僕の心が魔法に変わる、おもしろカッコいい展示で満載の「魔神英雄伝ワタル&魔動王グランゾート展」が11月22日スタート!

「魔神英雄伝ワタル」が放送を終了して30年、そして「魔動王グランゾート」が放送を開始して30年というメモリアルイヤーの2019年に、両作品の貴重な資料やキャラクターデザインを手掛けた芦田豊雄さんをはじめとするアニメーターによる原画といったさまざまな素材を通して作品の魅力に迫る「魔神英雄伝ワタル&魔動王グランゾート展」が、2019年11月22日よりスタートする。

本展示は、11月22日から12月15日まで、東京・西部渋谷店モヴィーダ館7階“スペースJ”にて開催される。

会場にはいまだ人気の衰えない「ワタル」&「グランゾート」の最新ホビーや、企画書からキャラクターデザイン、メカデザインといった貴重な資料。はたまた絵コンテや台本、アニメ誌やパッケージのジャケットに使用されたイラストのパネル。さらにサンライズに保管されている、キャラクターデザインを務めた芦田豊雄さんをはじめとする人気アニメーターによるイラスト原画が展示されており、「ワタル」「グランゾート」両作品のファンを喜ばせてくれること間違いなし!

今回はおもしろカッコいい会場の模様を、ちょびっとだけご紹介。

エスカレーターを降り、まず目に飛び込んでくるのは「ワタル」「グランゾート」主要キャラが勢ぞろいした特大パネル。個人的にはラジオドラマ「魔神英雄伝ワタル3」の敵キャラ・牙皇子(きばみこ)もちゃんと描き起こされている点がたまらなかった!

そして最新のホビーを展示。「ワタル」「グランゾート」ともにさまざまなメーカーから、多彩なアイテムが登場予定。千価練の「邪虎丸」は、このイベントで初公開となる。

そのほか、最新作「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」のアイテムや「ホビージャパン」、「モデルグラフィックスといった模型専門誌に掲載された作例も展示されている。

今回の目玉の一つがこちら。歴代作品の貴重な資料だ。

「ワタル」の企画書では、当時の「ビックリマン」人気を非常に強く意識していたことがうかがえるし、「グランゾート」では「アゾート」という別名が使われているのが興味深い。

そして、「魔神英雄伝ワタル2」コーナーでは、準備稿を元に作成された変形機構検討用の龍星丸試作品を展示! これは珍しい。画面に登場するものとは全く異なるフォルムの初期バージョンは、必見だ。

そのほか、グランゾートの変形機構検討用試作品や、魔動銃の玩具用原型も展示。木型というあたりは昭和の玩具ならでは!


セル画や台本、絵コンテも展示。
特に絵コンテは手に取ってじっくりと眺めることができる。

まだ多くの謎に包まれている最新作「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」の資料も展示されている。

じっくりみると、各バージョンの龍神丸には歴代「丸魔神」の意匠が組み込まれていることがわかる。果たしてどんなドラマが展開するのか……。

さらに雑誌やVHS、DVDのパッケージなどに使用されたイラストや、キャラクターデザイナー・芦田豊雄さんらの原画も展示。温かくも力強いタッチのイラストを間近で見られる、またとない機会だ!

会場自体はそこまで広いわけではないものの、とにかく展示されているものがいちいちディープ! じっくり眺めたら余裕で数時間くらい過ぎちゃいそうだ。

物販も充実おり、会場限定のアイテムも多数用意されているので、お買い逃しなく。

なお、開催期間中に一部展示替えも予定されているほか、週替わりで当時のスタッフによるサイン会も開催予定。さらに、税込み3,000円以上の買い物をするとくじを1回引ける抽選会にも参加できる。参加条件や抽選会で入手できるグッズなどは公式サイトに掲載されているので、詳細はそちらでご確認いただきたい。

【イベント概要】

■ワタル&グランゾート展

・会期:2019年11月22日(金)~12月15日(日)

・会場:西武渋谷店 モヴィーダ館7階“スペースJ”

・開催時間:午前10時10分~午後9時(最終入場は午後8時30分)

・企画・制作:墓場の画廊、株式会社クレイジーバンプ

・共催:株式会社エニー

・協力、監修:株式会社サンライズ

おすすめ記事