「残酷な天使のテーゼ」は天からのギフト――「新世紀エヴァンゲリオン」NETFLIXでのTVシリーズ全話&旧劇場版・配信記念! 高橋洋子(歌手)インタビュー!
1990年代後半、社会現象を巻き起こした伝説のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が、2019年6月21日より動画配信サービス・NETFLIXにて、全世界独占配信される。
「新世紀エヴァンゲリオン」は、1995年にテレビ放送された庵野秀明監督によるSFアニメ。碇シンジら14歳の少年少女が、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、使徒と呼ばれる謎の敵性生命体と戦いを繰り広げるという作品。
人間の本質を問うような、哲学的なストーリー。エンターテインメント性抜群のアクション。謎が謎を呼ぶストーリーなどが、それまでのアニメの常識を覆すほどのクオリティで作り込まれた本作は、たちまち日本中を席巻。社会現象クラスの人気を博し、日本のアニメの歴史を塗り替えてしまった。
そんなアニメ史に残る名作「新世紀エヴァンゲリオン」のTVシリーズ全26話と劇場版である「EVANGELION:DEATH (TRUE)²」「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」が、2019年6月21日よりNETFLIXにて配信をスタートする。SVOD(月額制定額オンラインストリーミングサービス)での配信は、今回が初となる。
そこで、今回はオープニング主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌った歌手・高橋洋子さんに、改めて「エヴァ」と歩んできた24年間について語っていただいた。
高橋さんは、5月22日に「エヴァンゲリオン」シリーズの遊技機に搭載された楽曲を中心にまとめたミニアルバム「EVANGELION EXTREME」をリリースしたばかり。本アルバム収録には、高橋さん自身が作詞を手がけた新曲「赤き月」が収録されている。今もなお進化し、変化し続ける「エヴァンゲリオン」という作品は、果たして高橋さんにとってどのような存在なのだろうか……?
アニソンは、国境を越える最強のパスポート
――「新世紀エヴァンゲリオン」(以下、エヴァ)が放送されて、すでに四半世紀が過ぎようとしています。高橋さんにとってこの24年間は、どんな年月でしたか?
高橋 まず「残酷な天使のテーゼ」をレコーディングさせていただいた当時は、絵もまだできてないし、ストーリーも知らないという状態だったんですが、噂レベルで「なにやらすごいアニメらしい」という話はうかがっていたんです。ただ、その想像をはるかに上回る勢いで世界に広まっていったということについては、たぶん私が一番びっくりしていたのではないかと思いますし、そんな作品に参加させていただいたことは、大変光栄なことだと思います。
「エヴァ」は、取りようによってはどのようにも受け取れてしまうという作品ですので、ファンや周りの皆さんとお話していると、みなさん、それぞれ感想が違うんです。それを楽しみつつ、いろんなお話を聞かせていただきながら歩んできた24年だと思っています。
――高橋さんが、最初に「残酷な天使のテーゼ」の歌詞や曲に触れた時の印象はいかがでしたか?
高橋 正直、曲も詞もすごく難しいと思いました。最初にシンセサイザーの仮メロディが入ったデモテープをいただいたんですが、テンポは速いし、一体どこで息つぎをするんだろうって。ここにどんな歌詞が乗るのかなと思っていたら、「残酷な」「天使の」「テーゼ」ですよ? 天使? 残酷?ってびっくりしました。でも実際に歌ってみたら、ぴったりメロディにはまるんです。さすが及川眠子さんですよね。最後に歌いきるところとかも、「ああ、これはヒットするだろうな」と思いながら歌いました。
――「残酷な天使のテーゼ」に対するイメージは、歌った当時から高橋さんの中で変化していますか?
高橋 変わっていってます。というのも「エヴァ」放送当時は社会現象にもなっていて、作品についてのコメントを求められることも多かったんですが、私はアニメそのもののスタッフではないのでどこまでコメントできるのかなと思ったりもしていました。その時は、スタジオミュージシャンの仕事の一部として引き受けて、歌わせていただいたんですけど、やがて自分も責任を持つべき立ち位置にいることに気づかされましたね。今は現在進行形で「エヴァンゲリオン ワールドツアー」中なんですが、そのライブでは世界中の方が日本語で歌ってくれます。世界中の、どの国の人も大合唱するんですね。これはもう、感動します。だから私はいつも言ってるんですが、アニソンは国境を越える最強のパスポートなんです。
「エヴァ」は、こういうことができる力を持っている作品だということを、日々痛感しています。その歴史的な背景とかもありつつ、日本でも日々いろんな事件があったり、嬉しいことがあったりという中で、そういういろいろな物事にリンクしているのも「エヴァ」なのかな、という風にも思っています。私自身、その時に感じたことを歌っているので、自分も日々進化しながら歌っているのではないかなと思っています。
――歌い方自体も変化していると思いますか?
高橋 そう大きくは変わっていないと思っています。最初に歌った時は20代半ばだったんですが、その時に「10代半ばの声」を要求され、「えー?」って思ったことを覚えています。とは言え、スタジオミュージシャンはいろいろな声を出すことも仕事ですから、できる範囲でがんばって歌わせていただきました。
今はもういい年になっているんですが、皆さんが最初に聞いたOPテーマのイメージというのは大切にしようと思っています。アニメの主題歌を聴きたいという方は、何十年経っても同じ歌を聴きたいと思って来られるわけですよね。その時に、全然違うものを提供するのは、やはり皆さんの期待を裏切ってしまうことになります。
だから、私が心がけているのはなるべく皆さんの思い出に寄り添っていく。今の私の年齢と規模で、そこに寄り添うように歌うということです。
――今回、「エヴァ」がNETFLIXで世界同時配信されますが、今、改めて世界中に向けて作品が配信される状況についてどう思われますか?
高橋 単純に嬉しいです。アニメーションは日本ならではの文化だと思いますから。そして「エヴァ」って、やっぱり今観ても全然古びないんですよね。それに何回観ても、私の中での答えが違うんです。この奥深さが、やっぱり世界中の人に受け入れられ愛される理由ではないでしょうか?
私はもう何回も「エヴァ」を観ているんですが、これを世界に配信していくことは革命的なことだと思います。「エヴァ」を、どの国の方々も好きなタイミングで見てくださるわけですよね。これが面白いって言ってくださるってことですよね。それはつまり、世界中の人が共通言語を持ち、感覚を共有できるということだと思います。これはすごいことです。
海外に行った時に思うのが、アニメを観て日本語を勉強される方が本当に多いということです。中国ではスタッフの方がみんな日本語で会話していて、「留学していたの?」って聞いたら、日本には行ったことがなくて、アニメ、マンガで勉強したって言うんです。さらに、たとえばお弁当が出てくるシーンがあると、「あのお弁当を食べてみたい」と思ったとか、アニメで描かれる日常生活を見て、日本人ってこういう風に生活しているんだって知るみたいなんです。ほかの作品になりますが、「ドラえもん」を観て、学校ではこういう机を使ってるんだって知ったという話を聞いたりすると、本当にアニメってすごいなと思いますね。
だからそういうことで言うと、「エヴァ」のキャラクター達の生活描写は、非常に日本という国を象徴していると思います。また、ストーリーについてはとても哲学的だと思っていて、観る人によって感想も違っています。今後はそういうことを、国境を越えて世界中の人たちと語り合えるのではないか、と期待しています。
――今、改めて多くの人に「エヴァ」が求められるのはなぜだと思われますか?
高橋 哲学的要素があるということ、それから非常に日常的なシーンがあるためだと思います。さらに、アダムやイブや使徒とか、ひと言で言い表せないところ。そして何より作品が終わっていないから、かな。だからみんな続きが気になるんですよね。そういうこともあって、答えがみんな違うんですよね。観た人が生きてきた背景と照らし合わせて、そのうえでどう感じるか、という作品だから。そこが魅力で、多くの人から求められていると思います。
チルドレンの母親として歌った新曲「赤き月」
――話は変わりまして、5月22日にミニアルバム「EVANGELION EXTREME」がリリースされました。こちらはどんなCDになっているのでしょうか。
高橋 2018年6月に「残酷な天使のテーゼ」と「魂のルフラン」をセットにしたシングルを発売しました。それは、その2曲が一緒になったシングルが、今までなかったということがひとつ。それと先ほど言いましたように、世界中でこの2曲を日本語で歌ってくださる方がいることがもうひとつの理由です。これを受けて、改めてローマ字表記、英語翻訳をつけたCDを出しました。その結果、これが高橋洋子の名刺のようなCDになったんです。昨今はなかなかCDが売れない時代ですが、その中でこのシングルが皆さんに受け入れていただけたこともあり、同様のコンセプトのミニアルバムがあってもいいのではないかな、と思ったんです。
「エヴァ」には、皆さんにまだそんなに知っていただけていない、関連楽曲がたくさんあるんです。それを1枚のCDにまとめることで、皆さんに聴いていただける機会を作れるかなと思いまして、今回のミニアルバムを企画させていただきました。そこに、ぜひ新しい曲も入れさせていただきたいということで、新曲も作らせていただきました。
「EVANGELION EXTREME」というミニアルバムは「エヴァ」ならではというか、ちょっと普通ではない尖ったイメージのある作品にしたいということで、それに見合った新曲になっています。それが「赤き月」という曲です。
「エヴァ」という作品について、ぱっと浮かぶイメージは何かと考えた時に、私は「母性」だと思っているんです。私自身が一児の母でもありますし、「残酷な天使のテーゼ」を歌った時は独身だったんですが、現在の私の年齢と14歳の少年少女と私の関係性で言うと、完全にお母さんとその子どもなんです。
そのお母さんの立ち位置でできることがあるか。どういう気持ちでその作品を表現するか。そう考えた時に、それはもう断然「母性」ではないかと。その母性を持ったうえで「エヴァ」に向き合った時に、シンジやアスカ、レイといった子達に私はどういう気持ちを伝えられるかということを私は歌いたかったんです。
また私自身、新しいことをやりたくて、ヒューマンビートボックスとのフューチャリングに初めて挑戦していますし、コンサートをやっていて最近思うのが、お客さんと一緒に歌いたいということ。だから一緒に大合唱していただけるようなパートを作ったり。
そして普段、私には一緒にまわってくれるダンサーが2人いるんですが、彼らがダンスバトルできるようなサウンドを取り入れてみたり。
だからCDで聞くだけでは完成しない、ライブで観て初めて完成するという新しい形の作品として「赤き月」を仕上げました。
――「残酷な天使のテーゼ」は10代の声で歌われていた、と先ほど話されていましたが、今回は母親のイメージということで、時を経たからこそ歌えた曲ということでしょうか?
高橋 そうですね。「残酷な天使のテーゼ」も収録している時は正直、何もわからないまま歌っている私がいたんです。でも何度も歌っていく中で気づいたのが、その曲が私にとっても応援歌だったということ。そして、お客様が歌ってくださり、その声に押されて自分もここまで来たと思うので、さらに多くの世界の方に歌を聴いていただき、歌っていただくことが今の私にできることだと考えながら歌いました。
――作詞にも挑戦されていますが、歌詞のイメージはどういったものなのでしょうか?
高橋 やはり母性ですね。自分が母親のまなざしで、シンジやレイ、アスカたちに何が言えるか、ということを考えました。私なりにですが、だからちょっと「エヴァ」からずれているところもあるかもしれないのですが、そういう「母親」という点を意識して書いています。
難しかったのが、詞を乗せづらいタイプのメロディだったので、普通だったらたとえば20個の言葉で表現できるところ、8個で表現しなくてはならなかったりしたところですね。とはいえ、「エヴァ」という名前の中でやらせていただくわけですし、もちろん監督やスタッフの皆さんへのリスペクトもありますから、あまり逸脱したものにはできない。でも新しいことをやりたいし、という試行錯誤の中で書かせていただきました。
――ライブで「赤き月」を楽しむうえで、どういった所を意識して予習していったらいいですか?
高橋 一度聴けば全員で歌っているパートがわかると思うので、そこを覚えてください。歌詞も「ナナナナ~」だけですので、何の心配もいりません(笑)。CDではスタッフ一同で歌っていますので、そちらもご堪能いただければと思います。
そして、今日まで皆さんが「エヴァ」と一緒に生きてきたという事実があっての楽曲ととらえていただいて楽しんでください。
最近「高橋さん、お会いできて嬉しいです。僕、『エヴァ』をやっていた時、シンジと同じ14歳だったんです」って言われることが多いんです(笑)。ずいぶんと月日が経っちゃったなって。そういう子達が、今はもう立派な大人になっているんです。ということは、彼らはもう14歳じゃない。今日までの生きてきた人生があるわけです。そこに「エヴァ」という作品は、ものすごくコミットしているわけです。そういうことを思いつつ、歌いましょう。皆さんの思いが乗ることで完成する曲だと思いますので、ぜひ歌いたいところを歌っていただいて、踊りたいところで踊っていただけたらと思います。
歌手引退から復帰……「エヴァ」が高橋洋子に与えてくれたものとは
――ちょっと話は逸れますが、高橋さんは2000年頃から一時期歌手を引退されていたそうですね。
高橋 そうですね。別に誰かに嫌なことをされていたとかそういうわけではなくて、もともと人前に出ることが苦手で、ひょっとして芸能界は合ってないんじゃない?みたいなところがあったんです。芸能って人に観られることが仕事なのに(笑)。2000年頃はセールスも落ち着いていたんですが、事務所やレコード会社の皆さんが、私の歌がうまく聞こえるように、きれいに見えるようにって、芸能界にいるだけでどんどん上げ底をしてくださるわけです。
そんな時に、ふと「このままだと私は勘違いして天狗になってしまったり、人としてだめになってしまうんじゃないだろうか」と思うようになり、急に怖くなってきたんです。これはいつも思うんですが、その人の生き方そのものが歌になっていると思うんですよね。プロとしては当然、練習してスキルを上げていくということは必要ではあるんですが、それ以前に人としてどう生きるのか、その上で歌手としてどうなのか、という考え方が自分の中にあるんです。そういうことの積み重ねが、結果として歌になると常日頃から考えています。
それに、ちょうど子どもを生んだ後ということもありましたので、いったん私は普通のお母さんになろうと思って、勝手に引退を決めてしまったんです。
――そんなことがあったんですね。
高橋 もちろん事務所のほうには「こういう理由で辞めたいです」とお話ししましたよ。そしたら「わかりました」ということで、引退することになったんです。
――その引退期間にも、歌ってくださいというオファーがあったんでしょうか?
高橋 時々はあって、どうしてもお断りできないような関係性の方からのお願いについてはお応えしていたんですけど、でも自分から営業したりはしませんでした。
――そんな高橋さんですが、今は再びステージに上がり、新曲も発表されるなど精力的に活躍されています。どういう心境の変化があったのでしょうか。
高橋 引退みたいな形で辞めていた時期に、それでもオファーをくださるファンの方々がいたんです。「どうしてもこのイベントにシークレットゲストに出ていただけないか」と何回断っても声をかけてくださるイベンターの方とか、この投票で1位になったから出てくれというファン代表の方の思いがあったからこそ、自分はこれまで活動してこられたということを、辞めてから思い知りました
それで、私はつべこべ言わずに、ただファンの皆さんに感謝をしながら歌えばいいんじゃないか、という答えにやっとたどり着いたんです。
面白いもので、そこで改めて歌おうと決めた頃から急に遊技機で、再び「エヴァ」が盛り上がり始めたんですね。
――まるで高橋さんの復帰を待っていたかのように。
高橋 たまたまなんですけどね(笑)。それとカラオケで、常にヒットチャートの中にいるようになったり。カラオケには私の歌が入っていませんから、実際のところ、私はそこまで関係はないんですが、私の歌を聴いて歌いたいと思っていただけたり、何年経っても順位がさがらなかったり。
そういうことが全部私の背中を押してくれて、じゃあ今の私ができる最高のことは何かと考えたら精一杯歌わせていただくことに尽きるので、また歌わせていただこうかなと。それで今に至るというわけです。
――高橋さんにとって、改めて「エヴァ」とはどんな存在ですか?
高橋 存在という点だけでいうと、本当に天からのギフトですよね。主題歌を歌わせていただけて。人間というものがここまで深く表現されている作品はありませんし、普通は見せないような部分も、こんなに見せてしまう作品はほかにはないと思います。夕方にこんな映像を流してもいいの、って思いませんでした?
――確かに思いました(笑)。僕も放送当時は中学生でしたけど、大人も意外と子どもと変わらないんだなと勉強させていただきました。
高橋 人間って何年経ってもそうそう変わらないんですよ。と同時に進化し、成長もするんです。だから何度観ても「エヴァンゲリオン」って感想が違うんですよね。だから面白いんだと思います。
インタビュー記念、高橋洋子サイン入りのシングル「残酷な天使のテーゼ/魂のルフラン」を抽選で1名様にプレゼント!
今回のインタビューを記念して、高橋洋子さんの直筆サイン入りシングルCD「残酷な天使のテーゼ/魂のルフラン」を抽選で1名様にプレゼント! くわしい応募要項をご確認のうえ、ふるってご応募ください。
<賞品>
高橋洋子サイン入りシングルCD「残酷な天使のテーゼ/魂のルフラン」
<応募要項>
・応募期間:2019年6月17日(月)~2019年6月24日(月)23:59
・当選人数:1名様
・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます
・賞品発送:2019年8月末までに発送予定
・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付
<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
ご応募に関して不正な行為があった場合
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