発行部数440万部突破の青春コミック「ぐらんぶる」 がまさかの実写化! 全国公開は2020年初夏を予定!

ワーナー・ブラザース映画は、2019年11月20日、青春コミック「ぐらんぶる」を実写映画化すると発表した。全国公開は2020年初夏を予定している。

「ぐらんぶる」は、「バカとテストと召喚獣」(ファミ通文庫刊)の井上堅二さん原作、「蒼柩のラピスラズリ」「甘城ブリリアントパーク」のコミカライズを手がけた吉岡公威さん作画による、スキューバダイビングを題材にした青春マンガ。2014年より「good!アフタヌーン」(講談社)で連載しており、2018年7月にはアニメ化もしている。

⇒テレビアニメ「ぐらんぶる」概要

▲原作画像


物語は、主人公の北原伊織が大学進学を機に海辺の町に引っ越してくるところから始まる。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになった伊織。きれいな海、かわいい幼馴染。あこがれのキャンパスライフを前に期待に胸いっぱい膨らませていた伊織を待っていたのは、男だらけのダイビングサークルだった?!登場シーンの半分が服を着ていないとも噂の原作は、2019年11月22日発売の最新14巻で、累計発行部数440万部を突破。

原作を手がける井上氏は「『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています」と、実写化の喜びを語った。

■映画化概要

本作のメガホンを取るのは英勉監督。デビュー作「ハンサム★スーツ」で鮮烈なコメディデビューをしたのち、「高校デビュー」「貞子3D」など幅広いエンタメ作品を手がけ、2015年の「ヒロイン失格」は興行収入24憶円越えを記録した。

そんな英監督は、撮影が終わった今、「『男子ってバカねっ』って映画を作ろうと思ったんですが、『男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!』って映画になっちゃいました。」と、原作に負けず劣らず映画の内容が振り切っていることを明かした。映画化を予想する一部のファンからは、すでに「ぐらんぶる映画化説あるの草」「だって脱がないでしょ?」という声もある中で、そのハジけ具合に自信を見せた。

また、今回の映画化にあたりエグゼクティブプロデューサーを務める関口大輔氏は、「昨今似たようなテーマの邦画が多いのは、『お客さんが好きなタイプの映画』に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう」と前置きした上で、「圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち……。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底惚れ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました」と、唯一無二の存在感を放つ本作だからこそ映画化に踏み切ったことを告白した。


なお、今回の解禁では、実写化における監督、エグゼクティブプロデューサーの名前のみが明かされている。キャスト陣をはじめ、ストーリーやスタッフなどの情報は続報を待とう。

【制作スケジュール】
2019年7月:クランクイン
2019年10月:クランクアップ
2020年3月:作品完成予定
2020年初夏:全国公開予定


【作品情報】
■「ぐらんぶる」(講談社アフタヌーンKC刊)
原作:井上堅二・吉岡公威
監督:英勉
エグゼクティブプロデューサー:関口大輔
制作プロダクション:THEFOOL
配給:ワーナー・ブラザース映画


(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020映画「ぐらんぶる」製作委員会

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