新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」ヒロイン・鈴芽役は18歳の原菜乃華! 監督コメントも発表

11月11日ロードショーとなる新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」より、ヒロイン・岩戸鈴芽のキャストが発表された。
(写真:新海監督・原菜乃華さんの2ショット)

原菜乃華、新海誠監督2ショット

2016年公開「君の名は。」、2019年公開「天気の子」に続く新海誠監督3年ぶりの最新作「すずめの戸締まり」。昨年12月の製作発表会見にて解禁となるやいなや、海外メディアからも注目を浴びた。

4月にはヒロイン・すずめのビジュアルや特報映像が公開され、神秘的な雰囲気を纏ったビジュアルで話題に。本作の4つのキーワード、「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」も明かされた。


新海誠3年ぶりの新作「すずめの戸締まり」特報・場面カット公開! 11月11日ロードショー

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岩戸鈴芽役は18歳の原菜乃華! 新海誠監督のコメントも発表


この度、ついにヒロイン・岩戸鈴芽(いわとすずめ)のキャストが決定。1700人を超えるオーディション参加者の声を全て聴き、新海監督が自ら探し出した、フレッシュな魅力あふれる原菜乃華(はらなのか)さんだ。


原菜乃華さんはトライストーン・エンタテイメント所属、2003年生まれの18歳。「真犯人フラグ」などのTVドラマや「胸が鳴るのは君のせい」「罪の声」といった映画にも出演している。


そんな原さんが声を吹き込む岩戸鈴芽は、九州の静かな町、叔母と二人で暮らす17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見ている。今作は、日本各地の廃墟を舞台に災いの元となる“扉”を閉めていく、すずめの解放と成長を描いた現代の冒険物語となる。


以前から大好きだったという新海監督から直接、「最終選考」と称したサプライズで、すずめ役に決定したことを告げられた原さん。号泣しながらも「頑張ります!」と力強く宣言し、喜びと抱負を語った。今作がアニメ声優初挑戦となる原さんが、新海監督と共にどのような「すずめ」を作り出すのか、注目だ。


新海監督が語る原さんの稀有な才能は、「感情と声の距離が、誰よりも近い」ところ。「分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と、ニューヒロインの誕生に期待を寄せている。


【コメント】※原文ママ
■新海誠監督
感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。
分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません。


■原菜乃華(岩戸鈴芽 役)
いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています。


「すずめの戸締まり」は、今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人との繋がりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です。


新海監督作品の大ファンであるが故に、不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています。

<プロフィール>
トライストーン・エンタテイメント所属。2003年8月26日生まれ18歳。東京都出身。
テレビドラマ:日本テレビ「真犯人フラグ」、フジテレビ「ナイト・ドクター」、フジテレビ「ナンバMG5」ほか
映画:「胸が鳴るのは君のせい」「罪の声」ほか

【作品情報】
「すずめの戸締まり」
公開日:2022年11月11日(金)
原作・脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.


<イントロダクション>
扉の向こうには、すべての時間があった―――
『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督 最新作

全世界が最新作を待ち望むアニメーション監督・新海誠。
少年少女の物語を、美しい色彩と無二の音楽で紡ぎ出す新海ワールド”は、国境や世代の垣根を超え多くの人々を魅了し、生み出してきた作品は高く評価されている。
空前の大ヒットを記録した『君の名は。』、そして続く『天気の子』は日本を代表する世界的アニメーション映画として、エンターテインメントの力を見せつけた。
最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。
それでも前に進むすずめの物語は、不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。その景色は、永遠に胸に刻まれる。


©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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