引き出してもらった。
スーパー戦隊との思い出!
――今回の曲のお話をうかがう前に……、まずはイベント会場で、子どもたちと「ケボーン!リュウソウジャー」を踊っている動画を拝見しました。
MAYO ありがとうございます! 私としては久々に特撮作品のエンディングテーマを歌うから、小さな子たちもちゃんと踊れるのかなと思っていたけど、すごい踊ってた! その場でみんなに教えてから踊るんだけど、ほぼみんな踊れるようになってた。教えるとすぐに覚えるから、かわいいのよね。それによくよく見ると、後ろのほうでは大人が本気で踊ってるからね。面白かったよね(笑)。
――幡野さんも一緒に踊られてますね。
幡野 僕は「宇宙戦隊キュウレンジャー」の時も、松原剛志さんと一緒に「キュータマダンシング!」を踊らせていただいたこともあったので、今回も踊ることには抵抗ありませんでしたね。それにあの景色をMAYOさん独り占めっていうのはずるいじゃないですか(笑)。子どもたちが踊っている時のキラキラ感っていうのは、オープニングテーマを聴いている時とはまた別なんですよね。「僕らも主役だぜ!」ってオーラが出てくるので、踊りっていいなと思いました。
――ダンスと言えば、MAYOさんが最初に担当された「スーパー戦隊」曲である「魔法戦隊マジレンジャー」ED「呪文降臨~マジカル・フォース」も振り付けがありましたよね。
MAYO うん。もちろんあの曲でも踊りましたよ。イベントでも歌ったけど、だいぶ昔の曲だから子どもはわからなかったみたい。でも当時観てくれてた大人たちが「わああ!」って盛り上がってくれて、あれはあれでよかったかな。
幡野 親世代の方で観ていたって方もいましたよね。
MAY うん、だから遺伝子を受け継いでいますよね。マージフォンを持ってきてる人もいて、びっくりした!(笑)
――「スーパー戦隊」って独特ですよね。ファンが成長して親になり、次の世代が入ってくるっていうのは、ほかの作品だとなかなかないと思います。
MAYO 近いシリーズで「仮面ライダー」もあると思うけど、「スーパー戦隊」は歌手もイベント会場に歌いに来るじゃない。そこに親近感を覚えてくれて、歌もすり込まれるのかなって思う。
幡野 そうだといいですよね。僕も東京ドームシティがまだ後楽園だった頃に「ダイレンジャー」のショーを見に行ったんです。ものすごく泣いてたって親が言ってました(笑)。やっぱりテレビの中にいたヒーローを実際に目の前にすると、たとえそれが正義の味方でも怖くなっちゃうんじゃないですか? でも写真では笑顔でした。その時のショーでは歌を歌ってくれたかどうかは覚えてないんですが、ショーに行ったことは記憶に残っています。
MAYO たぶん嬉しいのとびっくりしたのが一緒になって、わけがわからなくなって泣いちゃうんだろうね。今の子も、写真とるときは泣きながらもしっかりピースしてるから。そこもかわいいですよ。
――MAYOさんも、小さい頃にスーパー戦隊とかヒーローもの番組を観ていた思い出はありますか?
MAYO 観てましたよ。これ言うと年がばれちゃいそうですけど(苦笑)、兄貴がいるので一緒にゴールデンタイムだか夕方にやっていた再放送の「ゴレンジャー」を観ていた記憶がありますね。やっぱり女子だからピンクを好きになりますよね。モモレンジャーになりたくて仕方がなかったんです。それで、いろんな人を蹴ってました(笑)。その時はピュアだから、何かの間違いで変身できるようになるんじゃないかなって思ってた。
「スーパー戦隊」ってやっぱり正義は必ず勝つっていう作品じゃないですか。そこを理解して、今観てくれている子どもたちもピュアな気持ちを持ったまま大人に成長してもらいたいですよね。私もいろいろあってこんな大人になりましたけど(笑)、ピュアな正義感を持ち続けていたから、ちゃんと今ここにいるわけで。
――子どもの頃に観たり聴いたりしていたものって、死ぬまで変わらないですからね。今、お2人がイベントで歌われたり踊ったりしている姿を見た子どもたちが、大人になった時に「あそこで人生が変わった」っていうことは絶対にあると思いますし、きっとそこから音楽を志す人もいると思います。
MAYO そうだよね。そこからプロを目指してくれる子が出てくるといいよね。
王道のカッコよさがあるOPテーマ
――幡野さんは「キュウレンジャー」で、初めて特撮ソングを歌われましたが、その時の気持ちはどうでした?
幡野 特撮ソングの世界は大好きですし夢でしたけど、40作品以上も続いてる大きなシリーズの中で歌うのはかなりのプレッシャーでした。責任を感じました。
――周りの反応はいかがでしたか?
幡野 両親や周りの人が喜んでくれたのは嬉しかったですね。悪く言うわけじゃないんですけど深夜アニメとかだと、年配の親戚とかには「まず深夜アニメとは」から話さないといけないし、興味も持ってもらいにくいですからね。おじいちゃん、おばあちゃんが観て「すごいね」ってすぐにわかってもらえるような作品で歌えたのは嬉しかったです。
友達の結婚式に呼ばれて歌ったりもしました。「GOOD LUCK!」っていう歌詞が門出にもマッチしていたこともあってすごく喜ばれましたね。会場にいた子どもたちも、曲が流れると「あれ?」みたいな反応でした。僕が歌ってるんだぞって(笑)。
――そこからほぼ間をおかずに今回の「リュウソウジャー」に抜擢されたわけですが、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」を最初に聴いた時の印象はいかがでしたか?
幡野 王道だなと感じましたね。「騎士」がテーマということもあり、すごく勇者っぽくてかっこいいなと思いました。最初にオーディション用に曲をいただいた時は、まさか僕に歌わせてもらえると思っていなかったんですが、同時にこれはチャンスだと思ったんです。(「キュウレンジャー」を歌って)そんなすぐに次の作品に呼ばれることなんてないし、この曲は絶対に自分の声に合っているだろうと。
疾走感があって爽やかで力強い歌なので、これは絶対に歌いたいなと思ってオーディションに臨みましたね。結果的に、歌う人が有名かどうかなどはあまり関係なく、どれだけ作品のイメージに近いか、僕の声が「リュウソウジャー」に合っているかどうかで判断されたのは嬉しかったです。
――オーディションはどんな感じで行われたんですか?
幡野 2ケタ台くらいの人数が参加してましたね。みんなが同じ曲を歌うので、やっぱり「この人はどういう歌い方をするんだろう」って気にしちゃいますよね。自分の番を待っている間にブースから漏れてくる音を聞いて、「なるほど、そうか!」って。そこで一番思ったのが「練習してきたのと譜割りが違う」ってことでした。ブースに入ったら、まず「こうお渡ししていたんですが、こういう譜割りでお願いできますか」と訂正されるんです。きっとまず、そこで即座の対応力を見られるんでしょうね。一応、その場でディレクションはしてもらえるんですけど。
――歌いやすかったですか?
幡野 この曲は僕の中ではキーは高くなくて、自分としてはキーが高いと声が抜けるので、高いほうがいいといえばいいんです。この曲で言うと、今より半音高いと声が抜けていたと思うんですけど、やっぱりスーパー戦隊の歌ってみんなで歌えることが大事なんだと思うんです。「LUCKYSTAR」ってキーが高かったので、特にお父さんが子どもたちから歌ってって言われてもなかなか難しかったと思うんですよね。でも「リュウソウジャー」なら少し高いところはありますけど、基本的にはみんなで一緒に歌える。あとはお子さんたちが大きくなった時に、カラオケでちょっと歌ってみようと思っても、すっと歌える。そういうことってすごく大事だと思うので、このキーってちょうどいいんじゃないかな。
いろいろなステージを回って自分も声が変わってきていると自覚しているので、このしっかりと地に足のついたキーの歌を歌うことで自分自身もまた成長するんだろうなと、予感はしています。
あえて作り込まず、自然体で歌ったEDテーマ
――「ケボーン!リュウソウジャー」を歌うMAYOさんも、オーディション的なものはあったんですか?
MAYO あったと思うんですけど……。最初は「マイクテストに来てください」って言われたから、「仮歌を入れてください」ってことなのかなと思って「いいよ!」って返事したんです。それでふらーっとスタジオに行って、「譜割りがこう変わりました」って言われたら「そうだよね、仮歌だからちゃんと譜面通りに歌わないとね」って思って、その通りに歌って。で、ひと通り歌って「いい感じに直しといてください」「わかりました~」って帰ったの。「よし、今日も仕事した!」って。自分としては、今後新しく戦隊ものの主題歌を歌うことになるとは思っていなかったから、全然ノーマーク。だから「次はどんな女の子が歌うのかな~」って思いながら帰ったんですよ。そしたらその2日後に、「じゃあMAYOさん、お願いします」って言われて、「えっ?これ、私が歌うの?」って(笑)。
幡野 僕の「自分がこの歌を歌うんですか!?」とちょっとニュアンスが違うんですよね(笑)。
MAYO そう。「やり直し?」と思ったくらい。だから全く幡野くんと重みが違うんです(苦笑)。
――歌を録ってからMAYOさんに決まったんでしょうか。
MAYO その辺も全く知らなくて。でもこのノリは絶対に私の歌だよなって思っていました。だから私が仮歌を歌うのかなって。「ハレグゥ」(アニメ「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の楽曲)みたいに歌えばいいの?くらいの感覚でした。本番もそういう感じで歌うのかなと思ってたら、レコーディング当日に東映さんから「男の子も聞くので、あまりかわいすぎないで」みたいな話をいただいて。でもコロムビアさんはかわいく歌ってもらいたかったみたいで、その狭間にいる私はどうしたらいいの?って最初はとまどっちゃった(笑)。
さらにこれから収録! っていうタイミングで、大勢の偉い関係者がやってきて……。
幡野 MAYOさん、目に見えて緊張してましたよね。僕は、もうその時は録り終わっていました。
MAYO なんで私の時に来るの!って。楽しい歌なのに、顔を引きつらせながら歌いました(苦笑)。
――あまり女の子っぽくなく、っていうのは独特ですよね。
MAYO そうですよね。それに、この曲は私にしてはキーが低めなんですよ。なので、そこまで作り込まないほうがいいのかなといろいろ考えて、普通に歌ってみました。
――歌詞はハッキリと歌われてますよね。
MAYO 踊りありきの歌ってやっぱりノリが大事だし、歌詞にはさほど意味がない曲だから、ハッキリ歌ってあげたほうが耳に入ってくるんです。特にこの曲は、さらに踊りがつくので。だからその辺は気にして歌いました。
イベントで歌っても、子どもたちは踊るのに必死だからほぼ歌なんて聴いてないんですよ。だから、そこはノリでやれればいいかなって。
――「ハレグゥ」曲でもそうだったんですが、MAYOさんって語尾が抜けていく感じの歌い方をされるじゃないですか。
MAYO うん(笑)。よく聴いてるね~。
――好きなので(笑)。そこがいい意味でのだらしない感じを出しているから、サンバっぽい打楽器のリズムとマッチしているのかなと思いました。
MAYO そうなんです。私、だらしなさが歌に出るって言われるんです。やっぱり出ちゃうのかな、内面が(笑)。対して幡野くんは「僕、幡野です!」「爽やかに歌いました!」みたいな子なんです。
幡野 そんなに主張してないですよ(笑)。
歌詞が背中を押してくれた!
――ここがかっこいい。ここを聴いてくれというポイントはどこですか?
幡野 「騎士竜戦隊リュウソウジャー」は全部かっこいいんですよね。
――個人的には最初のサビ始まりがかっこいいなと。
幡野 そうですね。でもここは、収録の時にめちゃくちゃ苦労したポイントです。声が抜けるまでに時間がかかったんです。エンジニアさんからは「サビ感がない」と言われたのがショックでしたね。待ちに待ったサビが、あまり声が抜けなくてかっこよくないぞと。休符の「出るぞ!」という感じを大事にして歌ってくれって言われましたね。それでひとまずラストまでまるっと録って、ラストのサビを歌ったところでようやく「この感じ、いい!」って言ってもらえて、そこから改めて最初から歌い直したりしました。だから苦しんだというか、うまくいかない!という自分との戦いはありましたね。
そういう時にスーパー戦隊の曲っていいな、と思えたのが、歌詞がどんどん自分の背中を押してくれたことです。「限界を超えろ」とか「果敢に挑め」って歌っているから、「ですよね!」「今、ここでくじけられない!」って自分も背中を押してもらった気がします。そういう本編とリンクする部分もあるから、スーパー戦隊の主題歌って1年間を通して成長し続けていく歌なんだろうなと思いますね。
――歌っている当人も、聴いている子どもたちと同じく応援されている気持ちで歌っているというのは、この上ない説得力だと思います。そのほか、お気に入りのポイントなどはありますか?
幡野 間奏の、ブラスが混じってエモい感じのアレンジがすごく好きなんです。そこからの落ちサビでCメロに入る時の、「こんなに愛しい星よ永遠に輝け」っていう歌詞がすごく素敵なんですよね。リリースイベントで子どもの前でこの歌詞を歌う時にもグッとくるし、練習している時も目頭が熱くなります。こんなクサい言葉って、普通に生きていたら絶対に言えないじゃないですか。でも子どもたちという未来を担う存在に向かって、こういう歌を歌えるなんて素敵な仕事をさせてもらっていると、かみしめながら歌っています。そして、落ちサビからラストのサビに向かって駆け抜ける感じというか、ドラムのブレイクからバン!といく感じがすごくいいですね。もし最終回のバトルとかで流れたら、絶対に感動するんだろうなと思いながら……。本当に前向きでかっこいいなと思いますね。
――最終回で流してもらうよう、どんどんアピールしていきましょう!(笑)そのほか、歌ううえでのポイントはあったりしますか?
幡野 リズムをタイトに取ったほうがいいのかな。2拍目、4泊目のリズムを大事にして歌っていくのと、あと言葉の力強さを意識して歌うこと。この曲では、ダラッとなんとなく歌うのが一番だめだと思います。やっぱりメリハリをつけて、リズムに乗って歌えばかっこよくなります。あと突如1オクターブ、キーが高くなるので、「絶対にしくじらないぞ!」という強い決意を持って歌ってもらえば大丈夫だと思います! 個人的には、ようやくタイトルを叫べる主題歌を歌えたのもポイントです。
――確かに「LUCKYSTAR」では、「キュウレンジャー」と言っているのはコーラスでしたね。
幡野 そうなんです。曲のタイトルも「LUCKYSTAR」なので、「キュウレンジャー」の時はまったく番組タイトルを言えなかったんです。でも、今回ようやく言えるようになったので、皆さんも力の限りタイトルを叫んでください!
ポイントは楽しく歌って踊ること!
――MAYOさんは、「ケボーン!リュウソウジャー」を歌ううえでのポイントなどはありますか?
MAYO 基本的に難しい曲じゃないでしょ。だからこそ難しいとも言えるよね。でもそんなに考え込んで歌うような曲じゃないし、とにかく楽しくノリで歌っておけばみんな踊れると思います。だって踊りありきで、そのための歌だからね。だから、どうしたらみんな一緒に踊ってくれるかと考えながら歌っていたかもしれないです。歌詞もそんなに考え込む感じじゃないでしょ。語呂合わせだし、歌って踊って楽しく、というところしか考えてないかも。だから、今のオープニングの話を聞きながら、エンディングはどの歌詞が刺さるんだろうってずっと考えてる(笑)。
幡野 Bメロですよ。急にドラマチックになるじゃないですか。
MAYO うん。そこでメッセージを伝えているんだけど、これからサビにいくよ!って構えているところだから、たぶん子どもたちも歌どころじゃないと思う。でもそれでいいと思うんだよね。それはそれで正しいエンディングだと思いますよ。これがすごく考えさせられる歌だったら、気持ちよく番組が終われないじゃない。素直に「来週も楽しみだな~」って思えたらいいんじゃないかな。イベントも同じで「楽しかったよ」って思えたら、「楽しい思い出」としてすり込まれるじゃない。それでいいよね。
ただ歌もダンスも、とにかく私の好きなようにやらせてもらったから、それはそれでありがたかったかなと思います。
――もし歌って踊りたいという人にアドバイスをするとしたら、何も考えるな、ですか?
MAYO 自分が楽しかったら大丈夫。楽しくできればそれが正解! こういう風にしなさいっていうのはないし、うまい下手もない。どれだけノリノリでできるかですよね。
――すでにイベント会場で何回か歌われていると思うのですが、子どもたちの反応はいかがですか?
幡野 いいですよ。嬉しいのが、もう主題歌を覚えてくれたり一緒に歌ってくれたりしてること。この前なんて、僕がオープニング主題歌を歌う時にやっているフリをすでにコピーしてくれている方がいて嬉しかったですね。あと「キュウレンジャー」も歌ってたよと言った時、子どもたちが色めきだって喜んでくれるのも嬉しかったです。そして、エンディングもめちゃめちゃ盛り上がって踊ってくれて。
MAYO みんな、もう覚えてきてくれてるからね。すごいよね。本当にビックリした。また、そこで音楽がかかるじゃない。歌が流れ出すと小さい子たちがワチャワチャし始めるんですよ。その小さな子達がわめきだすのがかわいくて(笑)。
幡野 それでも、意外と我々がどう踊っているのかとか、観察されてるんですよね。それで目を合わせて「こう踊るんだよ」って見せてあげると、ちゃんとまねしてくれる。
MAYO あの光景はほっこりしますね。
――これから暖かい季節にもなって、ますますイベントも増えていきますので、楽しみですね。
幡野 「キュウレンジャー」の時は、「テレ朝夏祭り」の松原さんのステージを見学に行ったら、帰りに熱射病でぶっ倒れちゃったんです。ちょうど何日か休みが重なった頃だったので、たぶん気が抜けちゃったんでしょうね。なので、皆さんも夏のイベントは本当に気をつけてください! というわけで、MAYOさん! 今年は2人でがんばりましょう!
MAYO うん、わかった(笑)。がんばるよ!
(聞き手/出口博之、構成・文/編集A)
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