【インタビュー】ニューシングル「星が降るユメ」と、2019年の藍井エイル

2019年11月27日に、TVアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」のエンディングテーマ「星が降るユメ」をリリースした藍井エイル。また、CDの発売に先駆けて、「藍井エイル LIVE HOUSE TOUR 2019~星が降るユメ~」を全国7都市で開催し、盛況のままに終了した。
今回はニューシングル「星が降るユメ」の話を聞くとともに、1年間の活動を振り返るインタビューに。藍井エイルにとって、2019年はどんな年になったのか?

11月のライブハウスツアーは、リラックスして歌えました


──11月3日から22日まで、「藍井エイル LIVE HOUSE TOUR 2019~星が降るユメ~」が開催されました。今回のツアーはいかがでしたか?

藍井 とても楽しいツアーでした。お客さんとの一体感が生まれるようなセットリストやパフォーマンスに挑戦したツアーでしたし、スタッフが作り出す現場の空気もすごくよくて、リラックスして歌うことができました。歌っているときも、笑顔が多めだったみたいです。

──ライブレポートがネットにアップされていますが、楽しそうな雰囲気が写真からも伝わってきました。

藍井 今回のツアーはいろいろな気づきもありました。たとえば、ライブの前に広背筋を鍛えると姿勢がよくなり、肺が広がって歌いやすくなるというのがわかって、毎回のルーティーンになっていきました。それから、肩を上がらないように気をつけて、肩甲骨を動かすようにすると肩がリラックスして、喉にもいいということもわかって。体のコンディションを整えることに気を配りました。

──ライブにあたっては、フィジカルを整えることって大事ですよね。

藍井 かなり大事だと思います。いろいろと気づかうことが多いので、1つひとつ確認してライブに臨みました。「鼻腔共鳴」もそうで、鼻に響かせて歌うことで喉を守ることができるんです。そのおかげで今回のツアーは声が枯れることなく、最後までいいコンディションで完走できました。

──いつも思うんですけど、2時間とか3時間、ライブで歌いっぱなしというのはすごいことですよね。

藍井 しかも今回のセットリストは序盤に激しい曲を並べたので、最初から集中力を発揮しないといけなくて。私はあまり汗をかくタイプではないんですけど、首周りから髪まで汗で濡れるような状態でした。お客さんは「殺人的セットリスト」と言って喜んでくれたんですけど、自分の首を絞めることにもなって(笑)。でも、苦しいことによってアドレナリンが出たのか、すごく集中できたし楽しめました。

──「殺人的セットリスト」が功を奏したんですね。

藍井 そうみたいです。MCも前回の「Fragment oF」のツアーよりもパーソナルな部分が出せるようになって、よかったなと思います。落ち着いたペースでお話しすることができました。

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