ジャンクハンター吉田、新連載スタート!今だからこそ改めて語る、Xbox One Xの魅力!【極めよ、Xbox道!第1回】
大手量販店やゲームショップへ行くと任天堂とソニーのコーナーはある。が、マイクロソフトのコーナーがない店舗がとても多い(あったとしても小さく隅っこに申し訳程度にあるぐらい)。
つまり、「Xbox」という素晴らしいゲーム機が日本人の心から完全に切り離されているからなのだが、米国で初代機が2001年11月に発売されてから間もなく18年が経つというのに日本のマイクロソフトもヤル気スイッチすら入ってない状態で、不遇のゲーム機な烙印をこのまま押されているのが見ていられない……ということで、マイクロソフト非公認&非公式で、Xbox勝手に応援企画の連載を開始する運びに。
本連載の最終目標はビル・ゲイツ元会長とお会いして、こちらの愛ある連載を送り届けること。なぜならば、彼はXbox初代機発売時「ビデオゲームの業界でマイクロソフトは勝者になるまでXboxを出し続ける」と各メディアで発言していたので、しっかりそれを後継者たちが引き継いでいる有言実行力に感謝し、勝手に表彰状を作って手渡したいのである。
まずは日本での需要がないので(この文言を書くだけでXboxヘビーユーザーの筆者は現実を突きつけられている気がして涙目)現行機種である「Xbox One X」という最上位機種がどれだけ素晴らしいかを私的解説。
2013年11月に発売された「Xbox One」の初号機は、さすがに6年も経過したことで現在は生産終了。2016年11月に発売された二号機こと「Xbox One S」は、巨大な文鎮状態だった本体がまさかの小型化&電源内蔵に驚愕するとともに、4KのHDRビデオやUltra HD Blu-rayの再生、HDRゲームに対応。特にUHD仕様のブルーレイディスクが再生可能な家庭用ゲーム機は本機のみだったので(PS4だとゲームは4K対応しているがUHD再生は非対応。来年発売予定のPS5ではさすがに対応させるようだが)ついに覇権争いでスペック的にトップへ躍り出る。
市場で4Kモニターがジワジワと普及してきたこともあり、2017年11月に現段階の最上位機種であり三号機Xbox Oone Xが登場。PS4 Proに負けじとTrue 4Kのゲームに対応し、これで現行機種としては圧倒的なスーパーパワーのスペックを誇ったマシンが登場した……わけだが、Xbox One Sのパワーアップ版でもあるので、二号機を購入した人たちからは「経った一年で上位機種出すとか残念だ」との意見も多々あったのも事実。そんな筆者もXbox One Sを使いこなしてない状態ではあったが、売ってXbox One X購入に踏み切ったけども。で、イレギュラーな立ち位置の「Xbox One S All Digital Edition」が2019年5月に登場したが、これはXbox One Sから光学ディスクドライブを廃しただけの仕様なので、いくらXbox愛が深くてもさすがに手を出せなかった現実。
ちなみに、ここまで触れていなかった「Xbox 360」は2005年11月に発売されており、読者の方々もお気づきだと思うがXboxシリーズは毎回11月に発売されているので、「Xboxは11月が発売記念月」と胸に刻んでもらえると嬉しい(誰トク!?)。というわけで、この連載も11月始動は正しいのである。
で、Xbox One Xだが、PS4よりも小さくて置き場所に困らない。ここ、教科書に出てきてもおかしくないぐらい結構重要なポイント。初代Xboxの巨大さが脳裏に焼き付いている人が多いからそれを完全に払拭したと言えよう。そしてXboxユーザーは相当な筋金入りゲーマーだと思うので、あらゆるゲーム機を所有しているはず。横置きしてほかのゲーム機を数台積み上げてもさすがマイクロソフト製。頑丈ゆえにビクともしない。
さらに静音なのもイイ。かつて熱暴走するほどの暖房発熱なゲーム機(あえてどのゲーム機かは書かないよ)があったけどそれと比べると雲泥の差。コントローラーはXbox 360時代から変わらずWindowsとの相性もよく、そのまま使えるので汎用性部分ではPCゲーム用にわざわざコントローラーを買わずに済む。DVD-ROMでゲームソフト供給という時代先行を見出せなかったXbox 360では苦渋を味わったブルーレイディスクの再生機能がXbox One以降に備わり(マイクロソフトも白旗上げたってことだが)、PS4 Proでさえ不可能なUltra HD Blu-rayが再生できるなんて、映画好きには最高じゃないですか。
Xbox One Xは、Xbox One Sよりもゲームのロード時間は半分ほどに短縮されて読み込みは早いし、4Kモニター所有してなくても大丈夫な点がいい。1080pのモニターしかなくてもXbox One Xの素晴らしい部分は、4Kコンテンツを1080pのディスプレイ内で表示する場合に”スーパーサンプリング”機能が働き、自動縮小してギザついたエッジ部分を抑え、美しく再生できるようにする機能が標準装備なんですよ。ここも教科書に出てきてもおかしくないですな。
それと音もすごい。Xbox Oneシリーズは空間音響に対応したゲーム機なので、お金がある人であればドルビーアトモススピーカーを自宅へ導入すると普通のサラウンドとの違いを実感できる。それは映画のソフトだけじゃなく専用タイトルのゲーム「Gears of War 4」の劇伴や音響効果は鳥肌が立つほど衝撃の連続でXbox Oneの持つポテンシャルが十分に発揮されている。ハリウッド映画やテレビシリーズで活躍中のスタッフを引っ張ってきて作らせているので、重厚感が違うし、没入感はビデオゲームを超えたテクノロジーを体感できる。残念ながら筆者の自宅では家庭環境の問題で11chの特殊なヘッドフォンで味わったが、それでもドルビーアトモスに近い効果は得られた。スピーカー環境完璧にしている友人宅(富裕層!)でプレイした時の衝撃にはかなわなかったが……。
まだまだXbox Oneに関しては解説も足りなければ、買うべきゲーム機とのプレゼンも足りなさすぎる。放っておかれたら1時間ぐらいXboxのよさを延々語れてしまうほどの”愛”があるので、まずはユーザーを増やしたい。Xbox 360時代に知り合ったフレンドが100人ぐらいいるんだけど、いつもオンラインになっているのはゲーマーフレンドでゲームライターのブンブン丸とか含め若干名しかいない。過疎りすぎているこの惨状を打破したい。筆者のゲーマータグは”takeman1970”です。いくつかゲーマータグ持っているけども、こちらが一般公開しているものなので、よろしければフレンドになってオンラインで遊びましょう。
(文/ジャンクハンター吉田)
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