【アニサマ15年目記念企画!歴代アニサマプレイバック!!】第2回「Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-」「ハレ晴レユカイ」が武道館に衝撃を与えた、伝説のステージ!

アニメソング界のトップアーティストが一堂に会する世界最大のアニソンイベント「Animelo Summer Live」(アニサマ)が、今夏開催の「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」(以下、アニサマ2019)で15回目を迎える。

そんなアニバーサリーイヤーの「アニサマ」を記念して、アキバ総研がこれまでのアニサマを振り返る、連載企画をスタート!

アニメ、アニメソング大好きライターに、当時の記憶や映像をもとに語っていただき、2019年8月30日、31日、9月1日の3日間にわたり開催される「アニサマ2019」を盛り上げていこう!

というわけで、第2回はミュージシャンの聖地・日本武道館に舞台を移して開催された「Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-」だ!

今回も、当時の模様を収録したDVD映像をもとに、ライター・佐伯敦史が当時の模様を振り返る。
【アニサマ15年目記念企画!歴代アニサマプレイバック!!】第1回「Animelo Summer Live 2005 -THE BRIDGE-」風雨を吹き飛ばした原点のステージ!

「Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-」

・開催日:2006年7月8日

・会場:日本武道館

・テーマソング:「OUTRIDE」作詞:奥井雅美/作曲:影山ヒロノブ/編曲:河野陽吾

記念すべき最初の「アニサマ」である「アニサマ2005」、その最後のMCで影山ヒロノブさんが語った「来年もまたやりたい」という言葉通りに、第2回が実現。舞台を日本武道館に移し、「Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-」が開催された。

日本武道館といえば、ロックバンド・BOOWYのボーカル・氷室京介さんが1986年に開催された「JUST A HERO TOUR」武道館公演において、「ライブハウス武道館へようこそ」とMCをしたことが今でも語り草となっている。それからちょうど20年後。「ライブハウス武道館」で、アニメソングの祭典が開催された。

今回はライブを盛り上げるべく、文化放送で毎週土曜日夜に放送されていたラジオ番組「A&G 超RADIO SHOW~アニスパ!~」内で、出演アーティストによるPR番組「アニサマSTATION」が放送されるなど、前回以上の盛り上がりの中で当日を迎えた。

ロックの聖地である「武道館」に舞台を移し、さらにその先を目指す「原動力」というテーマが込められたサブタイトル「OUTRIDE」を冠した「アニサマ2006」を考えた時に、まず意識せざるを得ないのは、作品発の声優ユニットによるアニメソングの隆盛だろう。前年の「アニサマ2005」は、それまではある種、裏方的にアニメソングを歌ってきたアニソンシンガーたちが表舞台に立ち、アーティストとしてパフォーマンスを披露するというニュアンスが強かった。

そのいっぽうで2005年は、今やゲーム、アニメ、音楽などさまざまなジャンルを横断する巨大な複合コンテンツへと成長した「THE IDOLM@STER」がアーケードゲームとしてデビューした年。また同年放送のアニメ「魔法先生ネギま!」には、31人ものヒロインが登場。そのOPテーマ「ハッピー☆マテリアル」は、ヒロインを演じる女性声優陣が6組のユニットに振り分けられ、毎月持ち回りで歌唱を担当。さらにその音源が毎月CDリリースされる(しかも全て異なるアレンジだった!)という、かつてない展開を見せた。リリース形態の話題性のみならず、楽曲そのものも高い評価を得た「ハッピー☆マテリアル」が登場した頃より、アニメに出演する声優がユニットを組み、その主題歌を歌うことで作品と楽曲が密接な関係性を築くという流れが、アニメファンの間で支持を集めるようになってきた(番組発の声優ユニットが歌うアニメソングは、はるか以前より数多く制作されていたことはもちろん大前提であるが)。それは従来の、声優がキャラクターを演じつつ歌う「キャラクターソング」とも、タイトルを連呼するオールドスクールなアニメソングとも異なる、新たな潮流であった。

さらに、動画共有サービス「YouTube」も2005年にオープン。誰もが手軽に映像や音声をインターネット上に公開し、共有できるようになったのも大きい。とりわけ「歌ってみた・踊ってみた」系の動画は早い段階から人気を集めるようになった。

そういったアニメ、アニメソングを取り巻く状況が大きく変わりはじめた中で開催されたのが、「アニサマ2005」であり、翌年に開催された「アニサマ2006」はそういったトレンドをいち早く取り入れようとしていた。

そのひとつの象徴が、「涼宮ハルヒの憂鬱」だ。2006年4月に放送をスタートした本作は、京都アニメーションによる美しい映像や魅力的なキャラクター、SFマインドに満ちたストーリーなど、当時のアニメファンの心をわしづかみにする要素が満載だったが、とりわけ大きな話題を呼んだのがEDテーマ「ハレ晴レユカイ」だった。

平野綾、茅原実里、後藤邑子

田代智一さんによる軽快な楽曲にあわせて、平野綾さん演じる涼宮ハルヒ、茅原実里さん演じる長門有希、後藤邑子さん演じる朝比奈みくるが歌いつつ、SOS団のメンバーがキレキレのダンスを披露する映像はあまりにも衝撃的だった。アニメでのダンス表現というと、「それっぽく見えるよう省略」されたり、作画カロリーがあまりかからないようシンプルな動作で表現されるもの、というそれまでの常識を覆す生き生きとしたダンスは、「ハルヒ」以前と以降でアニメ表現を一変させるほどのインパクトがあった。

と同時に、「実際に真似できそう」「真似して踊りたくなる」ほど魅力的な映像を目にしたアニメファンが、実際に「踊ってみる」までにそう時間はかからなかった。そして、その動画を公開する場所としてYouTubeが選ばれたのは必然であった。

となると、次は「歌っている本人たちが、歌って踊る姿を見てみたい!」と思うのが人のサガである。「アニサマ2006」で、アニソン史上初めてSOS団(平野さん、茅原さん、後藤さん)による「ハレ晴レユカイ」が披露されたのは、まさにその機運が最高潮に達したタイミングだったように思える。キャラクターを演じる当人たちが、アニメの映像そのままに歌い踊ったこのステージは、キャラクターがそのまま現実世界に飛び出してきたかのような衝撃と感動を観客に与えたはずである。言うなれば、このステージこそ「声優は2.5次元」なる概念を象徴的に表現した歴史的なステージだったし、この衝撃があったからこそ後の作品発声優ユニットがライブを行うことが当たり前になっていく嚆矢(こうし)となったのである。

近年のアニサマを見れば、作品発の声優ユニットが欠かすことのできない重要なピースとなっていることは言うまでもない。さらに言うと、「アニサマ」でのステージを見逃したらもうお目にはかかれないかもしれない彼らのパフォーマンスは、観客が「アニサマ」に足を運ぶモチベーション――「原動力」となっていることは間違いないだろう。

しかしながら、現在発売されている「アニサマ2006」のDVDには、「ハレ晴レユカイ」のステージは収録されていない。この記事も、当時を知る人や記録といった断片をかき集めて執筆している。あの歴史的瞬間を、真の意味で語れるのはあの日、あの場所に居合わせた人だけ、というのもまた毎年、新たな伝説を生み続けている「アニサマ」らしい話ではないか。

なお、平野さん、茅原さん、後藤さんによる「ハレ晴レユカイ」は「アニサマ2017」で、再びサプライズで披露された。その模様は、今度はしっかりとBlu-rayに収録されている。11年の時を経て、STORYは回収されたのである。

そのほか、注目すべきは、ALI PROJECTや石川智晶さん、savage geniusといった新時代のアニソンアーティストが参戦したことだろう。J-POP的な大衆性、時代性を持ちつつも作品に寄り添った楽曲が2000年代以降のアニソンのひとつのトレンドであり、彼女たちはまさにその代表と言える存在である。ALI PROJECTは、ボーカルの宝野アリカ様がムチを振りかざしつつアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」OPテーマ「聖少女領域」を歌い、石川智晶さんがアニメ「機動戦士ガンダムSEED」EDテーマ「あんなに一緒だったのに」を高らかに歌い上げれば、savage geniusがお祭りを楽しむかのように、場内に張り巡らされた通路を使い外周を回りつつ、アニメ「エレメンタルジェレイド」OPテーマ「Forever…」を歌唱する。

日本武道館という大舞台に臆することなく、それぞれ自分たちのスタイルでアニメソングを表現していたことが印象的であった。

ALI PROJECT

石川智晶

savage genius


先ほども語った、「アニサマ」でのステージを見逃したらもうお目にはかかれないかもしれないアーティスト、という点では、KENN with The NaB'sの「Wake Up Your Heart」もそうであった。当時はバンド「The NaB's」のメンバーとして活動していたKENNさんが、2004年の「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」遊城十代役を皮切りに、声優としても活動を開始し始めた時期である。バンドは同年10月に活動を休止することになったため、ファンにとっては貴重なステージとなったはず。

KENN with The NaB's

また、今となっては伝説の、奥井雅美さんと米倉千尋さんによるユニット「r.o.r/s」も忘れられない。2003年のみの期間限定ユニットだったr.o.r/sは、この日、一夜限りの復活を遂げ、「Candy Lie」を披露。会場を大いに沸かせた。すでに活動を終えたグループがアニサマ限定で復活、というのも時折見られるスペシャルな演出だ。

石田燿子

大きな扇子を持ったダンサーとともに登場した嘉陽愛子さんは、「天上天下」EDテーマ「愛してねもっと」を歌唱。ピンク色の衣装とライトで扇情的な雰囲気を作り出した。嘉陽さんは元々アイドルとしてデビューを飾り、その後、特徴的な声を生かして声優としても活躍するようになった、という経歴の持ち主。嘉陽さんしかりKENNさんしかり、アニメ、声優の世界に足を踏み入れるルートの多様化を印象づけるラインアップである。

嘉陽愛子

J-POP界からの参戦組である「三枝夕夏 IN db」のボーカル・三枝夕夏さんは今回が初の武道館。テレビアニメ「名探偵コナン」OPテーマ「君と約束した優しいあの場所まで」、そして「Everybody Jump」ではオーディエンスも飛び跳ね、会場の温度が高まっていく。そしてレーベルメイトで05年に続いて登場した「アニサマの先輩」愛内里菜さんを呼び込み、「名探偵コナン」OPテーマ「100もの扉」では、セクシーな衣装をまとったふたりがデュエットで披露した。そのままバトンを受け取った愛内さんが、ゲーム「Another Century's Episode 2」イメージソング「GLORIOUS」、アニメ「メルへヴン」EDテーマ「MIRACLE-Allegro. vivace mix-」を爽やかに歌い上げた。

三枝夕夏 IN db



愛内里菜&三枝夕夏

もちろん昨年も出演したアーティストの活躍も見逃せない。

そのなかで、やはり今年も終盤を盛り上げる中核を担ったのはJAM Project、そしてトリを飾った水樹奈々さんだった。

JAM Projectは、ゲーム「第3次スーパーロボット大戦α」OPテーマで「GONG」を鳴らすと、特撮ドラマ「牙狼<GARO>」OPテーマ「牙狼~SAVIOR IN THE DARK~」でさらに会場をあおり、そしてゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」OPテーマ「SKILL」(今回は、石田さん、栗林さん、米倉さんも参加)でとどめを刺す! という必勝パターンは、アニサマだけでなく彼らの定番となっていく。

JAM Project

水樹奈々さんは、「アニサマ2005」の経験がしっかりと生かされているようで、パフォーマンスにもさらに磨きがかかっているように見えた。

まずは男女のダンサーがステージ一杯に広がると、彼らがクラップで客席をあおる。そしてステージ後方から、満を持して真っ赤なドレスに身を包んだ水樹さんが登場すると「SUPER GENERATION」がスタート。続いてアニメ「魔法少女リリカルなのは」OPテーマ「innocent starter」、アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」EDテーマ「ヒメムラサキ」を熱唱する。「アニサマ2005」で披露した、アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」EDテーマ「WILD EYES」と対をなす構成となっており、2年連続で参戦したファンにとってはたまらない選曲だった。最後は彼女のアンセム、アニメ「魔法少女リリカルなのはA's」OPテーマ「ETERNAL BLAZE」が会場を盛り上げる。ソロライブでもおなじみの、火柱の演出も熱かった!

水樹奈々

そして出演者が総登場してライブはクライマックスへ。奥井さんが作詞、影山さんが作曲を手がけたテーマソング「OUTRIDE」を、多彩な出演者達がマイクをバトンリレーしながら歌唱した。

その光景は、アニソンシーンが大きな変革を迎える「混沌(カオス)」な時代の幕開けを感じさせながらも、「アニサマ」が多様な表現、出演者を受け入れ、アニソンという文化を次の時代に繋いでいく「場」として機能し始めたことを印象づける。

と同時に、「武道館」という誰もが認める聖地でアニメソングのイベントが開催され、大盛況のうちに幕を下ろしたということは、アニメソングが立派なひとつの文化であり、一過性のムーブメントで終わるようなものではないということを世間に対して証明する結果になったのではないだろうか。

さまざまな意味で、「アニサマ」が長い歴史を刻むイベントへと成長していく「原動力」となったのが、「アニサマ2006」であった。

(文/佐伯敦史)

【出演者】(※敬称略)

奥井雅美、JAM Project、水樹奈々、高橋直純、栗林みな実、米倉千尋、石田燿子、愛内里菜、ALI PROJECT、三枝夕夏 IN db、石川智晶、savage genius、KENN with The NaB's、嘉陽愛子、

【スペシャルゲスト】(※敬称略)

平野綾、茅原実里、後藤邑子(涼宮ハルヒの憂鬱より)

【セットリスト】

1.MASK / 奥井雅美、栗林みな実(アニメ「爆れつハンター」ED)

2.Rumbling hearts / 栗林みな実(ゲーム「君が望む永遠」OP)

3.Crystal Energy / 栗林みな実(アニメ「舞-乙HiME」OP)

4.幸せのいろ / 石田燿子(アニメ「ああっ女神さまっ それぞれの翼」OP)

5.紅の静寂 / 石田燿子(アニメ「灼眼のシャナ」ED)

6.電光石火の恋 / 高橋直純(ゲーム「遙かなる時空の中で3」イメージソング)

7.無敵なsmile / 高橋直純(アニメ「無敵看板娘」ED)

8.OK! / 高橋直純

9.女子アニソンメドレー

嵐の中で輝いて / 米倉千尋(アニメ「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」OP)

乙女のポリシー / 石田燿子(アニメ「美少女戦士セーラームーンR」、「美少女戦士セーラームーンS」ED)

Shining☆Days / 栗林みな実(アニメ「舞-HiME」OP)

めざせポケモンマスター / 松本梨香(アニメ「ポケットモンスター」OP)

10.ハレ晴レユカイ / 平野綾、茅原実里、後藤邑子(アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」ED)

11.Wake Up Your Heart / KENN with The NaB's(アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」ED)

12.Forever… / savage genius(アニメ「エレメンタル ジェレイド」OP)

13.祈りの詩 / savage genius(アニメ「シムーン」ED)

14.愛してね♥もっと / 嘉陽愛子(アニメ「天上天下」ED)

15.瞳の中の迷宮 / 嘉陽愛子(アニメ「ヤミと帽子と本の旅人」OP)

16.WILL / 米倉千尋(アニメ「仙界伝 封神演義」OP)

17.青空とキミへ / 米倉千尋

18.男子アニソンメドレー

CHA-LA HEAD-CHA-LA / 影山ヒロノブ(アニメ「ドラゴンボールZ」OP)

PLANET DANCE / 福山芳樹(アニメ「マクロス7」挿入歌)

ウィーアー! / きただにひろし(アニメ「ONE PIECE」OP)

勇者王誕生! / 遠藤正明(アニメ「勇者王ガオガイガー」OP)

SOLDIER DREAM 〜聖闘士神話〜 / 影山ヒロノブ、福山芳樹、きただにひろし、遠藤正明(アニメ「聖闘士星矢」OP)

19.Candy Lie / r.o.r/s(奥井雅美、米倉千尋)

20.SECOND IMPACT / 奥井雅美(「アニメロミックス」CMソング)

21.WILD SPICE / 奥井雅美(アニメ「無敵看板娘」OP)

22.zero-G- / 奥井雅美(アニメ「RAY THE ANIMATION」OP)

23.君と約束した優しいあの場所まで / 三枝夕夏 IN db(アニメ「名探偵コナン」OP)

24.Everybody Jump / 三枝夕夏 IN db(アニメ「格闘美神 武龍 REBIRTH」OP)

25.100もの扉 / 愛内里菜&三枝夕夏(コーラス:スパークリング☆ポイント)(アニメ「名探偵コナン」OP)

27.GLORIOUS / 愛内里菜(ゲーム「Another Century's Episode 2」イメージソング)

28.MIRACLE -Allegro. vivacemix- / 愛内里菜(アニメ「MÄR -メルヘヴン- 」ED)

29.聖少女領域 / ALI PROJECT(アニメ「ローゼンメイデン トロイメント」OP)

30.亡國覚醒カタルシス / ALI PROJECT(アニメ「.hack//Roots」ED)

31.GONG (Album version) / JAM Project(ゲーム「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」OP)

32.牙狼〜SAVIOR IN THE DARK〜 / JAM Project(ドラマ「GARO-牙狼-」OP)

33.SKILL / JAM Project、米倉千尋、栗林みな実、石田燿子(ゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」OP)

34.美しければそれでいい / 石川智晶(アニメ「シムーン」OP)

35.あんなに一緒だったのに / 石川智晶(アニメ「機動戦士ガンダムSEED」ED)

36.SUPER GENERATION / 水樹奈々(テレビ番組「やぐちひとり」ED)

37.innocent starter / 水樹奈々(アニメ「魔法少女リリカルなのは」OP)

38.ヒメムラサキ / 水樹奈々(アニメ「バジリスク ~甲賀忍法帖~」ED)

39.ETERNAL BLAZE / 水樹奈々(アニメ「魔法少女リリカルなのはA's」OP)

40.OUTRIDE / アニサマフレンズ

-アンコール-

1.ONENESS / アニサマフレンズ

2.OUTRIDE / 出演者全員

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