山中真尋×寺島惇太のギリギリ過激トークが炸裂! 「みんなで乾杯★TVアニメ『パパだって、したい』パパと家政夫お疲れ様上映会&トークショー」レポート

人気BLアニメ「パパだって、したい」のオフィシャルイベント「みんなで乾杯★TVアニメ『パパだって、したい』パパと家政夫お疲れ様上映会&トークショー」が、2019年6月1日、ベルサール御成門駅前にて開催された。

「パパだって、したい」は、世尾せりなさん原作の人気BLコミックが原作のアニメ。家政夫バイトの大学生・阿澄は、訪れた成瀬家で、成瀬が欲求不満なことに気付き、ついつい魔が差してしまった阿澄と成瀬の恋愛模様が描かれ、人気を呼んでいる。本作は地上波では通常版ショートアニメの放送となるが、ComicFestaアニメZoneでは、過激なシーンもばっちり描かれている年齢制限つきの完全版が配信中だ。

今回のイベントはTV放送終了を記念したイベントで、キャストによる主題歌ミニライブ、アニメ一挙振り返り上映、トークステージなど「パパした」ワールドを堪能できる内容。ちなみに第1部では全年齢対象の通常版、第2部では完全版が上映されたため、18歳未満は参加不可となった。

今回は、年齢制限ギリギリなトークが炸裂した昼の部の模様をレポートしよう。

抱腹絶倒の全話一挙上映&トーク!

開演前の会場には、早くも女性ファンたちの熱気が充満している。そんな熱すぎる会場に、まずは司会の前内孝文さんが登場。観客に起立するよう呼びかけると、阿澄皇哉(あすみ こうや)役の山中真尋さん、成瀬圭壱(なるせ けいいち)役の寺島惇太さんが登場! 主題歌「Home sweet Home」のミニライブでイベントがスタートした。息の合ったデュエットを披露する山中さんと寺島さん。最後は愛息・成瀬壱佳(のボード)も一緒に、家族水入らずのスリーショット! 会場からは「かわいい!」と歓声があがった。

今回のステージは全年齢対象の第1部ということで、「コンプライアンスギリギリを攻めます」と寺島さん。すでにこの時点で何かが起こる予感しかないが、ひとまず観客と一緒に乾杯をする3人。今回のイベントは飲食自由。さらに20歳以上ならアルコール飲料も、1杯までなら飲んでいいという、この手のイベントでは珍しいレギュレーションとなっている。

まるで自宅で友達と一緒にアニメ鑑賞を楽しむような感覚で、全話一挙上映へとなだれこんでいった(ちなみに山中さん、寺島さんはビールを飲んでいた)。

今回の一挙上映では、TOKYO MXで放送されたオーディオコメンタリー付きの第1話、第6話、第8話も上映。そのオーディオコメンタリー付き映像に、キャスト陣がコメントをつけていくという、非常に珍しい上映会となった。また、ツッコミを入れたいシーンで「ストップ!」と言うと映像が止まる、という特別ルールも用意されていた。

山中真尋さん

寺島淳太さん


というわけで、さっそくオーディオコメンタリー付きの第1話からスタート。心の準備ができていなかった山中さんが、いきなり「ストップ!」と声をあげたり、自分たちのオーディオコメンタリーを聞きながら「これが流れていたかと思うと驚きますよね」と寺島さんが冷静にコメントしたりと、アニメ本編に負けず劣らずトークも面白い!

そのいっぽうで、第2話で阿澄から足を触られた成瀬が、「やめて」と顔を真っ赤にするシーンでは、あまりにもセクシーな寺島さんの演技を山中さんが絶賛するなど、役者ならではの着眼点もうかがえる充実のトークが展開した。

全8話の上映の次は、お蔵入りになったコメントが紹介された。ここでは、寺島さんが山中さんにショッピングセンターで買ってあげたい物として「貞操帯」をあげるなど、ちょっと地上波にはかけられない過激なトークが飛び出し、会場を沸かせた。また、アフレコ現場で一番人気のキャラクターは意外にも壱佳ちゃんだったことが明かされた。成瀬のセクシーなシーンが出ても女性声優陣は特に反応しなかったそうだが、壱佳ちゃんが出てくると「かわいい!」と大盛り上がりだったそうで、寺島さんはちょっぴりジェラシーを抱いていたようだ。

コンプライアンスぎりぎりのBLエチュードに大興奮!

イベント後半は、「山中真尋と寺島惇太だって、BLしたい」と題したクイズ企画コーナーが行われた。

数多くのBL作品に出演している山中さんと寺島さん。そろそろ実際にBLを体験したいんじゃないの?ということで、さまざまな企画に挑戦。全問正解できると、第2部にシャンパンタワーでお祝いしてくれるという。

問題は、「2人の思い出の場所は?」「『パパした』関連のイベントで一番の思い出」など。ここでしか聞けない、レアなトークとともにクイズは進行していった。

コーナー後半には寺島さんが山中さんのシャツのボタンを30秒でとめてあげたり、山中さんが寺島さんのネクタイをしめてあげたりと、BLあるあるシチュエーションに挑戦!

最後の5問目には、観客の私物を題材にBLエチュード(即興劇)に挑戦することに。某黄色い熊さんの歯ブラシとダーツという、なかなか難しい題材にもかかわらず、ノリノリでBLエチュードを行う山中さん×寺島さん。最後はちょっぴり成人指定っぽいネタも飛び出したものの、たくましい妄想から生まれた筋書きのないドラマに会場は大きく盛り上がった。

最終的になし崩し的に「成功!」とジャッジされ、晴れて夜の部にはシャンパンタワーが登場した。

イベント終盤は、発売直前の単行本第3巻収録の1シーンの生アフレコが行われた。ここではアニメ未登場の新キャラクター・高野を前内孝文が演じたほか、あまり成瀬の出番がないということで、寺島さんは代わりに壱佳ちゃんを担当。アニメでは聞けなかった、寺島さんのかわいい声に黄色い声があがった。

いろいろな意味で盛り上がったイベントは、最後まで笑顔とツッコミ所が満載。またいつか再会できることを願って、第1部は終幕となった。



<おまけ>
第2部では予告通りシャンパンタワーが登場! みんなでセレブにかんぱ~い!


また会場の物販コーナーでは、「阿澄皇哉のうまい棒」と「成瀬圭壱のうまい棒」が販売されていた。どんな味なのかは食べてのお楽しみ!!



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