超リアルな造形に感動のミニ公衆電話&癒し度満点のマスコットに萌え!【ワッキー貝山のガチャ探訪 第34回】

めんそ~れ!「沖縄ガチャガチャツアー」に行って来ました。

「沖縄=ガチャアイランド」なのか?という疑問を解決することも兼ねての視察旅行となりました。真相はいかに?

那覇空港では、さっそくご当地アイテムの「沖縄土産ガチャ」を確認し、近くの道の駅では「幸運の金大蛇ゴム人形」500円ガチャを発見。「おきなわワールド」では、本物の大蛇と遭遇。その隣に金運が向上するという「蛇の抜け殻」ガチャが! レアな「牙」などもゲットできるそうです!

異国情緒漂う商業施設「カーニバルパーク・ミハマ」内にある専門店「ガチャりばOKINAWA」では、「なんくるないさソックス」や「沖縄限定マグネットコレクション」が! 私、シークレット当てちゃいましたよ。「イオンモール沖縄ライカム」内にある「ドリームカプセル」には、スタッフこだわりのラインアップが! 探していたものがきっと見つかります。そして「美(ちゅ)ら海水族館」での、うさまるコラボフィギュアには癒されましたね。

最後に、火災後の「首里城」にも立ち寄ってきました。「守礼門」や「園比屋武御獄石門」の観光はできました。売店ではオリジナルピンバッチやクリスタルキーホルダーのガチャが! 首里城の素敵なおみやげが買えました。琉球魂の力強さを感じましたね。

このように、沖縄にはレアガチャスポットがたくさんあるのです。今度はよりしっかり計画したツアーで行きたいところ!

そんな南国ロスが残るワッキー貝山が、最新アイテムから独断でイチオシガチャをピックアップいたします!ご拝読あれ!

こーどの鳥さん バンダイ 全8種 200円

まずは、なんともかわいいケーブルアクササリーのカプセルトイを紹介!

意外にも本連載には久々の登場となる「バンダイ」さんの新商品。キャラクタートイを中心に展開しているバンダイさんですが、こちらはオリジナルシリーズ「HUGCOT」のひとつになります。

数あるファンシーカプセルトイの中から何ゆえに「こーどの鳥さん」をセレクトしたかと言いますと、ある日、私の目に飛び込んできた「ディスプレイ(台紙)」がきっかけ。青空をバックに、ケーブルにずらりとならんだ鳥さんたちの姿が、本当に仲よく電線にとまっている鳥たちの姿に見えたのです。「鳥さん」の重さでダラーンとしたケーブルの上で寄り添っている雰囲気が、なんとも滑稽。気づけば自然にダイヤル回していました。

それでは1羽1羽、じっくり観察していきましょう。

●スズメさん

センターにお座りになるのは、ご存知「スズメさん」。冬の寒さに耐えられるように、脂肪を蓄えでっぷりしています。ぱっちりオメメに、ヒゲみたいな模様。大きめの丸々とした背中から見ると、まさに栗大福!? 思わず笑えてしまいます!

●カラスさん

威嚇しながら陣取ってそうなんですが、奇跡的にほかの鳥と仲よくとまっている? バランスを取るように、シュッと伸びた尾羽にはカラスの威厳を感じます。

●シマエナガさん

かわいすぎる姿に、メディアも騒然! 写真集も出版されたりして、ますます人気急上昇の野鳥さんではないですか! 全体的に真っ白な体に、黒い尾羽と茶色い手羽が映えます。チョンとつぶらな目と口がポイント! 造形師さん、アッパレ!

●メジロさん

黄緑のやさしい色が特徴。目の周りが白いので、この名前になったそうです。ミニチュアサイズなのに細かな彩色の表現力が素敵!

●ハトさん

ずいぶん小太りですなぁ。コロコロしています。広々した背中がイイね! くちばしの上の鼻模様の再現もじっくり見てほしいです!

●インコさん(みどり)

お顔を左に傾けてのポーズは、まさにインコならでは! 黄色から緑色へのグラデーションが、さらにかわいさに拍車をかけています。目や鼻元、顔の模様も含めてパーフェクト!

●インコさん(あお)

色鮮やかなインコさんは、誰かのペット? たまに見かけますよね、迷い込んだペットのインコ。たった1羽になった今、早くも順応性を発揮か? 仲間を見つけてなじもうとしているようにも見えます。白と青のコントラストがきれいですね。ほかの野鳥と並んでいる姿に違和感もありますが、場をよりにぎやかに盛り上げてくれているようにも見えますね。

ちなみに全てのマスコットの脚にはくぼみがあるので、しっかりとコードが挟めます。今後は「にゃんこ(猫)」「はちゅこっと(爬虫類)」「わんこっと(犬)」など、ファンシーに展開予定。このかわいさがあれば、続々ヒット間違いないっしょ。



NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション タカラトミーアーツ 全6種 300円

年号が令和へと変わって、はや7か月……。「平成」も遠くなってしまいましたね。

そんな平成の時代の半ばころまで、街中のそこかしこにあったのが公衆電話! 携帯電話の普及で、今や探してもなかなか見つからないレアな存在になりかけていますが、昨今は皮肉なことに災害時における有効な通信手段として再評価されております。

そんな公衆電話が、ここにきてガチャで大復活! ミニサイズながらも、しっかりと受話器のフックが上下に動くし、ボタンを押せたり、コイン返却口が動いたりと、さすがNTT東日本さん協力だけあってリアルな仕上がりです。「これ、使ったなぁ~」というものから「こんなものもあったんだ~」と感心させられるものまであったりと、納得のラインアップになっています。

●MC-3P(アナログ公衆電話機)

一般的な公衆電話がこちら。緑色の電話を見つけた時の安心感もあってか、清々しく話せたことを思い出します。

●DMC-7(ディジタル公衆電話機)

当時モダンな印象を受けました。テレホンカードの吸い込まれる音も、相手の会話の声もスマートな感じがしたような。

●MC-D8(アナログ公衆電話機)

緊急ボタンがないバージョン。まだ硬貨が主流だったのか、投入口がわかりやすいですね。

●新形赤電話機

ザ・昭和だね。当時は「たばこ屋」さんのカウンターで、硬貨を積み上げて会話している大人がいました。

●デュエットホン

電話開業100周年記念に製作された変わり種の1台。今でいうところの3人チャット機能なのか?

●金色の公衆電話機

当時の皇太子さまと雅子さまのご成婚の際、パレード沿道の公衆電話がこの色に! どんな会話でもテンションが上がりそうですね。

全てに「公衆電話使い方ステッカー」付属。確かに使ったことがない人もいますからね~。

さて、次回はこの年末恒例企画の「MVC(Most Valuable Capsuletoy)」を発表! どんなカプセルトイが選出されるのか? お楽しみに!

また、現在発売中の雑誌「EXMAX 1月号」(楽楽出版)にて最新ガチャコラムが掲載されています。全国の書店・コンビニ・インターネットにてお買い求めください!


<プロフィール>

ワッキー貝山

フリータレント兼ガチャガチャコレクター(カプセリスト)

7歳からガチャガチャを集めだし、10万個所有。「愛しのインチキガチャガチャーコスモスの全て」「素晴らしきインチキガチャガチャの世界―コスモスよ永遠に」「最終決定版!インチキガチャガチャの真相―コスモス、その愛」(双葉社)「日本懐かしガチャガチャ大全」(辰巳出版)などの関連本を出している。

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