「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)」、OVA化プロジェクト クラウドファンディング開催決定!!

2004年11月29日に「planetarian」が誕生してから15周年を迎えることを記念して、外伝小説の1本である「雪圏球(スノーグローブ)」の映像化を目指す15周年記念クラウンドファンディングの開催が決定した。

「planetarian」は、「Kanon」「AIR」「CLANNAD」で知られるKey/ビジュアルアーツが2004年に発売したデジタルノベル。世界大戦により荒廃した近未来の都市を舞台に、30年間プラネタリウムで客を待ち続けていた少女型ロボット・ほしのゆめみと迷い込んだ男の交流を描くSF感動作。

⇒KeyのSF感動作「planetarian」、メインスタッフ&キャストを一挙発表! 7月に配信スタート、9月に劇場版公開

2016年には配信アニメ「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」、劇場アニメ「planetarian~星の人~」が公開されている。アニメ公開後もフルドーム化され、全国各地のプラネタリウムで上映されるなど、長く愛されている作品だ。


その「planetarian」の外伝小説である「雪圏球(スノーグローブ)」の映像化を目指す、15周年記念クラウンドファンディングの開催が決定した。


アニメーション制作担当は、配信・劇場版「planetarian」を制作したデイヴィッドプロダクションのスタッフが新たに立ち上げたスタジオ「オクルトノボル」だ。玉村仁さんが監督を務め、前作の監督である津田尚克さん自身もスーパーバイザーとして今作に参加するという。キャラクターデザインには竹知仁美さん、脚本にはヤスカワショウゴさんほか、前作にかかわったスタッフが数多く参加することが決定している。

クラウドファンディング概要

クラウドファンディングは2019年11月29日(金)12時から開始予定で、目標額3,000万円を達成した場合、約20分~25分のOVAが制作される。クラウドファンディングはCAMPFIREで行われ、本作のOVAならではのさまざまなコースが設定されている。

また今回、クラウドファンディングを記念して、キービジュアルとPVが解禁された。PVは、原作、アニメの映像を振り返りながら「planetarian」の歴史がわかる映像に仕上がっている。

ほしのゆめみ役・すずきけいこさんからコメント到着!

このたびのクラウドファンディング発表を受け、ほしのゆめみ役・すずきけいこさんからコメントが届いている。

・すずきけいこ(ほしのゆめみ役)コメント(原文ママ)
最初に雪圏球を収録したドラマCDから数えてもう10年以上経ちましたが、いまでも多くのファンの方が覚えていてくださって大変嬉しいです。いったん劇場版『星の人』でゆめみの物語は完結していますが、平和だった頃の花菱デパートをもう一度覗いてみたくなりませんか?映像化、ぜひ実現できるようにご支援よろしくお願いします。

【作品概要】
■「planetarian」

<スタッフ>
原作:「planetarian ~雪圏球~」(Key)
監督:玉村 仁
シリーズ構成・脚本:ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン・総作画監督:竹知仁美
プロップデザイン:江間一隆
美術監督:渡辺幸浩
美術設定:村田貴弘
色彩設計:佐藤裕子
撮影監督:渡辺有正
3D監督:長澤洋二
編集:廣瀬清志
音響監督:山口貴之
音響効果:小山恭正
劇伴・楽曲制作:Key/VISUAL ARTS
スーパーバイザー:津田尚克
アニメーション制作:オクルトノボル
製作:15th planetarian project


<「planetarian」STORY>
舞台は近未来。宇宙開拓破綻に端を発した世界大戦のため、ほとんどの人間が死に絶え、地表では雨が降り続いていた。時が止まったはずの封印都市で、「屑屋」の男が出会ったもの。それは、無垢な少女の形をした、1体のロボットだった……。


<「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)」STORY>
本編の前日譚。世界中の人類が熱狂した宇宙開拓が終焉を迎えつつある時代が舞台だ。花菱デパート、プラネタリウム館のコンパニオンロボット「ほしのゆめみ」は業務命令を無視して職場放棄を繰り返していた。それはゆめみが10年前に行った、ある「約束」が原因で……。世界がまだ平和だったころの、心温まる物語。

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